Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

aftermath

2018-01-10 00:10:00 | コラム
aftermath…余波、を意味する英語。

自分は、映画『グッドフェローズ』(90)のテロップで知った。



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大晦日の取材から解放されたのは、年が明けて4日の午後だった。

格闘技興行の取材とは、試合そのもの以外も含まれる、、、という意味で、きょうはこんなタイトルにしたというわけ。


いま「ちょっと遅い」正月休みを満喫中で、録りためたテレビ番組を酒呑みながら鑑賞している。

そのあたりのことを、書いてみようと思う。


(1)『紅白歌合戦』(NHK)

目当てのところ以外は倍速で。ごめんなさい。

いちばんよかったのは、声が戻っていたSuperfly。

エレファントカシマシも、竹原ピストルも、馴染みの曲でよかった。

ただ、いちばんヒイキしているPerfumeは、やりたいことは分かるが、ドローン撮影の年がベストだったかな。



寒空のなか頑張っていたし、技術そのものはモノスゴいのだけれども。。。


そして、べつに目当てではないのに、石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』には聴き入ってしまった。

こういうのを、歌い手さんのすごみというのでしょう。

(2)『UFC219』

メインイベントは、女子フェザー級のタイトルマッチ、クリスチャン・サイボーグVSホリー・ホルム。



ネット上でもそういった書き込みが散見されたが、日本女子MMAの試合のあとにUFCに触れると、我が国のレベルはまだまだだと思う。

未だ「女子の殴り合いは観たくない」という意見が多いなかで、競技化に成功したUFCには学ぶべきところが沢山あるなぁと。

キャッチコピーはたしかに重要なんだけれども、そろそろ「ツヨカワ」とか「純情タックル娘」とか、捨てたほうがいいのかもしれない。

面白味がなくなる?

そうかもしれないが、そこを捨ててからじゃないと、競技化には到達しない気がする。

(3)『笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日テレ)

シンプルに、1年前のほうが面白かったかな。

今回のMVPは滝藤賢一だったと思う・・・が、1年前の「乳首ドリル」西岡徳馬のインパクトには迫れなかったということ。




ところで。
この番組の余波が、ネットニュースを賑わせている。

ベッキーへの逆ドッキリ「タイキック」と、浜ちゃんの黒塗り。

前者はタレントとして美味しかっただろうから無問題、女子にだけ不倫バッシングが厳しいというのなら、それはこの番組の問題じゃあないでしょう。

後者に関しては、世界基準で捉えれば、たしかに認識の甘さはあったかもしれない。
「そういう時代じゃない」といわれれば、返すことばはないかもしれない。
(かといって、制作陣はなにも考えていないわけではない。ほぼ毎年恒例の、出川・上島による「アナルに空気入れて腕相撲」は撮影だけはおこなっていたが、それにちかい悪ふざけにより死者が出てしまった事故を受け、放送しなかったのだ)

だが。
黒人を洗濯機に放り込み白人(だったっけ?)に変身させたCMのような挑発があったわけじゃない、エディ・マーフィーのパロディがダメというのであれば、映画『踊る大捜査線』に出てくる、ちょっと頭の足りない感じの中国デカもどうにかしてくれよ。


浜ちゃんの黒塗りは、高度な笑いというわけではなかった。

なかったが、だからといってヤンヤヤンヤいわれるような差別意識があったとは思えないんだな。。。

(4)『RIZIN』(フジ)

「生中継」のうまみ? を知ったフジ編成が、今回もそこを売りにしていた。

悪くなかったが、テレビ番組としては「間延び」していた感も否めない。

驚いたのは「ギャビVS神取のくだり」を、割と長めに放送したこと。

それでダイジェストにされちゃったファイターたちには、ちょっと気の毒かも。


そして、土下座のパフォーマンス。



テレビ番組評からは逸れるが・・・

これって、おかしくないか。

(契約体重に落とせなかった)ギャビひとり悪者?

主催の榊原代表が、横に居るべきじゃないか?


秋山のぬるぬる事件。

アオキの腕折り。

アオキのかけ逃げ。

そして今回の土下座。

大晦日の格闘技興行は、「『ガキ使』とはちがって」なぜか「真の意味で」不愉快になる出来事が多い・・・。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(233)』
コメント (2)
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