詩の現場

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一段

2012-03-14 | 子供のこと、子供のことば
「一期一会ってなに?」
お風呂に入りながら、突然次女が
きいてくる。
いつもびっくりするけれど、
平静を装いながら、
「どこで、きいたの?」ときくと、
『南極物語』の本にでてきたという。

少しホッとしながら、
何て、子供に言えばいいのかなぁと
思い巡らす。

「人が何かに出会うというのはね、
とっても不思議なことでね、
ご縁があって、出会うんだけれど、
その時の出会いって、一生に一度なんだって」

「だから、一回一回の出会いの時を、
最初で最後だと思って、大切にしないと
いけないんだ。
そういう気持ちを持つこと、わかるかな?」

小2には、むずかしいなぁと思いながら、
言ってみると、
「ふーん」ときいている。

小2相手とは思えない、私の
解説をききながら、
次女が、大きくなっていく中で、
私とのことばのやりとりを
心のどこかに、残し、
それが、成長過程のはしごの一段に、
時に、なってくれればいいなと思い、
話してみる。




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