ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県館林市と邑楽群邑楽町にまたがる多々良沼公園に、コハクチョウを観察に行って来ました

2018年02月15日 | 旅行
 群馬県館林市と邑楽群邑楽町にまたがる多々良沼公園に、コハクチョウを観察に行って来ました。約1カ月ぶりの訪問です。

 多々良沼公園の中心にある多々良沼(たたらぬま)は、池の周囲が約7キロメートル、面積が約8ヘクタールもある大きな池です。蓄える水を減らしているために、池の半分ぐらいが浅瀬になっています。

 この多々良沼の南西側に浮島弁財天が小さな岬として突き出ており、そこに弁財天神社が建っています。



 この小さな岬までの歩道には、ソメイヨシノの桜並木が植えられています。

 多々良沼の西側にあるガバ沼と多々良沼は大まかには水路でつながっています。その水路にいたダイサギです。



 背の高いヨシ原の中には、モズなども潜んでいます。実際には、カワセミもいます。

 多々良沼の南西側に突き出た、浮島弁財天がある岬の近くの浅瀬には、カワウなどの集団しかいません。



 昼間でも多々良沼に残っているコハクチョウの群れの多くは、多々良沼の東側の浅瀬にいました。



 この東側の浅瀬では、コハクチョウの群れを観察しにきた方々が、パンなどのエサを与えているからです。





 ガバ沼にいた半数以上のコハクチョウが身体を丸めて休んで寒さから身を守っていましたが、東側の浅瀬ではエサをもらうために、コハクチョウたちは元気に動いています。

 浮島弁財天がある岬を回り込むように進むと、西側の浅瀬では、カルガモやマガモ、ヒドリガモなどが身体を丸めて休んで寒さから身を守っています。





 ごく数羽のカモ類が時々、身を起こして移動しています。多々良沼の中程の水面をみると、カルガモの群れが移動していました。

 寒い日が続くためか、多々良沼に飛来しているカモ類は体調を消耗しないように、身を丸めて、休んでいるようです。

 もう少し気温が上がれば、また活発に活動し、カモ類はエサをとり始めると推定しています。

 なお、約1カ月前に、多々良沼公園に、コハクチョウを観察に行ったことは、弊ブログの2018年1月19日編をご覧ください。

群馬県邑楽郡邑楽町にあるガバ沼にコハクチョウなどを観察しに行ってきました

2018年02月15日 | 旅行
 群馬県館林市と邑楽郡邑楽町にまたがる多々良沼沼に、コハクチョウなどを観察しに行って来ました。

 飛来しているコハクチョウの多くは、昼間は多々良沼沼につながる“ガバ沼”と呼ばれている池に行っているとの話から、そのガバ沼に行ってみました。

 ガバ沼は邑楽町(おうらまち)側にあります。

 コハクチョウなどの飛来地として有名なガバ沼は、その西側の道路側に観察場所(やや高台)が設けてあり、その東側に広がるガバ沼を観察する仕組みになっています。



 観察場所から見えるガバ沼は、立ち入り禁止になっていて、コハクチョウやカモ類などを保護しています。このため、水面に浮かぶコハクチョウたちまでは距離があり、コハクチョウたちは小さくしか見えません。

 ガバ沼の水面に浮かんでいるコハクチョウの半数以上は、寒さから身を守るように、首を身体の羽根の中に入れて、休んでいます。コハクチョウの多くは昼間でも体力を温存している様子です。



 水草などのエサを探すために、水面を進んでいるコハクチョウは少数派です。10羽ほどが水面を進んで、エサを探しています。







 ガバ沼には、カモ類はたぶん100羽以上、来ています。カモ類の約半数は、ガバ沼の水面にいます。カモ類の大部分はオナガガモです。



 西側に設けてある観察場所には、柵が設けてあります。子供連れの方たちは、その柵越しに、パンなどのエサを撒きます。すると、オナガガモなどのカモ類が争ってエサを食べにきます。



 この観察場所近くと、ガバ沼の水面との間を飛んで移動するオナガガモが多数います。エサが撒かれると、急いで飛んでやって来るオナガガモもいます。





 この観察場所には、バズーカ砲のような望遠レンズを付けた一眼レフカメラを三脚に載せた野鳥観察愛好家が数人、待機しています。

 彼らは、病気などで弱ったコハクチョウやカモ類を狙ってやって来るオオタカなどの猛禽類の登場を待っています。

 この邑楽町側にあるガバ沼は夏から秋までにヨシ原が人間の背丈を超える高さに育ちます。秋に飛来するコハクチョウやカモ類などが越冬しにくくなるので、ヨシ原を刈り取って水面を見えるようにしているそうです。