Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

もうカレンダーのおはなし。

2021-08-31 04:27:35 | コラム
あと19時間ほど8月は残っているが、時間経過を待たずに家のカレンダーを9~10月仕様にする。

騎手・藤田菜七子


コスプレイヤー・火将ロシエル



で、ロシエルさんの来年度カレンダーが早くも発表されたので、そろそろ予約しておこうかと。

「カレンダー好きあるある」のひとつだと思われるのが…
来年度のが前年11月くらいに届くため、「その年の11~12月」と「翌年の表紙」どっちを取るかで真剣に悩む、、、というのがある。

どっちも貼っておきたい、でもスペースが足りない。
ので、「その年」のほうは12月頭あたりに取り外し、翌年のを貼ることになる。

そうなのだ、毎年毎年「11~12月のページ」に不義理をしているのだった。

ごめんね。


一時期は「やたらめったら」カレンダーを購入、5つくらい貼っていたこともあるけれど、
ここ数年、とくに去年と今年は余裕がないからね、
ないならないで「一切買わなければいいのでは?」と突っ込むひとも居るだろうが、美麗写真を眺めてよい文章が書けることだってあるわけですから!!




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『まずはエプロンなのか。 + 08月コラムの目次』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画スタッフ別10傑(28)前田米造

2021-08-30 00:10:00 | コラム
~前田米造のキャリア10傑~

先月鬼籍に入ったばかりのカメラマン、前田米造。
(享年85歳、写真左。ちなみに中央は神代辰巳監督)

『バカヤロー!4』(91)で初めてメガホンを持った爆笑問題・太田光に対し、多くの中堅スタッフが「こんなシロートの命令なんか聞けるか」と無視していたという。

そんな現場を見た前田は大声で「監督、監督。このアングルどうですか」と積極的に太田に声をかけていく。
大ベテランの前田さんがそうなのだから…と、次第に太田のいうことを聞くようになっていくスタッフ。

これ!
これですよ!!

まずスタッフの排外主義をどうにかしろって話かもしれないけれど、太田監督は感謝したろうね。

前田米造というカメラマンは、そういうひとだったのです。


(1)『赫い髪の女』(79)

にっかつロマンポルノの到達点。




(2)『それから』(85)

映像化し難いであろう漱石文学を、ここまでのクオリティに仕上げてくれてありがとう。

だからこそモリタさん、最後の「赤」の描写は映像化してほしかったなぁ!!



(3)『お葬式』(84)

伊丹十三を一気にメジャーへと引き上げた快作。

安定の前田カメラ、お見事のヒトコト。


(4)『天使のはらわた 赤い淫画』(81)

石井隆の劇画世界とにっかつ魂が幸福な結婚を果たした。

いまでもそうだけど、石井隆について話すときだけ「声が大きくなるひと」ひじょうに多いです。


(5)『家族ゲーム』(83)

横一列の食事風景、机から見上げるようなアングル等々、印象的なショットが沢山。



(6)『ピストルオペラ』(2001)

鈴木清順、老いても枯れないぜ。

この映画を観ると、江角マキコの(よく分からない)引退はほんとうにもったいない。




(7)『人魚伝説』(84)

ディレクターズ・カンパニーの第一弾として名高い佳作。

原発問題も絡めた、タイトルだけでは想像もつかない物語の広がりに興奮した高校生の自分でした。


(8)『霧の旗』(77)

清張の名作を山口百恵、三浦友和のコンビで映画化。

ザ・王道の、どしっと構えた前田カメラを堪能しよう。


(9)『ときめきに死す』(84)

タイトルの時点で「勝ち」が見えていたような映画、まぁ原作ありだが、当時のモリタの勢いがよく分かる快作。

80年代は「からっぽ」と自分もいったものの、このあたりまでは、そんなこともなかったんだよな…。


(10)『もっとしなやかに もっとしたたかに』(79)

べつに懐古主義ではないのだけれど、もう、こういう作品は創れないだろうと思うと。。。


…………………………………………

明日のコラムは・・・

『もうカレンダーのおはなし。』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョシボウズ

2021-08-29 00:10:00 | コラム
勤務先にひとり、坊主の女性工員が居る。

20代前半、
坊主の時期があった、あるいは役作りのために坊主にしていた有名人は知っているが、日常生活で坊主女子と知り合いになったのは47年生きてきても、これで「やっと」3人目。

彼女は頭の形がよいので、坊主がとっても似合っている。
そう、坊主の良し悪しは「頭の形がすべて」なのだった。

しかし。
なんとなくだが、みんな「そのこと」には触れないようにしているっぽい。

その気持ちも分かる。
たとえば持病とか、なんらかの事情を抱えている場合もあるのだから。

性別が変わるだけで、坊主もデリケートな問題が生じてくるわけだ。

みんな遠慮しているので、坊主仲間の自分だけがズケズケと。

「自分でバリカンで?」
「いえ、1000円カットのお店です」
「1000円は安いんだけど、それでももったいないと思うよ」
「自分で出来ます?」
「極端な不器用じゃなければね、風呂場と鏡さえあれば出来るよ。あとは、もちろんバリカン」

数週間後―バリカン入れたばかりと思われる彼女の姿があったので、

「おっ、自分でやってみた?」
「(笑う)きょうはお店で。でも、そうだよなぁと思って、その帰りにバリカン買いました」

聞けば、「なんとなくやってみた」に過ぎないらしい。
とくに女性が遠慮して聞いてこないらしく、ズケズケ入ってきた自分の態度が「うれしかった」という。

ホッとしたぜ。

遠慮ばかりしていると、築けない人間関係ってあるよね。
(ぶち壊しちゃう無遠慮も、あるにはあるけれど(^^;)




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『映画スタッフ別10傑(28)前田米造』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あとは(きっと)来年分

2021-08-28 00:10:00 | コラム
コロナワクチン(ファイザー)の2回目接種における副反応も大したことはなかった。

少しだけ熱が上がったので「即」解熱剤を服用、
薬を飲み慣れていない背景も手伝ってか、口に入れた途端(?)に効力を発揮し、あっという間に平熱以下に。

うん、これで「このためだけに購入」した体温計と解熱剤は用なし!!

…あ、でも来年3度目の可能性が出ているんだっけ?

解熱剤(ナロン錠)の期限を確認したら「2025年5月」とある。

よし使える!! 引き出しに仕舞っておきましょう。


さぁ今後の感染状況はどうなるか。
11月にちょっくら帰省する予定なのだけれど、少しくらいは「マシ」になっていてほしいなぁ。。。


※トラビスは自分とちがって頭痛持ちっぽいのね、このシーン地味に好き



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『ジョシボウズ』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シネマしりとり「薀蓄篇」(388)

2021-08-27 00:10:00 | コラム
すとりっ「ぷ」→「ぷ」ろぽーず

告白は「し過ぎている」くらいしているけれども、求婚のことばは発したことないからなぁ、エラソーなことはいえないぜ!!

発したことはないが、それでもなんとなく分かるのは、告白よりもタイミングを考える必要があるということ。

互いの想いがひとつであっても、タイミングを間違えれば必ずしも答えはYES!ではない?

難しいなぁそれは。

ときどきテレビを介する求婚の場を目にするよね。

先日も五輪で、選手とコーチがあったような。
キャスター同士もあったよね。

見ているぶんには素敵だけれど、主役側になるのは…べつにいいかなぁ。


以下、映画のなかで印象に残る求婚の5選。

印象に残るというだけで、必ずしも好きというわけではない―と書いただけで、どれを指しているのか分かっちゃうかな。


『カジノ』(95)

サム(デ・ニーロ)は、ジンジャー(シャロン・ストーン)に何度も「信用していいのか?」と問う。

彼にとって結婚とは、信用・信頼するということ。

それにしてもこのシーンにこの曲を流すスコセッシ先生のセンス、すばらしい



『ザ・エージェント』(96)

「僕を完成させるのは、君だ」


これはグッとくるの、分かるよ自分にだって。


『ALWYAS 三丁目の夕日』(2005)

つまり、この指輪のシーンのことを指しており(^^;)


ここで感動するには、自分はヨゴレ過ぎているのだった。


『月の輝く夜に』(1987)

テンション高めのカップルゆえ、勢いにまかせたような求婚シーンには少し笑ってしまうが、ときに勢いも必要なんだろうね。



『ロッキー2』(79)

ロッキーのデートセンスって、いつもよい感じ。

閉店間際のスケート場も素晴らしかったが、冬の動物園を選ぶのもなかなかじゃない?



次回のしりとりは・・・
ぷろぽー「ず」→「ず」ーむ。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『あとは(きっと)来年分』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする