Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

完成! ホームシアターMacky

2019-05-31 06:17:58 | コラム
やっとのことで、大好きな映画と格闘技とAVを楽しむためのホームシアターが完成する。


購入したのは4Kの50型テレビだけでなく、

4K対応のブルーレイレコーダー、



スピーカー、


テレビ台、外付けハードディスク、
パッケージが異様に格好よい『グッドフェローズ』(90)の海外版ブルーレイソフト、


そして『タクシードライバー』(76)とアリのフレーム入りポスターであると。


合計で、30万円は超えている。


ちょいと金かけ過ぎだけど、消費税上がる前に、、、と思ってね。


最初に観るのは、『タクシードライバー』(76)に決まってる。



うん最高、しばらくは酒抜き・煙草も本数を減らし、精進料理で暮らしたっていいかなと思っている。


※いろんな角度から










元々が自己主張の強い、うるさい部屋だったが、さらにパワーアップした感じだね。


こんな、21世紀的とはいえない、クールとは真逆をいく部屋でよかったら、ぜひ遊びにきてください待ってます笑

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明日のコラムは・・・

『WAKI-ASE + 5月コラムの目次』
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合掌のコメントに「そう思わない」をクリックする大人にだけはなるな。

2019-05-30 00:10:00 | コラム
三代目魚武濱田成夫(大塚寧々の元旦那・最近どうしてる?)の作品に『駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない』という詩集があったな、そういえば。。。

それは置いておいて。

数日前のコラムに記したように、ライターを「ほぼ休業」しているものの、いつもの癖でYahoo!記事のコメント欄を見てしまう。
(格闘技の記事を作るとき、このコメント欄を参考にして構成していくという流れがあるのだった。それは決まりでもなんでもなく、そうしたほうが読者に届く内容になり易いと信じているところが自分には、ある。)


で、このコメント欄が相変わらずひどい。

格闘技とか無関係に、ジャンルを問わずひどい。

のは、目を通しているひとなら理解していることでしょう。

匿名だから好き勝手なことを書いている。

本人を前にしても同じことがいえるのなら書いても問題ないと思うが、絶対にそんなことはないはずで。


百歩譲って。
自分は「そう思わない」が、匿名性であることにより「なんらかのガス抜き効果がある」という意見もあるので、ここは無理して「そう思う」ことにしてみる。

だがしかし。
そこをぎりぎり許せたとしても、許せないというか、分からんのが、誰かの訃報を受けて合掌のコメントを投稿したひとに対し「そう思う」「そう思わない」の選択肢のなかから「敢えて後者を選ぶ」ものの思考。

おおよそだが、1000の「そう思う」に対し、100ちかくの「そう思わない」がつく。

少ない?

いやぁ、多いでしょう。

ハンパなキチガイが1割もいるのかって。


なんのアピールなのだろうか。

死者に興味ないのであればどちらもクリックしなければいいだけの話だし、
死者を快く思っていなかったのであれば、それはそれで、そのようなコメントを残せばいい。(あまり趣味がいいとはいえないが)

たぶん、それとはちがった次元で「そう思わない」をクリックしているのだよね。

訃報や悲惨な事故を受け、大多数の賛同を得ているコメントに対し「そう思わない」をクリックするσ(゚∀゚ )オレって、どうよ? みたいな。

いやいやいや。

それが実名の顔写真付きならしっかりとしたアピールになるかもしれないが、匿名じゃなんにもならないはず。

その程度で自己満足に浸れるとしたらその程度でしかない、、、ということだし、放っておけそんなのは。いつの時代だって本人しか望まぬニギヤカシは居るものだ、、、という意見も昔からある。

そのとおりだとは思うのだが、だからといって野放しでいいということにはならんだろう。

本人はもう変わらない治らないと思うので、長生きしないよう念を放つほかない。

問題はそれが「ふつう」と思ってしまう子どものほうで、だからこれは、みっともないことだよ、ダサいことだよと伝えていかなきゃいけないよね。


※いまの方向性より、こっちのほうが好きだけどな!!



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上半期の7傑

2019-05-29 00:10:00 | コラム
上半期はあと1ヶ月あるけれども、年度の総括を11月には始めちゃう先走り体質の自分、、、ということで、きょうは、18年12月から今月に鑑賞した劇場公開映画のなかで、「これは!」と感銘を受けた7本を挙げておこう。


『魂のゆくえ』…トップ画像

『タクシードライバー』(76)の脚本家、ポール・シュレイダーが難産の果てに生み出した傑作。

トラビスってスコセッシでもデ・ニーロでもなく、シュレイダーだったのだな、、、ということがよく分かる作品なのではないかな。

悩める青年の演技が抜群に巧かったイーサン・ホークが、悩める中年を好演している。


『愛がなんだ』

今年の発見。

なにが? って、岸井ゆきのに決まってる。




『チワワちゃん』



岡崎京子の漫画原作、その映画化のなかで最も成功したと思われる。

牽引するのは門脇麦だが、ほかの若手俳優もみんないい。


『翔んで埼玉』

こちらも漫画原作。

そしておそらく、ここまでのヒットを関係者の誰もが想像していなかったはず。

ほとんど社会現象といっていいが、これがなぜか海外でもウケているのは面白い。


『グリーンブック』

オスカー受賞作。

王道といえば王道、そのぶん驚きは少ないが絶対的な安定感というものを映画に求めるひとだって居るわけだから。


『ブラッククランズマン』



くすぶっていたスパイク・リーが本領発揮、悪名高きKKK団にまつわる実話を、最高の娯楽映画に仕上げている。


『ROMA/ローマ』



映画関係者に愛されまくっているアルフォンソ・キュアロンの自伝的映画。

そう、これもまた映画。

ネット配信のみと思われたわが国でも、きちんと劇場公開され大スクリーンで拝むことが出来てよかった!!

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黒澤は死なない

2019-05-28 00:10:00 | コラム
あぁ、くそ!!

「黒澤」と「うんち」なんて、最もあってはいけない組み合わせなのに!!


十数年前の帰省時―とあるモールの個室トイレに入り、ズボンをおろすタイミングでポケットから黒澤の金のジッポーが落下、ものの見事に便器のなかに入ってしまった。

我慢して手を突っ込んでみたが、どうやっても取れない。


・・・こんなことがあるのか、友人が誕生日にくれた大事なものなのに。

しかも黒澤!

繰り返すが黒澤とうんちなんて、いっしょくたにすることは映画界の重罪なのだった!!


しかし、諦めるほかはなさそうだ。

店員さんにいえば営繕係さんを呼んで、なんとかしてくれるのかもしれない。

だけれども。
大事なものだけれども、赤の他人にクソと一緒に流れたであろうジッポーを探してくれとはいえなかった。


で、先月のこと。

引退したAV女優さんのソフトがどうしてもほしくて、Yahooオークションを覗いていた(バカかよ)らば、あるじゃないか未使用の黒澤ジッポーがよ!!

というわけで、落札した。

10000円以内だよ、自分にとっての神だもの、安い安い。


そして思う、あぁそうかと。

今月のセブンスターがいつも以上に美味に感じるのは、ジッポーのおかげにちがいないと。


酒や煙草って、気の持ちようで美味しくも不味くもなるものだなぁ、、、と実感した黒澤LOVE野郎なのでした。。。




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シネマしりとり「薀蓄篇」(291)

2019-05-27 02:35:35 | コラム
るいじん「えん」→「えん」ぎ(演技)

自分は「監督至上主義」であるからして、映画というものは結局のところ映画監督のものだと思っている。

いるけれど、映画の「顔そのもの」、つまり商品としての見た目の価値は、その映画に出演している俳優の魅力にかかっている、、、という考えを持っている。


ケータイアドレスの「@前」が「deniro」だったりする自分の、いちばん好きな俳優を、外国・日本/男女別に挙げれば・・・

(やっぱり)デ・ニーロ、
(もちろん)ジョディ・フォスター、
(とーぜん)三船敏郎、
(じつは)斉藤由貴、

・・・となる。

この4人については、うんざりされるほど語っている。

ので、きょうは、演技の上手下手を置いておいて(置かなくとも上手なんだけど)、個人的に好きな演技スタイルを持つ俳優さん、映画の評判が悪くとも「このひと出ているんだったら、とりあえず観る」気にさせてくれる、魅力的な5人と「その3傑」を挙げてみよう。


【ジュリアン・ムーア】

ハダカになっても、心まではハダカにならない―という名言を残している。

デビュー当初は注目していなかったが、PTAポール・トーマス・アンダーソンと出会って以降の活躍は目を見張るものがあり、ニコール嬢と同様、歳を重ねるごとに魅力を増していっている。

「この3本!」

『マグノリア』(99)



『ブギーナイツ』(97)
『ことの終わり』(99)

【マイケル・マドセン】

異様な図体と、しゃがれ気味の声。
主役を張ることはまずないが、このひとの出ないQTの映画は、ちょいと物足りなく感じてしまうほどの存在感がある。

そして、妹さんが超美人ということにも注目。

「この3本!」

『レザボア・ドッグス』(92)



『テルマ&ルイーズ 』(91)
『フェイク』(97)

【ジーン・ハックマン】

善玉も悪玉も両方、リアリティたっぷりに演じられる。

「スケジュール空いているのであれば、ぜひ出てください」とお願いされるナンバーワンの俳優だと思う。

「この3本!」

『許されざる者』(92)
『スケアクロウ』(73)



『ミシシッピー・バーニング』(88)

【二階堂ふみ】…トップ画像

デビュー当初、宮崎あおいと同じ「インディーズの女神っぽい」雰囲気を感じた。

その強度が、あおいちゃん以上だったのでオドロキ。

「この3本!」

『リバーズ・エッジ』(2018)
『ヒミズ』(2012)



『ほとりの朔子』(2014)

【浅野忠信】

硬軟自在、垣原を怪演したひとが、15年後にはスコセッシの映画に出るとはなぁ!!

「この3本!」

『殺し屋1』(2001)
『沈黙 サイレンス』(2016)



『眠らない街~新宿鮫~』(93)


次回のしりとりは・・・
えん「ぎ」→「ぎ」ろん。

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