ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県下諏訪町の八島湿原では、盛夏が似合うヤナギヤンが花を咲かせています

2013年08月03日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがる高層湿原の八島湿原(八島ケ湿原)では、ヤナギヤンが花を咲かせ始めています。盛夏の到来を感じさせる野草の花です。

 霧ヶ峰高原の北西部に位置する標高約1600メートルにある高層湿原です。入り口部からみた、八島湿原を挟んだ奥には、北西方向にそびえる車山などがそびえています。見えている山は物見岩です。



 少し高台になっている入り口の斜面のすぐ下に、八島ケ池があります。水面は早朝の夏空を映しています。



 八島湿原の北西側を木道に従って車山方向に歩くと、途中にヤナギランが群生する所が何カ所かあり、花を咲かせ始めています。



 ヤナギランの群生は木道の両側に生えています。木道から湿原側に下がった側の斜面に咲くヤナギランの花は湿原を背景にしているために、やはり高原らしい風景です。



 いろいろな昆虫がヤナギランの花に群がっています。チョウはヒョウモンの仲間です。



 キンバイソウ(金梅草)が草むらの端で、鮮やかな濃い黄色の花を咲かせています。



 キンバイソウの美しい濃い黄色の花はとても目を引きます。多くのハイカーがキンバイソウの群生地で足を止めて眺めています。



 木道の両側には、ウドが多数、細かな花を咲かせたり、背の高いシシウドが所々に花を咲かせていたりと、さまざまな野草が花を咲かせています。また、カラマツソウも小さな白い花を咲かせています。

 高層湿原では夏の野草が盛んに花を咲かせ、短い夏を謳歌しています。ぞの花に、多くの昆虫が群がっています。