AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

商売人の基本

2007-10-06 00:11:09 | Weblog
◆◆ミーティング

今朝は南高井店で店舗会議でした。
南高井店の9月は好成績でした。営業に対しては大きな問題はありませんでした。人件費、材料費とも目標達成できています。

ただ経費の使い方について問題がありました。


◆◆商売の基本

私たちは商売をしているわけです。

【商売の基本】
「入ってくる金額と多くして、出る金額を少なくする」

これは私が言った言葉ではなくて、日産を立て直したカルロス・ゴーンさんが、日産のV字回復に対する質問をした小学生に対して語った言葉です。

分かりやすいですね。本物の人物は分かりやすく話が出来る人なんだと気づかされます。

マルブンの社員さんは、料理しか出来ない、接客しかできない職人さんを育てるのではなく、料理も作れる接客もできる商売人を育てようと考えています。

企業は利益を生み出す組織です。組織で働いている以上利益を生みださないといけません。利益を生まない仕事は単なる作業です。
企業は慈善事業しないのですか?と質問されそうですが、慈善事業は利益の中からだしてこそ本物だと私は思うのです。
利益が出ていないのに慈善事業をする人には欺瞞を感じます。
何故なら社員さんやスタッフが不幸になるじゃないですか?そう思いませんか?


◆◆メニュー試食

引き続き南高井店で新しいメニューの試食でした。
全部で15品ほど試食しました。出来としては60%位ですかね。以前の試食では40%位でしたから、成長を感じます。

たくさん変更点が見つかりましたので、次回の試食では期待しています。


◆◆小松本店メニューミーティング


事務所で色々雑務をこなした後、夜は目見田店長とメニューミーティングしました。

今の分かりやすいメニューにマルブンの特徴をプラスしたメニューになっていました。
こんばんは私のメニューの作り方、深め方など経験を交えながら伝えました。

私のメニューづくりのノウハウですね。

価格の付け方、順番の考え方、こだわりの伝え方、選ぶ楽しみを表す方法、自分のマルブン料理に対する思い、スタッフへの伝え方、育成の仕方、お客さまへの思いの伝え方など、私のプロの“料理が出来る商売人”としての23年間のノウハウの根幹を伝えました。

次回は試食ですね。
今回のメニューがより目見田さんや森山さんの料理人としての思いが籠もったものに進化することを期待していますよ。

メニューは命であり、分身ですからね。

お疲れさまでした。