田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道ツーデーマーチ 余話

2010-09-18 18:39:53 | 札幌ウォーク & Other Walk

 北海道ツーデーマーチのことをまだ一行も書いていないのに、いきなり余話から入るとは順序が全く逆である。ちょっと趣向を変えるのも面白いかと…。
 
 北海道ツーデーマーチの第一日、好天の中で21kmを歩いてきました。
 洞爺湖畔から噴火湾沿いの町豊浦町まで峠越えの山岳コースはなかなかタフなコースでした。詳しくは後日レポートできたらと思います。本日は別の話題を…。

 日本ウォーキング協会が所轄する大会では、参加者は必ずゼッケンをザックなどに表示することになっています。そのゼッケンに数字などの表記はなく、氏名や所属都道府県などを自ら書き込む形式のゼッケンです。そのゼッケンのひと隅に参加者自身がメッセージを書き込む欄があります。
 参加者はそのウォーキング大会への思いをさまざまに書き込みます。「楽しく歩く!」とか、「完歩を目ざして」「完歩!観歩!感歩!」などなど…。

 私は今回、何と書こうかちょっと頭をひねりました。
 思いついた言葉を頭に浮かべながら、私の一方の頭の中では拙ブログにしばしばコメントをいただく某氏から「ダサい」「クサい」「ニオう」などと揶揄されるだろうなぁ、と思いつつ敢えて揶揄される道を選択しました。
 その思いついた言葉とは…。

 今、生きている。生かされている。そのことをかみしめながら…。 

 ああ、ダサいですねぇ。クサいですねぇ…。
 どこかで聞いたことのあるセリフのようですが、一応オリジナルと思っています。
 最近、なぜ登山とか、ウォーキングなどに自分の趣向が向かうんだろうかと考えた時に、これまで病気や怪我にも遭遇せずに生きてこれたからこそ、と思うのです。
 同世代の人たちの中には私のようにやりたくともできない人たちがたくさんいるに違いないと思うと、その人たちの思いもどこかで感じながらウォーキングを楽しみたい、という思いが前述のようなダサい言葉となって浮かび上がってきたのでした。

 実はつい先日、私と同世代の方が今年の北海道マラソンを完走したことをお祝いする会を開きました。彼の場合は自らの健康を謳歌するだけではなく、自らの可能性を引き上げようと日々努力しています。
 そんな彼も自らの健康体を感謝していました。そして彼は70代、80代になってもフルマラソンを完走したいと言う。

 自らの生きている証を求めて…。生かされていることに感謝しながら…。
 それぞれの手段と方法でこれからも生きていきたいなぁ、と思いながら今日21キロを歩いてきたのでありました…。