Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

笑いの瞬発力

2022-06-30 02:40:32 | コラム
ここ1~2週間は、原稿依頼も「上半期のまとめ」みたいな内容のが多い。

映画やスポーツ、書籍などの10選はとりあえず提出したが、テレビ番組における「上半期でダントツ」がぎりぎりになって登場、これには驚いた。

松本人志企画『まっちゃんねる』(フジテレビ)のなかの「IPPON女子グランプリ」、つまり女性有名人だけで大喜利をやってみようという。

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お題「下着売り場で言ったことがないセリフを教えてください」

箕輪はるか「この下着売り場、全然良い商品ないですね…手ブラで帰らせてもらいます」

この返しには感動さえ覚えた!!

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お題「かわいくないことを、かわいく言ってください」


渋谷凪咲「尿(にゃ~)」


これまた本人のキャラを活かしていて素晴らしい^^

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大喜利は瞬発力だと、つくづく痛感。

自分、ある面における「自身が作り出す笑い」に関して「ムダに自信があった」りするのだが、瞬発力は「ゼロに等しい」と自覚しているので大喜利への参加は断固拒否したいなぁ、大金積まれても首を縦に振らない、、、かもしれない。


令和ゆえジェンダーの観点から、「男と女に分ける必要があるのか」「ジャッジする側に女が居ないのはなぜか」という疑問も出てくることだろう、

それでもこれで、「お題」と「人選」によっては「女も男と同じ土俵で戦える」ことが証明されたようなもので。

半年後くらいかな、軽くジョークでいっていた「混合ダブルスIPPONグランプリ」が実際に開催されるかもしれない。

いずれにしろ、「つづき」がとっても楽しみになりました。
出演者さん、みんなグッジョブありがとう^^


※コラムとは無関係だけど…
「上半期でいちばん笑った」動画は、こちら。自分も、このアナと同じ感じになっちゃうと思います(^^;)



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3分バリカン(^^;)

2022-06-29 00:10:00 | コラム
もはや記すのさえ怠く感じるが、べらぼうに暑い。

水をガロン単位で飲んでいるかもだし、
さすがにこの時期は、ワインでもチューハイでもなくビールだね。

あっという間に500ml缶は空ですわ。

チャリダーゆえ、わずか数日で肌は真っ黒。
美肌美白を売り?にしているわけではないので、これでいいのだが。

問題は、頭髪を刈る「時間」ね。

10年以上の坊主スタイルゆえ、バリカンの扱いはプロのそれに引けを取らないくらいの技術を有している(と思っている)。

が。
ががが。

この時期は、どの時間帯に刈ろうが頭皮に汗が滲んできてしまい、きれいに毛を刈れないのだった。

いちど髪の毛を洗い、エアコンをフル稼働させ「さらさら」状態に持っていく。
そのあと浴室に駆け込み、汗が滲んでくる前に髪を刈る。

おおよそ3分間…まぁそれが出来るくらいの腕ではあるのだけれど、
家に居るときぐらいは、せかせかした動きをしたくないんだがなぁ!!


※『髪結いの亭主』(90)…映画監督パトリス・ルコント74歳、音楽家マイケル・ナイマン78歳、もうひと花咲かせてほしいな!!



※いちばん好きな「夏の歌」というと、結局これになるのかもしれない^^



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日本女優別10傑(10)大竹しのぶ

2022-06-28 00:10:00 | コラム
イヤなおんな、、、というか、バイタリティに満ち満ちたおんなを演じさせたらピカイチな大竹しのぶ64歳、
このひとが面白いのは、若いころより中年になって以降に「メキメキ力をつけ」他を圧倒するようになっていった、、、というところ。

もう「さんまさんの元妻」なんて、誰もいわなくなったしね。。。


(1)『死んでもいい』(92)

石井隆の代表作で名美を熱演、愛人・永瀬正敏と共謀し旦那・室田日出男を殺害しようとする。

パッケージデザインは、石井本人によるもの。



(2)『黒い家』(99)

すべてが強烈な天才モリタ×奇人しのぶの怪作。

イヤな汗をかくが、めっぽう面白いから困っちゃう(^^;)



(3)『GO』(2001)

主人公・窪塚洋介の母親、在日コリアン2世役を好演。


(4)『海街diary』(2015)

三姉妹の母親役。
出過ぎず、かといって存在感が希薄なわけでもなく。

つくづく巧いなぁ!と。


(5)『一枚のハガキ』(2011)

新藤兼人の遺作。

90年代以降の、しのぶさんの演技スタイルに最も影響を与えたのは新藤監督だった、、、ような気がする。


(6)『GONIN2』(96)

「正」続編ではなく「邪」続編、でもなんか可愛げがあって^^



(7)『永遠の1/2』(87)

共演に時任三郎、
まだ「ディレクターズ・カンパニー」がきちんと機能していたころの佳作。


(8)『阿修羅のごとく』(2003)

向田邦子の名作を映画化、
四姉妹の長女を相変わらずの巧さで演じ切り、次女・黒木瞳も三女・深津絵里も四女・深田恭子も頑張ってはいるんだけど…という感じ。


(9)『後妻業の女』(2016)

しかしどうしてこうも、派手な格好や煙草が似合うのか。

はっきりいって「地は」そんなに派手系じゃないはず。。。なのにね!!



(10)『オカンの嫁入り』(2010)

共演に宮崎あおい、母と娘を見つめた呉美保監督作。

呉さんにしては弱いところもあるけれど、「オカンと娘」の自転車二人乗りの描写があまりにもよいので、ここだけで☆が3つくらい増えた^^

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『3分バリカン(^^;)』
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「ネガキャン」から解放されようぜ

2022-06-27 00:10:00 | コラム
先月某日―。

ドキュメンタリー映画『東京2020オリンピック』のSIDE:AとSIDE:Bを両方鑑賞出来る試写に招待される。

ときを同じくして、本作を監督した河瀬直美への風当たりが強くなり、

観てもいない時点で「国家に魂を売った」とか、
過去の撮影現場におけるパワハラ・暴言暴行のトラブルなどが報じられ、

それらの真偽は置いておいて、タイミング的に「いかにもネガティブキャンペーンっぽいよな」と感じたものである。


さて肝心の映画のほうは、、、というと。


競技のほうのアレヤコレヤを捉えた「SIDE:A」はソツなくまとめられ、まぁ記録モノとしては及第点。


問題、、、というか観るべきなのは舞台裏のアレヤコレヤ―反対派のデモ、組織委や食事係、開会式・閉会式の演者など―を捉えた「SIDE:B」でしょうね。


「SIDE:A」に比べて、時間がなかった?のか構成はメチャクチャ、もっと時間をかけて編集すべきだろう…とは思ったけれど、五輪におけるゴタゴタと妙に符合し、これがめっぽう面白い。

フレームに収まり切らない森喜朗の顔面ショットとか、悪意120%だし。

国の金を使ってアッカンベーをしているようにも見えて、ちゃんと観れば河瀬監督が「国家に魂を売ってはいない」ことがはっきり分かる。

しかし。
ここまでの覚悟がありながら、バッハ会長に対する毒が「ほぼゼロ」なのが気になった。
これが、五輪「公式」記録映画の限界だろうか。


ともあれ。
この世には「触れなくとも分かること」もあるかもしれないが、
基本的には「まずは、触れてから」だと思います、どんなことであっても!!



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少し、燃え尽き症候群(^^;)

2022-06-26 00:10:00 | コラム
訂正、少し、、、どころか「かなり」燃え尽き症候群。

「天心VS武尊」から1週間、完全に脱力してしまい、いろんなことに集中出来なくなっている。

今年いちばん大きいと思われる取材だったこと。
7年にわたるドラマが凝縮されていて、一観客としても感慨深かったこと。

などが理由なのだけれど。

大好きな肉もあんまり味がしないし。
新作映画の試写(の誘い)が来ても断ってしまったり。

リングで戦ったわけでもないのにね!

翻って。
激闘の末、勝利した海人くんは試合の翌々日にはすでに通常の練習を再開したようで。

メインの武尊くんは先日、SNSにこんな投稿をしている。


ほぼ同じころ、天心くんの「とーちゃん」も投稿、


これら熱きこころに涙し、
あぁ、こういうひとたちだからドームを満員に出来るのだなぁ!!と。


ときは、止まっていてくれないからね。
自分も、いつまでも脱力しているわけにはいかんよね・・・(^^;)




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