ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市緑区にある見沼自然公園の修景池の湿地では、バンが元気に動き回っています

2018年02月26日 | 季節の移ろい
 さいたま市緑区南部領辻にある見沼自然公園では、水鳥のバンにも出会いました。

 見沼自然公園の中央部にある修景池には、毎年、晩秋から春まで、オナガガモやヒドリガモなどのカモ類が多数、飛来し越冬しています。



 修景池のハス田に近くにある湿地帯では、水鳥のバンが元気に歩き回っています。バンは体長が35センチメートルほどで、ハトくらいの大きさです。カモ類などと比べていくらか小型の水鳥です。





 オナガガモやヒドリガモなどのカモ類が水辺で水草などを探している一方、バンは水深の浅い水辺ではなく、水面から出た湿地帯を歩いています。





 バンは5月ごろには番となって、湿地などに巣をつくって、産卵し子育てします。バンは春の繁殖期に向けて活動し始めています。

 4月から5月には湿地帯にはヨシが生えてきて、バンの巣を隠し、子育てしやすい環境になります。この湿地では、ハクセキレイなども来て歩き回っています。

 見沼自然公園の中央部にある修景池を囲む雑木林や疎林の中には、マンサクの木が数本植えられていて、黄色い花を咲かせ始めています。



 濃い黄色の細長い花がよく咲いています。





 修景池を囲む歩道沿いに、ウメの木が花をさかせています。ここでは、紅梅が花をよく咲かせ始めています。



 雑木林と草原の間を、カワラヒワの群れが行き来しています。残念ながら、カワラヒワの群れは撮影できませんでした。

 木の枝に留まっていたモズが、草原近くの枯れ野に舞い降りました。



 モズもしばらくすると、番になり、巣をつくって、産卵し子育てします。

 長くて寒さが厳しかった冬が終わりつつあり、カモ類や野鳥たちは春の繁殖期に向けて、準備を始めています。