田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 36 工房茶庵「巧」

2010-09-30 13:04:31 | 札幌Cafe紀行
 競馬体験をした後の反省会は甘味処での開催となった。オヤジたちがしるこやぜんざいに舌鼓を打つ図は他から見たらどのように映るのだろうか??
 
 「甘味処がCaféのカテゴリーに入るのか」という議論があろうかと思いますが、カフェをコーヒーなどを提供する「癒しの空間」と仮に定義付けると、「巧」も確かにコーヒーも提供しているのでCaféの一つとしてレポートすることにします。

 北海道神宮の下(表参道沿い)に「いつか入ってみたい」と考えていた甘味処があった。いや、今まで2度ほど入店を試みたのだが、参賀のときや神宮祭のときなど参道が混み合うときで、店も混んでいて入店が叶わなかったのだ。
 その甘味処「工房茶庵 巧」を幹事が用意してくれていたことが嬉しかった。
 ようやく念願が叶ったのだった。

        
      ※ 通りから奥まったところにあるエントランスです。この和の演出が素晴らしい!      

 店は通りからやや引っ込んで建っているため見落とす恐れがあるが、その引っ込んだ空間が独特の「和」の雰囲気を創り出している。緋毛氈も鮮やかである。

        
        ※ 店名や入り口の暖簾にも雰囲気を感じさせます。

 店内に入っても「和」の創りは徹底していた。
 普通の民家を改装したということだが、非常に上手く「和」の雰囲気を醸し出していた。

        
        ※ テーブル、椅子、そして照明、全てに和の雰囲気が漂います。

 私たちは7人で入店したのだが、一人が「御前しるこ」(650円)を注文した他は全員が「ぜんざい」(650円)を注文した。

        
        ※ こちらが「ぜんざい」です。

 「しるこ」と「ぜんざい」の違いはご存知かと思うが、一応蘊蓄を垂れると「しるこは漉し餡を使用するのに対して、ぜんざいは粒餡を使用する違い」である。(この説に異論を挟む向きもあるようだが…)
 その他のメニューとしては、クリームあんみつ(1000円)、みつまめ(750円)、コーヒー(550円 ※いずれも税抜き価格)などがある。

        
        ※ こちらが「しるこ」 写真ではその違いが分かりませんねぇ…。

 さて、ぜんざいの味だが、久しぶりの和の甘味は新鮮で美味しかった。特に小さいながら焦げ目をつけた餅が香ばしかった。
 また、何度もお茶のサービスがあり、好感度を上げるに十分だった。

 甘味が恋しくなった時、また行ってみたいと思わせてくれた工房茶庵「巧」だった。

        
        ※ アンティークな雰囲気を漂わせる八角形のテーブルと椅子です。

【工房茶庵「巧」 データ】
札幌市中央区北1条西28丁目
電  話 011-644-8068
営業時間 11:30~18:00
定休日  月曜日
座  席 28席
駐車場  有り(2台)
入店日  ‘10/09/25