詩の現場

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二人はカマクラを作りだした

2014-02-11 | 子供のこと、子供のことば
子供たちにとっては、ラッキーな休日。
大雪が降ったため、部活や大会が中止になり、
遊びたいだけ、遊べる日となった。

外は、ゲレンデと見間違えるほどの雪。
家が小高い場所にあるので、積雪も多い。
何年ぶりだろう。
子供たちは、降り積もった雪の山を見るや、
カマクラを作りだした。
以前は、妹が小さかったので、姉の言うなりだった。
しかし、今回は、派手な大げんかをしながら、
二人で作った。
横暴な姉の言動に、キレる妹。
見かねて、私が妹に、「作るの止めれば」と
言ってはみたが、後は放っておいたら、
夕方、「カマクラ完成した」と呼びに来た。
「あんなに大げんかしながら、よくできたね」
驚きの方が大きかった。

「写真に撮って」と言うので、カメラをむけると、
二人とも、何事もなかったかのような笑顔。
女は恐ろしいな、と思ったけれど、
カマクラの上に置いた、二人で作ったミニ雪だるまに
フと目をやると、雪の化身のような雪だるまが、
やさしい顔で、笑っていた。

子供のやりとりを、楽しそうに見ていてくれたのだ。
二人が、雪の世界に遊ばせてもらった時間が
暖かみを増して、ふくらんだ。


  




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