ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県下諏訪町の八島湿原では、マルバダケブキやノアザミなどが咲いています

2013年08月04日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがる高層湿原の八島湿原(八島ケ湿原)では、盛夏のさまざまな野草が花を咲かせています。盛夏到来を感じさせる野草の花々です。

 標高約1600メートルの高層湿原の入り口から北西方向に湿原に沿って木道を30分程度歩くと、旧御射山遺跡がある御射山(みさやま)の草原部につながっている草原に出ます。

 その草原部分に設けられた木道・歩道です。霧ヶ峰高原の雰囲気たっぷりです。



この草原部分では、カッコウやホトトギスが遠くで鳴いています。 

 木道の両側の草原部では、盛夏に咲く野草が花を競って咲かせています。草原の中に、マルバダケブキの黄色い花が咲き始めています。草原の中で、マルバダケブキは背が少し高い野草だけに目立ちます。



 湿原沿いの草原部分に、ノアザミの群生が所々にあります。このノアザミの花にも、さまざまな昆虫が群がっています。





 コオニユリ(小鬼百合)も所々に花を咲かせて、それぞれの存在を主張しています。



 咲き始めたヨツバヒヨドリの花の蜜を、アサギマダラが吸っています。



 花に集まる昆虫を狙って、何種類かのトンボも飛んでいます。野草に留まったトンボです。名前は分かりません。



 霧ヶ峰高原の南東部に位置する八島湿原では、野草も昆虫も短い夏を懸命に生きています。晩秋から春までは、湿原一面が雪に覆われ、酷寒の地になるからです。