ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

弘前市の周囲はりんご園だらけでした

2010年11月03日 | 旅行
 弘前市の周囲はリンゴがたわわになっています。
 弘前市の周りはりんご園がたくさんあり、今が旬のリンゴが鈴なりになっています。


 旬のリンゴの木の下には、銀色シートが根元に敷いてあり、太陽光を反射させてリンゴの色づきをよくしています。旬が過ぎたリンゴの木は実がついていないので分かります。こうしたリンゴの木の根元には銀色シートが敷いてありません。

 一面リンゴの木が並ぶ丘も珍しくないほど、東西南北どこに行ってもりんご園です。りんご園をつなぐ出荷用の小道も細かく張り巡らされています。水田にならない土地はすべて、リンゴが植えてある感じでした。


 どのりんご園も早朝から収穫したリンゴを箱に入れて出荷しています。リングを入れた“通い箱”をうずたかく搭載した軽トラックがたくさん、共同出荷場に向かいます。その共同出荷場から大型トラックが箱詰めしたリンゴを目いっぱい搭載して、どこかに運んでいます。午前中は、こうしたリンゴを運ぶ軽トラックと大型トラックがたくさん走っています。場所によってはリング出荷のトラックで渋滞します。

 この無造作に積まれた出荷用のリンゴはほとんどが加工用だそうです。リンゴジュースやパイなどに加工されるようです。

 街道沿いの道の駅や農産物直販所は、どこもリンゴを販売しています。「サンふじ」「シナノゴールド」「サン北斗」「王林」(おうりん)、「秋映」(あきばえ)、「陽光」(ようこう)など、知っているものも初めて知るものもあります。

 リンゴ用木箱を久しぶりに見ました。リンゴ木箱1箱当たりで売値は約7000円ぐらいでした。それほど安くないなと思いました。数量が半分ぐらいの化粧ダンボールでも1箱で3000円ぐらいです。


 なかなかの価格になる理由は、品質がそろったきれいなリンゴを詰めているからです。その一方で、袋詰めで3、4個入ったリンゴは1個当たり100円以下です。少し傷がついているだけなのですが。

 また、どこでもリングジュースをたくさん並べて売っています。このジュースも価格はかなり違います。価格の高いジュースはどこが違うのか分かりませんでした。

 「毎日のリンゴは医者いらず」などのことわざ(?)らしきものがあります。欧州での格言のようですが、弘前市を中心とする青森県の方々は、毎日リンゴを食べて健康を保っているような気がしました。リンゴは保存が利く果物です。厳しい冬を過ごす健康の知恵のような気もします。