Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

「よき観客」として、行ってきます。

2018-09-30 00:10:00 | コラム
本日、MMA興行『RIZIN.13』(さいたまスーパーアリーナ)が開催される。

メディアも自分も散々煽っているように、格闘技界屈指の好カード「那須川天心VS堀口恭司」が組まれ、おそらくここ10年の興行で最も多くの動員数を記録するだろう。
(視聴率はどうかな、ぎりぎり10%いってくれると、ありがたい)


台風が心配だけどね!!

関東なので、混乱するのは帰りだろうか・・・。


自分は取材者として現地観戦するわけだが、正直「一ファン」としての気持ちのほうが強い。

極端な話、原稿ボツになってもいいや! とさえ思っている。

この興行が、大成功を収めてくれるのであれば。


というわけで、行ってきます。

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明日のコラムは・・・

『RIZIN短評 + 09月コラムの目次』
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カレンダーで10000円

2018-09-29 00:10:00 | コラム
9月下旬は、もう来年度のカレンダーを決めなくちゃいけない時期だ―ということは、毎年書いている。

付き合いのある店や会社からもらうものだけで済ますひとが多いなか、
アイドル系を3~4種類、金額にして10000円前後もカレンダーに費やすとは、日本経済回しているじゃん自分! なんて。
(トップ画像は、10年くらい前のもの)

※2018年度のもの

CYBERJAPAN DANCERS



ふともも写真館



※7~8年前のもの

秋山莉奈




こんなものばかりに埋め尽くされているから、男慣れしていない女子(?)を部屋に招待してみると、ギョッとされるというわけ。

それでもめげることのない自分は、当然19年度のも買います。


候補はふたつ。
候補というかもう確定ね、さらに増えることはあるけれども、このふたつを買わないという選択肢はすでにありません。


火将ロシエル



池田エライザ




偶然にも、カタカナ系がそろった。


まぁ趣味みたいなものですから、44歳の男部屋を想像して訪れたひとが、ギョッとしてくれればしてくれるほど愉快という境地に達しているのであった―。




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明日のコラムは・・・

『「よき観客」として、行ってきます。』
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Dramatic night

2018-09-28 00:10:00 | コラム
もともとがこの数年で最も期待値の高いカードだった―ところに、ひとりの男の死がからんで、ひじょうにドラマチックな展開になってきた。

若過ぎるKIDの死は悲劇だが、これで少しは救われるか。


30日、MMA興行『RIZIN.13』(さいたまスーパーアリーナ)が開催される。

メインカードは、堀口恭司VS那須川天心。
MMAをメインに組む興行、のはずなのに、これはキックボクシング・ルールでおこなわれる。

天心の専門(キックボクシング)に、MMAを専門とする堀口が「乗った」形ではあるものの、対戦を要求したのは堀口であり、

彼自身が「MMAでやったら一瞬で決着がつく。相手の土俵でやって僕が勝てば、もうイイワケ出来ないでしょう」

と天心を挑発、だからMMA至上主義の自分も納得し、ふたりの戦いはキックボクシングでなければ意味がないと解釈している。


このカードが、どれほどの期待値かっていうと。
団体旗揚げ以来、最高のチケット売り上げを記録しているという。

そう、すでに大晦日以上に売れているらしい。

(入りによって)座席を閉鎖・開放出来るスーパーアリーナ、今回は全開放でいく方向。

超満員のMMA興行なんて『PRIDE』以降なかったことだから、新しい格闘技ファンにとっては「お初」になるんじゃないか。


当然、視聴率も期待出来る。

KIDへのテンカウント(黙祷)もおこなわれるだろうし、

※これは先日の『K-1』における献花台




あまり注目はしていないが大砂嵐のデビュー戦もあるし、近年稀に見る話題の多さ。


これでなんのドラマも生み出さなかったり、
繰り返しになるが観ているほうにまで火がつかなかったとしたら、日本の格闘技はしばらく冬の時代がつづくと思う。


それじゃあKIDは安眠出来ない、この日、会場に集うものたち全員で『RIZIN.13』を成功に導かないと!!




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『カレンダーで10000円』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(264)

2018-09-27 00:10:00 | コラム
がっで「む」→「む」きむき

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むきむき

筋肉が盛り上がっているさま(『デジタル大辞泉』より)

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語源がはっきりしないらしい。

ただ70年代に生まれた新語のようで、漫画からともコミックソング(=『ムキムキマンのエンゼル体操』)からともいわれている。

最近は「ばきばき」とかもいうようになって、形容としては「ばきばき」のほうが相応しい気もするけれど、聞き慣れているという点で「むきむき」のほうを多用するかな個人的には。


仕事柄、「むきむき」のひとと毎日のように顔をあわせている。

AVも格闘技も「カラダ」が資本だからね。

格闘家の「むきむき」を強く感じるのは、やはり試合前日の計量時。

最も圧倒されたのはミルコ・クロコップ、



ファイターは男だけとはかぎらない、

RENAの仕上がったカラダも素晴らしいし、



この子の場合は「むきむき」には当てはまらないけれど、女性的な部分を残しつつグッドシェイプだなぁと思える川村虹花は、



現役アイドルというだけあって、注目度は異様に高い。


こうやって写真を並べると気づく、軽量級には「ばきばき」が、重量級にこそ「むきむき」が相応しいのだと。


だからこそ。
映画のなかの「むきむき」といえば、未だシュワ氏を連想するわけで。



得意とするジャンルがSFだったのは、彼の身体がすでにSF的であったから、、、ともいえるでしょう。

もう71歳だし現役感はなく、実際、いま同じような役柄をこなしているのはザ・ロック様(ドウェイン・ジョンソン)なのだけれども、



出演作が大ヒットしているとはいえ歴史に残るような作品には巡り会えていないので、結局シュワ氏のインパクトには負けてしまうと。


ただ自分は、シュワ氏よりスライ派なので、
部屋には『コマンドー』(85)ではなく、『ランボー』(82~)のポスターを貼っていたよ。




いずれにしろ。
身長や体質など持って生まれた才能も必要ではあるものの、

基本的に「むきむき」は作り出すものであり、本人の努力の結晶なのです。

だから見た目の好き嫌いはあるかもしれないが、「むきむき」なひとすべてを尊敬している自分なのでした。。。




次回のしりとりは・・・
むきむ「き」→「き」もの。

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『Dramatic night』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(263)

2018-09-26 00:10:00 | コラム
け「が」→「が」っでむ

「god」と「damn」が組み合わさって「goddamn」、読みはガッデム。

「damn」とは「罰する」「地獄に落とす」という意味だそうで、
「くそー」「ちきしょう!」を表現するスラングが「goddamn」であると。

でも、ほんとうにスラングなのか。

かつてはそうだったのかもしれないけれど、
現代映画を観ていると一般語のように連発されているので、もはやスラングとは呼べないのかもしれない、、、と思ってしまう。

少なくとも、80年代以降はそう。
映画ファンだけがそう感じるわけではない―のは、プロレスラー・蝶野正洋が口癖のように発するからでしょう。




自分?

まぁ使いますね、ときどき。
でも「fuck!」のほうが多く使うかな。


さて、映画のなかで印象に残る「goddamn」。

まずはやっぱり、『パルプ・フィクション』(94)のこのシーンだと思う。




これがずば抜けているため、ほかが浮かばなかったりする。

ただデ・ニーロもブラピもレオもジョニデもエディ・マーフィーもマイケル・アイアンサイドも「漏れなく」発していることばなので、こんな動画集を紹介しておこう。




ここまで連発されると、楽しくなっちゃうね。


もうひとつ。

米国かぶれというキャラクター設定ゆえ、台詞の多くが米国系スラングだったのが『模倣犯』(2002)の津田寛治。



観たひとの99%が褒めなかった映画だけれど。

実際、自分も頭を抱えたけれど。

設定ゆえ、とはいえ津田さんも演じていて違和感があったんじゃなかろーか。

そのスラングの数々がわざとらし過ぎて浮いていて、正直いたたまれなくなってしまった・・・。


あすのしりとりは・・・
がっで「む」→「む」きむき。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(264)』
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