Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

18年度マスト映画のリスト(上半期版)

2018-01-03 00:10:00 | コラム
映画小僧と自称したかったのに、「オスカー予想が大幅に外れたら、今年いっぱい小僧と名乗るのをやめる」と宣言、その誓いを愚直に守った自分・笑

年が明けたので、映画小僧を復活させていただきます。

きょうは、そんな小僧が選出する「2018年度(上半期)公開予定の映画から、こりゃ観ないわけにはいかないでしょう」と思われる作品10本を展開してみよう。


あくまでも現時点で「公開が決定している」作品のみであり、オスカーやカンヌ映画祭のちかくになると「急遽」公開される作品も増えるはず。

すべて制覇するには時間と金が必要になるわけで、映画ファンはうれしい悲鳴をあげる、、、というのは「あるある」のひとつですなぁ。


では、いくぜ!!


※公開順


『デトロイト』(1.26公開)

67年に発生した「デトロイト暴動」を、キャスリーン・ビグローが描く。

『デヴィッド・リンチ:アートライフ』(1.27公開)

鬼才監督リンチの、アーティストとしての側面を捉えるドキュメンタリー。

『スリー・ビルボード』(2.01公開)



愛娘がレイプされた挙句に殺された・・・にも関わらず、ほとんど捜査の進まぬ警察に腹を立てたヒロインは、保安官たちを名指しで批判する3つの広告看板(=スリー・ビルボード)を立てる。

ヒロインを演じるフランシス・マクドーマンドが絶賛されていて、賞レースにからみそう。

『羊の木』(2.03公開)

吉田大八監督だもの、そりゃあ期待します。

錦戸亮くん、俳優として化けるかな。



『名前のない女たち うそつき女』(2.03公開)

企画系AVに出演していた女優さんたちへのインタビュー集―原作は10年以上前に出されたものだが、これを現代でどう映像化するのか楽しみ。

『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2.23公開)

ソフィア・コッポラの最新作は、イーストウッドの『白い肌の異常な夜』(71)のリメイク。

ひとりの男をめぐって、こんな美女たちが疑心暗鬼のドラマを展開するんだぜ、劇場に行かない理由が見つからん。



『リバーズ・エッジ』(2.16公開)

漫画家・岡崎京子の代表作を映画化、ヒロインに二階堂ふみ。

岡崎さん、元気ですか?



『シェイプ・オブ・ウォーター』(3.01公開…トップ画像)

現時点で、最も観たい映画。

ベネチア映画祭・金獅子グランプリ受賞作。

奇人ギレルモ・デル・トロが、発話障害のヒロインと魚人の恋を描く。

『ちはやふる ―結び―』(3.17公開)

前2部作の好評を受けて制作が決定した、人気漫画の映画化その完結篇。

あのエネルギーが失速していなかったとしたら、きっと成功すると思う。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(3.30公開)



スピルバーグ×トム・ハンクス×メリル・ストリープ、この時点で、自分が取り上げる必要性が感じられない、放っておいてもスマッシュヒットは確実の社会派ドラマ。


・・・上半期といいつつ、3月までのリストになってしまった。

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明日のコラムは・・・

『やっぱり「ここ」が好き(19)』
コメント (2)
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