学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

教師は人格者であれ

2009-02-19 | 教育
どうも,学力とか進路とか,
学校教育の一部にばかり注目が集まり,
学力伸長のため,進路開拓のために
あたかも学校が存在しているかのような誤解が
それこそ正論であるかのように跋扈している。

教育の目的は人格の完成である。
そのことの原点に立ち戻るべきではないか。
児童生徒の人格を陶冶しようという営みが学校教育である。

当然のことながら,
人格を陶冶する役目を負った教師は,
人格者であるべきである。

教師の資質の向上といって,
専門性やスキルをあれこれ云々する以前に,
教師自身の人格を
教育者としてふさわしく陶冶することが
いかにすればできるのかを
自他共に考えなければならない。

このことを真正面から考えることを避けていては,
わが国の教育はますますゆがんでいってしまうだろう。




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