ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

三重県伊勢市にある伊勢神宮の豊受大神宮は、スギなどの鎮守の森に囲まれています

2016年11月24日 | 旅行
 三重県伊勢市豊川町にある伊勢神宮の豊受大神宮(外宮)は、スギの木などの巨木の木々による鎮守の森に囲まれています。

 豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮)は、天照大神のお食事を司る豊受大神(とようけのおおみかみ)をおまつりする大神社です。

 伊勢神宮の皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮)の約500年後に造営されたそうです。

 現在は、スギの木などの巨木の木々による鎮守の森が広がっています。



 この外宮の正殿などを祀る正宮(しょうぐう)は、中の建屋が横側から少し拝見できます(正宮正面の鳥居の中からは撮影禁止です)。





 この現在の正宮の隣に、大きな“開いた部分”があります。前回の正宮の跡地であす。



 20年ごとに、建屋などを建て替える式年遷宮による空間です。将来の予定地です。

 この外宮の中にある他の別宮(べつぐう)なども、式年遷宮による空間が隣にあります。

 土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)、多賀宮(たかのみや)も隣に開いた空間があります。

 風宮です。鎌倉時代に元寇によるモンゴル軍の侵攻を台風によって防いだ風の神を祀っています。



 これらの宮は、ヒノキの丸太によってつくられ、屋根は茅葺き(かやぶき)だそうです。

 外宮にある別宮や摂社(せっしゃ)などは、正殿などの式年遷宮による建て替え後に、順次、建て替えていくそうです。

 使用するヒノキの丸太は、鎮守の森である外宮ないで育てらてたヒノキを製材したものだそうです。このため、次の式年遷宮に備えて、ヒノキなどを植林しているそうです。

 外宮内部はスギやヒノキなどの針葉樹と照葉樹が混在するる鎮守の森のため、カエデなどの紅葉はあまりありません。

 外宮の入り口の側にある勾玉池(まがたまいけ)の周囲には、紅葉した木々がいくらかあります。







 広い勾玉池には、マガモやコガモなどが来ています。







 参拝客が見ている岸辺近くには、寄って来ません。

 この日は小雨が降り出す直前のため、池の空の映り込みはいまいちです。