Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

チキンが待っている。

2020-11-30 00:10:00 | コラム
何遍も書いているけれど、コロナショックで自分の生活スタイルも完全に変わってしまったので、

今回から
年賀状は出さない
ことを決め、
23年つづけたボージョレ解禁呑みもおこなわなかった。

そうなると自称チキン野郎の自分がむかえるクリスマスはどうなるかって話になる。

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熟考に熟考を重ね・・・う~~~~~~ん、それだけは出来ないかなと。

チキンが待っている。
ケンタが俺を呼んでいる。

だよねぇ?

自分に甘いかもしれないけれど、やっぱりそれはムリな注文ですよ。

だって自分がタレントだったとしたら、高畑充希がケンタさんのCMやっているわけがないもの。

そのくらい自分はカーネルさんに愛されていると思うので、先ほど予約を済ませたのでした笑笑



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明日のコラムは・・・

『前半・映画、後半・格闘技というサイクル + 11月コラムの目次』
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外国女優別キャリア10傑(50)ヘレナ・ボナム=カーター

2020-11-29 00:10:00 | コラム
~ヘレナ・ボナム=カーターのキャリア10傑~

英国出身、若いころは文芸映画の世界で貞淑なヒロインを演じていたひとなのに、
デヴィッド・フィンチャーのエッジな映画に出たあたりから役柄が大きく広がり、また、ティム・バートンと交際(現在は破局)したことから「本人かどうか分からないくらいのメイクをするおばちゃん」のイメージが強くなったりして、
それにより、親近感の持てる俳優さんになった、、、みたいなところがありますね。


(1)『英国王のスピーチ』(2010)

吃音を克服しようとする英国王ジョージ6世の奮闘を描き、オスカー作品賞受賞。

ヘレナは、エリザベス妃役。



(2)『ファイト・クラブ』(99)

世紀末に放った、フィンチャーからの強烈な一撃。

ヘレナは、一癖も二癖もあるヒロインを好演。
あぁこういう役も出来るひとなんだ、やっちゃうひとなんだ! と驚いた。

映画そのものも、当時より、いま観たほうが「くる」ものがある。




(3)『ハワーズ・エンド』(92)

E・M・フォスターの同名小説をジェームズ・アイヴォリーが映画化。
20世紀初頭の英国を舞台に、シュレーゲルとウィルコックスの両家による心理戦を通し当時の階級闘争を浮かび上がらせる。

主演はアンソニー・ホプキンス、
ヘレナはシュレーゲル家の娘を演じている。


(4)『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007)

人肉をミートパイにして売る悪魔のような男を描いた人気ミュージカルを、ティム・バートンが映画化。

正直21世紀に入って以降のバートン作品に乗れない自分ではあるけれど、これはまあまあ面白かった。


(5)『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)

ティム・バートンによる名作リメイク、、、ではなく、「リ」イマジネーション。

ヘレナのこの特殊メイクを見て、彼女の母親は本気で怒ったのだとか。


もはや娘じゃなくていいじゃない!! って笑


(6)『フランケンシュタイン』(94)

ケネス・ブラナー×デ・ニーロ。

ヘレナがじつは「クセ強め俳優」であることを、クセが強めな監督は気づいていたのかもしれないね。




(7)『鳩の翼』(97)

ヘンリー・ジェイムズの同名小説を映画化、ヘレナのキャリアで最も演技が評価された作品で、数々の映画賞で受賞またはノミネートされている。

そして、映像美!!


(8)『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)

「死喰い人」のひとり、ベラトリックス・レストレンジとして「不死鳥の騎士団」から連続出演。

雰囲気バツグンでした。



(9)『オーシャンズ8』(2018)

サンドラ・ブロックやケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナなどオールスターが出演した大作。

貫禄があったのは、やはりケイトとヘレナでしたね~。


(10)『ハムレット』(90)

ケネス・ブラナー版ではなく、メル・ギブソン版でオフィーリアを演じる。

このころはまだ、それほどクセはなく教科書どおりな感じ。

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『チキンが待っている。』
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背中と肩だけ、汗。

2020-11-28 00:10:00 | コラム
コロナショックが遠因となり、
まるで20年前にタイムスリップしたかのように「モノカキだけでは喰えなくなって」しまい、副業を始めて2ヵ月が経過―。

某大手通販サイトの「倉庫管理」業務なんだけれど、町田市から2市を跨いだところにある。

作業員は昼夜あわせて1500人を超える。
ゆえに駅から送迎バスなども出ているが、ここいらへんは相変わらずでチャリ通勤を選び、交通費はきっちりもらえるので、それを「煙草銭」にしている。

片道、約20km。
町田から竹橋(千代田区)、町田から桜木町(横浜市)までチャリで通勤していたものにとっては大した距離ではない。
実際70分程度で勤務地に到着出来る。

ただ、始めたのが夏じゃなくてよかったかな。
仕事が慣れぬうちから通勤でバテていた可能性もあるし。

この時期に70分チャリを漕いだとしても、そこまで汗はかかない。
でもリュックを背負っているものだから、どうしても背中と肩だけはびっしょりになる。

勤務地に到着しサーモグラフィーで検温をしたあと、トイレに直行。
個室でTシャツを脱ぎ、制汗剤をぬりぬりし、新しいTシャツに着替えると。

この時期でこうだからね、夏のことを想定すると頭がくらくらするが、
でもまぁ、汗をかくというのも、頭がくらくらするというのも、生きている証拠であって。


生きてりゃなんとかなるもんね、がんばっていきまっしょい。。。


※トップ画像は、汗が印象に残る映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』。
動画のほうは、たまにはこういうのでいきますか。



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ぴっかぴか給湯器

2020-11-27 00:10:00 | コラム
おととい―給湯器の取り換え工事がおこなわれた。

東京ガスの技術屋さんが3人でエレベーターのない5階階段を行ったり来たり、約180分で交換を終えた。

ごくろうさまでした。

ん?

そんなオタッキーな部屋を見られて恥ずかしくないかって?

恥ずかしくてオタクやってられっか。
もう慣れたもんですよ、見て引くなら引けって話で。。。

※ちょうど、WOWOWで『天国と地獄』を放送中…昔は「キチガイ」を自主規制していなかったのに、今回の放送では音が潰れていた。ガッデム!!



新しい給湯器。
まさかシャワーホースとかまで交換してくれるとは思わなかった、すべてぴかぴかで性能いいし、大満足。


お風呂湧き上がると、わざわざ名曲カノンが流れて知らせてくれるんだぜ♪



こころが穢れたものに長年使われる家電やAV機器などは、壊れはしなくても「なかから腐って毒素を放つ」らしいね。

新しいものに取り換えられたから、身も心もキレイになった(気がする)。

毒はゼロになったはずだから、常に消毒を心がけ、毒に侵されないようにしないとね!!


※トップ画像は、デ・パルマ絶頂期の傑作『殺しのドレス』…シャワーシーン貼ろうと思ったけどPG的に引っかかると思うので、美術館の名場面を。すげー。


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シネマしりとり「薀蓄篇」(356)

2020-11-26 00:10:00 | コラム
るとがーはう「あー」→「あー」としあたーぎるど(アートシアターギルド)

61年に誕生し、役目を終える92年まで商業ベースに乗り難い、しかし観る価値がおおいにある日本産のインディーズを制作しつづけた日本アート・シアター・ギルド、通称ATG。

いまATGの映画が好きだといってみても、40歳以上の文化に明るいひとか、映画を学ぶ学生さんくらいしか分からないかもしれない。

しかしATGがあったからこそオオシマやイマヘイ、吉田喜重、熊井啓が撮れた時代があって。


発足は61年11月15日。
当初は良質だが興行的には苦戦しそうな外国映画を配給・上映する「のみ」で、制作に携わることはなかった。

制作をも手がけるきっかになったのは、イマヘイ今村昌平が『人間蒸発』(67)の企画を持ち込んだことによる。

すでにイマヘイはスタジオの信頼を得たキャリアを築いていた―ものの、『人間蒸発』は大胆で野心的に過ぎる「疑似」ドキュメンタリーゆえに、おそらく大手制作会社「首脳陣」の首を縦に振らせることは出来なかったのでしょう、
そこで、独立プロダクションと折半する形で「1000万円規模」の映画を制作していくことに決めたと。


以下、特筆すべきATG産の映画を挙げてみる。

日本映画「近代」史そのものになっているの、スゲー!
そして、オオシマの充実ぶりっていったら!!

やっぱりなくなったの映画界にとって損失でしかないな。
代わりになるのがディレクターズ・カンパニーや、アルゴピクチャーズなのかと思っていたのだけれども・・・
前者はATGと同じ時期に倒産しているし、後者は、潰れてはいないけど元気ないのだよな~。


※制作年度順


『憂国』(65)
『とべない沈黙』(66)

『人間蒸発』(67)…メタフィクションの創りを、このころに試していたんだぜぇ。。。




『絞死刑』(68)…予告編ナレーションも、オオシマによるもの。

最後の「ゲバラたち」に感動!!




『初恋・地獄篇』(68)
『肉弾』(68)


『心中天網島』(69)…篠田正治の最高傑作でしょう



『少年』(69)
『薔薇の葬列』(69)
『エロス+虐殺』(70)


『書を捨てよ町へ出よう』(71)…寺山修司もATGに救われたひとり



『儀式』(71)
『あらかじめ失われた恋人たちよ』(71)
『津軽じょんがら節』(73)
『田園に死す』(74)
『祭りの準備』(75)


『青春の殺人者』(76)…未だ待望論の根強い、長谷川和彦デビュー作



『サード』(78)
『曽根崎心中』(78)
『もう頬づえはつかない』(79)


『赫い髪の女』(79)…荒井晴彦×神代辰巳×宮下順子、しびれる



『ヒポクラテスたち』(80)…大森一樹の最高傑作。ほんとうは、こういうの撮りたいんじゃないかな、いまでも。



『ツィゴイネルワイゼン』(80・トップ画像)…鈴木清順の完全復活もATGのおかげ

『ガキ帝国』(81)
『遠雷』(81)


『転校生』(81)…真の意味で、ATG最初のヒット作かな



『TATTOO<刺青>あり』(82)


『家族ゲーム』(83)…そして、最大のヒット作



『廃市』(84)


『逆噴射家族』(84)…小林克也とか主人公に持ってこようと思わないしフツー。そして脚本は、小林よしのりなんだぜぇ。。。



『お葬式』(84)


『台風クラブ』(85)…いま観ても、なんかざわざわしてくる映画よね



次回のしりとりは・・・
あーとしあたーぎる「ど」→「ど」らえもん。

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