海に面していない札幌に小さな水族館があるのはご存知だと思われる。私は勝手に「まちなか水族館」と称しているのだが、先日おじいちゃんの真似ごとをして孫娘を連れて札幌市内にある「サンピアザ水族館」を訪れた。
昨日、3月31日(金)春休みに入った孫娘(小1)が我が家へお泊りに来るという。
ふだん全くおじいちゃんらしいことをしていない私は深く反省して、予定を返上して孫娘に付き合うことにした。(と言っても妻と一緒だったのだが…)
サンピアザ水族館はJR新札幌駅や地下鉄新札幌駅に直結するショッピングセンター「サンピアザ」の敷地内にあるため、交通の便はとても良い。
入館料は大人900円(65歳以上720円)、こども400円である。私は数年前に一度入館したことがあり、「想像以上に小さいなあ…」という印象だった。
しかし、春休み中とあってなのか館内はとても賑わっていた。(私たちと同じパターンが多かった?)
さて、久しぶりのサンピアザ水族館だったが、残念ながらその規模の小ささはいかんともし難い。大型の回遊水槽はあったが、ほとんどは小さな水槽で飼育・展示されている。
また、多少大型の生物として、ゴマフアザラシ、コツメカワウソ、イワトビペンギンが飼育されていたが、カワウソもペンギンも数が少ない。(ペンギンなど1頭だけだった)
そして室内飼育という点がやはり弱みのように思えた。ゴマフアザラシなど小さな水槽で少しかわいそうにさえ思えた。
それでも珍しい魚たちをいろいろと収集しようとしている努力がうかがえる展示であった。メモすることはできなかったが、中にはサンピアザ水族館でしか見られない種類のものもあるのではないだろうか?
小さなまちなか水族館ではあるが、いろいろ観客サービスにも腐心しているようだった。「ゴマフアザラシの餌付け」、「魚のサーカスショー」、「珍しい生き物のタッチ体験」など、私たちが訪れた短い時間の中でも、さまざまな催しを見せてくれた。
サンピアザ水族館の設立の経過を見ると、1982年に新札幌に大型ショッピングセンターがオープンするのに伴い「財団法人さっぽろ副都心社会文化財団」が運営母体となって設立され、その後「株式会社札幌副都心開発公社」に引き継がれ、現在に至っているという。
いわば半官半民のような形態だろうか?1982年というとバブル経済真っただ中に設立されたことになる。「海のない札幌の子どもたちに、海まで行かなくとも海を感じさせてあげよう」というような発想で造られたのだろうか?
よくここまで継続できたなぁ、というのが偽らざる感想である。
ここまできたからには、「まちなか水族館」としての魅力をいっそうアップさせて、ある意味で札幌の観光資源の一つにまで価値を高めることを考えてはいかがだろうか?
小さな孫娘は、初めこそ熱心に魚たちに見入っていたが、やがては魚たちより売店の方に関心が移ってしまったようだ。小さな子たちを捉えて離さない魅力ある水族館になってほしいものである。
昨日、3月31日(金)春休みに入った孫娘(小1)が我が家へお泊りに来るという。
ふだん全くおじいちゃんらしいことをしていない私は深く反省して、予定を返上して孫娘に付き合うことにした。(と言っても妻と一緒だったのだが…)
サンピアザ水族館はJR新札幌駅や地下鉄新札幌駅に直結するショッピングセンター「サンピアザ」の敷地内にあるため、交通の便はとても良い。
入館料は大人900円(65歳以上720円)、こども400円である。私は数年前に一度入館したことがあり、「想像以上に小さいなあ…」という印象だった。
しかし、春休み中とあってなのか館内はとても賑わっていた。(私たちと同じパターンが多かった?)
さて、久しぶりのサンピアザ水族館だったが、残念ながらその規模の小ささはいかんともし難い。大型の回遊水槽はあったが、ほとんどは小さな水槽で飼育・展示されている。
また、多少大型の生物として、ゴマフアザラシ、コツメカワウソ、イワトビペンギンが飼育されていたが、カワウソもペンギンも数が少ない。(ペンギンなど1頭だけだった)
そして室内飼育という点がやはり弱みのように思えた。ゴマフアザラシなど小さな水槽で少しかわいそうにさえ思えた。
それでも珍しい魚たちをいろいろと収集しようとしている努力がうかがえる展示であった。メモすることはできなかったが、中にはサンピアザ水族館でしか見られない種類のものもあるのではないだろうか?
小さなまちなか水族館ではあるが、いろいろ観客サービスにも腐心しているようだった。「ゴマフアザラシの餌付け」、「魚のサーカスショー」、「珍しい生き物のタッチ体験」など、私たちが訪れた短い時間の中でも、さまざまな催しを見せてくれた。
サンピアザ水族館の設立の経過を見ると、1982年に新札幌に大型ショッピングセンターがオープンするのに伴い「財団法人さっぽろ副都心社会文化財団」が運営母体となって設立され、その後「株式会社札幌副都心開発公社」に引き継がれ、現在に至っているという。
いわば半官半民のような形態だろうか?1982年というとバブル経済真っただ中に設立されたことになる。「海のない札幌の子どもたちに、海まで行かなくとも海を感じさせてあげよう」というような発想で造られたのだろうか?
よくここまで継続できたなぁ、というのが偽らざる感想である。
ここまできたからには、「まちなか水族館」としての魅力をいっそうアップさせて、ある意味で札幌の観光資源の一つにまで価値を高めることを考えてはいかがだろうか?
小さな孫娘は、初めこそ熱心に魚たちに見入っていたが、やがては魚たちより売店の方に関心が移ってしまったようだ。小さな子たちを捉えて離さない魅力ある水族館になってほしいものである。