Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

凹んでも凹んでも。。。

2020-09-30 00:10:00 | コラム
某日―。

提出した原稿が、みっつも立て続けにボツになる。

ボス曰く「粗い。リズミカルなところがお前の文章のよさなのに、それがぜんぜん活かされていない」

ひどく落ち込む。


某日―。

自分より若い俳優さんの自死が相次ぐ。

自分より若いというだけで堪えるのに、4人とも映画にも携わっているひとだから、ひどく落ち込む。


某日―。

後輩から「ちょっとだけ呑みません?」と誘いを受けたのに余裕がなく素直に理由をいって断ったら「あたしが出しますから」と返され、実際に奢ってもらった。

通常時であれば「こんなことも、たまにはあってもいいかな」と思うのかもしれないが、いろいろが重なって、やっぱり落ち込む。


つまりこの1~2週間で、どえらく凹んだと。


46年間生きていれば「一時的なものである」ことは想像出来るが、それでもこの凹みようはひどい。
かーちゃんが死んだとき以来、、、かもしれない。


結局―数日前に観戦した格闘技と、たまたま自宅で観た映画『暴力脱獄』(67)、それから、意識的に観た『タクシードライバー』(76)で復活した。


いつだったか、「NO MUSIC、NO LIFE」というキャッチに「んなこと、あるか。」とバカにしたような意見が「多数」飛んだことがある。

でもね。
一部のひとにとっては、「ヒトではない、生物でもない、金でもないあるもの」が、生きがいになることだってあるんだよ。

凹んでも凹んでも生きていられるのは、映画と格闘技があるからです。

すべての映画関係者と格闘技関係者にキスしたい気分だよ、いまは。。。




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明日のコラムは・・・

『ひっさしぶりに目にした「ほぼほぼ満席」 + 09月コラムの目次』
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外国女優別キャリア10傑(40)ナタリー・ポートマン

2020-09-29 00:10:00 | コラム
~ナタリー・ポートマンのキャリア10傑~

デビュー作が、あんまりにも鮮烈に過ぎたから「イメージからの脱却」はそーとー大変だったろうと想像に難くないナタリー。

理想的な「イメージからの脱却」を、ひとりだけ挙げるとするならば、ベン“ガンジー”キングスレーかなぁやっぱり。

でもナタリーも負けてない、
ロリータ臭が残り、優等生ゆえに面白みがないと腐された20代前半を乗り越え、見事「大人な女優」になりました。

39歳、役の幅、もっともっと広がるのではないかな。。。


(1)『ブラック・スワン』(2010)

大人の女優になるって、大変なことなんだよなぁ。

でも努力の甲斐あって、オスカー主演賞受賞。




(2)『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)

復活したサーガは評価的に低いものだが、アミダラを演じたナタリーは悪くなかった。



(3)『マーズ・アタック!』(96)

ティム・バートンによる壮大なSFパロディ。

ジャック・ニコルソン演じる大統領の娘を好演。


(4)『レオン』(94)

『ニキータ』(90)は大好き、でもじつは、この映画は大嫌い。

ベッソンのロリコン趣味を演技で誤魔化したに過ぎない、、、と思っているのだが、それはつまり、俳優陣は素晴らしいということだからね。




(5)『クローサー』(2004)

ストリッパーを演じる。


好みでいえば、『ブラック・スワン』よりも好き。


(6)『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016)

JFK死後のジャクリーン・ケネディを見つめた、派手ではないが誠実な映画。


(7)『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96)

ウディ・アレンによる、とぼけた?おかしな? ミュージカル。

演者全体が「スカしている」感じが最高にいい。


(8)『ヒート』(95)

デ・ニーロ、パチーノ共演のアクション大作。

ナタリーはパチーノの娘を熱演、誰にも相手にされないことを苦にしてか、自殺未遂を起こす。



(9)『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)

アナキンとの恋情、切ないねぇ。


(10)『Vフォー・ヴェンデッタ』(2006)

グラフィックノベルを映画化。

脚本にラナ&リリー・ウォシャウスキー、けれんみたっぷりの映像で観ているあいだは楽しめるが、いまとなってはどんな物語かも覚えてなかったり。。。

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『凹んでも凹んでも。。。』
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The Sound of Silence

2020-09-28 00:10:00 | コラム
10年ほど前は、そんなことなかったんじゃないかな。

就寝時、無音で寝ることが出来なくなって久しい。

必ずタブレットの電源を入れて、radikoでラジオ番組あるいはyoutubeでなんらかの動画を小さな音で流しながら寝ると。

無音で眠れない証拠に、動画が終了すると途端に起きてしまうというのがある。


音があると、安心してzzz…出来る体質。

光?

それは逆に、ムリ。

昼間寝ていることが多いのにアレだが、暗闇が深ければ深いほど安眠出来る。


音はあって、光はない―これが自分の理想形です。



・・・す、すばらしい(1)




・・・す、すばらしい(2)



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GO GO たまアリ

2020-09-27 00:10:00 | コラム
本日、さいたまスーパーアリーナで格闘技興行『RIZIN.24』が開催!!



地上波もあるぜ!!




・・・というわけで、きょうはサボりコラム!!


天心、唸らせてくれ!!

金太郎、地上波に乗せざるを得ないKOを見せてくれ!!

そしてRENAがんばれ!!



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『The Sound of Silence』
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AKUBI

2020-09-26 00:10:00 | コラム
何気なくしたことを他者に見られてしまい、ちょっと恥ずかしい。

・・・。

すかしっぺをしようと思ったら、音の出る屁をしてしまった。

うん、あるある。

げっぷ?

は、恥ずかしいといえば恥ずかしいけれど、それ以上に「やってしまった感」のほうが強く、相手が目上のひとだったり異性だったりすると、それだけで嫌われたんじゃないか、そういうひと?に見られてしまったのではないかと落ち込む。。。

恥ずかしいよりヘビーってことだから却下。

それよか、あくびよね。あくび。

べつに隠す必要はないシチュエーションで、見られていることを意識した場合のあくびは「どうともない」が、「こっそりやった」あくびだと、けっこう恥ずかしい。

相手も「見ちゃった笑」とかいってきたりしてね。


少し前―。

女子格闘技のファイターさんが、カード発表の際と、試合直前の様子を伝える際に「大きなあくび」をしているところを捉えられ、ちょっとしたバッシングが起こった。

2度のあくび。

緊張感が足りん! という批判が大多数だったなかで、一部から「緊張していると、あくびしてしまうことがある」という声も聞かれた。

なんとなく、分かる。

随分と前に、サッカー日本代表のある選手がガムをくちゃくちゃ噛んでいる姿が批判されたことに似ている気がする。

あのときも擁護する声はあった(=ガムは緊張感を和らげる)ものの、大バッシングにかき消されてしまった感じがある。

自分は・・・というと、そこまで緊張したことがないのか、あるいはそういう体質ではないのか、緊張時にあくびが出たことはない。
ただなんとなくは分かるんだよね、感覚として。

そういう意味では、「マスクあり。」が基本となった「いま」は、割と暮し易いのかもしれない。

あくびだって、鼻毛だって、あっかんべーだって、とりあえずは誤魔化せるからね~笑


※名作『フィガロの結婚』で、思わずあくびをしてしまった皇帝…つまり世間一般の評価より、権威のYES・NOですべてが決まる時代があったと



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『GO GO たまアリ』
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