田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

エンディングノート

2013-10-14 21:30:09 | 講演・講義・フォーラム等
 「エンディングノート」という映画があった。(私も観たがなかなかの秀作だった。)しかし、今回は映画の話ではない。「実際にエンディングノートを書いてみよう」という講座を受講した話である。 

 コープさっぽろが主催する「コープさっぽろオトナ学」~人生再設計のススメ~という講座を受講することにした。10月から来年3月まで月に1度の割合で6回開講する講座である。
 その第一回目が10月10日(木)午前、コープさっぽろ中央文化教室(中央区北1東 明治安田生命ビル内)で行われた。
 第1回目のテーマは『エンディングノートの役割と書き方』というものだった。

 エンディングノートとは? 「高齢者が人生の終末期に自身に生じる万一のことに備えて自身の希望を書き留めておくノート」ということだが、いわゆる遺書のように法的に効力があるものではなく、あくまで家族や周りの人に自分からのメッセージを伝えるメモ的なものとして、最近注目されているという。

              
              ※ 配布された手作り感あふれる「エンディングノート」です。

 講座では講師のライフプランアドバイザーである佐藤典子氏が自ら手作りした(?)エンディングノートが配布され、それに従って書き方や留意点などが話された。
 渡されたエンディングノートの項目は次のようになっていた。
 ①プロフィール、②これまでのわたし、③家族、④我が家の家系図、⑤医療・介護について、⑥もしもの時に知らせてほしい連絡先、⑦葬儀・お墓のこと、⑧財産管理、⑨遺言について、⑩大事な人へのメッセージ、となっていて総数で28ページである。

 実は私は同じ佐藤氏の講座を以前受講していたのだが、そのときは知識としてエンディングノートについて学んだだけで、いだいたエンディングノートも作成することなく放っておいたのだが、2度目を受講したこともあり「今度は一度作成してみようかな」と考えている。

 自分自身、人生の終末期などまだまだとは思っているが、病気や事故は自らの想定外に襲ってくることが多い。
 もし、例えそうした事態に遭ったとしても周りにできるだけ迷惑をかけないめにも、そろそろエンディングノート的なものは用意しなくてはならないのだろうなぁ、と受講しながら考えた私だった…。