ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

冬桜を神川町の城峯公園で楽しみました

2010年11月29日 | 季節の移ろい
 冬桜で有名な神川町(かみかわまち)の城峯公園(じょうみねこうえん)に行ってきました。噂通りに、紅葉と冬桜を、同時に見ることができました。





 冬桜の名所として有名なのは群馬県藤岡市の三波川にある桜山公園です。市町村合併する前は、鬼石町(おにしまち)の桜山公園として知られていたため、今でも「鬼石の冬桜」と呼ばれることもあります。冬桜を題にした歌謡曲もできているそうです。

 鬼石の桜山公園は有名なので、駐車場が大変混むことが問題です。山道にあまり慣れていない方が運転して来るため、いろいろなことが起きます。ところが、似たような冬桜の名所として、埼玉県神川町の城峯公園もあることを知りました。藤岡市三波川のごく近くなので、気候が似ているため、冬桜が咲くのだろうと想像して出かけました。

 桜山公園と城峯公園は、向かい合っている山同士の山頂でした。“流湖”とも呼ばれる下久保ダムの湖面を挟んで向かい合っています。しかも、藤岡市から流川沿いに南下して行くと、まず「この先、桜山公園」の看板が出てきます。「冬桜祭り」の看板も出ています。多くの車は、有名な桜山公園に向かう道に入っていきます。ここまで藤岡市です。さらに南下すると、「城峯公園こちら」の看板が出てきます。

 城峯公園に向かう道は山を登ります。片側は険しい崖です。トンネルを抜けた所に、「城峯公園はこちら」と左折するように指示します。その先は、下久保ダムの堰(せき)の上の道路でした。ダムの堰は“橋”となっていて、藤岡市から向かい側の神川町側に渡ります。神川町側はかなりの山里という感じです。道幅が狭いので、城峯公園までは一方通行との表示が出ています(この看板を見逃し、逆走する車があって危険でした)。

 その先の山頂に城峯公園がありました。ここはバンガローなどが並ぶキャンプ場にもなっています。冬桜はどちらかというと、山頂部の冬桜は既に咲き終わっていて、下側の方が満開でした。





 城峯公園が冬桜の名所になったのは、地域の方々のボランティアによる長年の手入れの賜物だそうです。みんなで紅葉と冬桜を同時に楽しめればと、手入れに努めたそうです。今年も11月1日から12月5日まで、夜はライトアップしています。妙に観光地化していない点が気に入りました。なお、この冬桜は4月も開花するとのことです。桜の二毛作です。春の冬桜も見てみたいものです。