Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

電話の権利

2017-06-30 00:10:00 | コラム
某日―。
料金プランの変更申し込みのため、docomoショップを訪れる。

待ち時間、90分なり。

えー! 平日なのに!!

帰ろうと思ったが、タブレットも持ってきているので、待っているあいだに原稿を仕上げちゃおうかなと。

隅っこでカタカタ・・・いやタブレットのキーボードは無音なのでシコシコ? やっていると、案内係が「ドコモ光」への乗り換えを薦めてきた。

自分は「フレッツ光」を契約していたが、「ドコモ光」とのちがいが分からない。
案内係が「月々の請求額が1500円くらい安くなる」「ドコモポイントが15000もらえる」というので、じゃあよろしくお願いします、、、と。

待ち時間90分+窓口で60分を要し、午前中をdocomoショップで過ごすことに。

ついでに家の電話も光回線に変更、正直、電話機は家に設置されているだけで滅多に使用しないのだが、権利は当時70000円くらいで買ったわけだし、返金がないと聞くと、なんかもったいない?? なぁ、、、って。




ユーザーもそうだが、NTTも、まさかこれほどのネット/ケータイ社会が訪れるとは思っていなかっただろうな。


電話の権利―かつてこれが、行政における差し押さえの第一候補になっていた。

多重債務者だったころ、自分は国保税の滞納により、電話の権利を差し押さえられたことがある。

電話の権利にその価値がなくなった現在、第一候補ってなにになるのだろう?

自分は車を所有していないし、資産といえるものはない。

高額といえる所有物は、チャリくらいか。

チャリ、、、かぁ涙

差し押さえられた15年前を回想すると、けっこうみじめな気分になる。


当たり前だが、今後はそういうことがないようにしないとね。。。





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明日のコラムは・・・

『なにがなんでも期日前 + 6月コラムの目次』
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にっぽん女優列伝(19)井川遥

2017-06-29 00:10:00 | コラム
76年、、、おや偶然にも6月29日生まれ、きょう誕生日の41歳。
東京出身。

公式サイト


2000年から2001年にかけて、久し振りに「ふたりの」グラビアアイドルに夢中になりました。

ゆうこりん小倉優子と、井川遥(いがわ・はるか)さん。
前者のほうが自分らしいのでしょうが、「より」夢中になったのは井川さんのほうです。

ラフォーレミュージアムで開催された『井川遥展』にも初日に行きましたし、



『月刊井川遥』も、保存用と鑑賞用の2冊を購入したりしました。





夢中になった自分がいうのもアレなのですが、当時の井川さん人気は、ちょっと異様でしたね。
男性誌すべてのグラビアを、制覇したのではないかしら。

グラビア系としての人気が落ち着いたころに、井川さんは女優へと転身。
この流れで成功したひとは少なく、どうかな…と思っていたら、最初のころはともかく、徐々に結果を残し始めました。

素直に、うれしかったですね。

結婚・出産以後は露出も減り、最近はCM(や、ときどきのドラマ出演)でしか見かけませんが、落ち着いた雰囲気がたまりませんなぁ。。。


※現時点における、最高傑作でしょうか




<経歴>

99年、「東洋紡水着サマーキャンペーンガール」としてモデルデビュー。

「東洋紡」はほかに眞鍋かをりを輩出しており、グラビアウォッチャーが、当時最も注目していた企業だったかもしれません。
(少なくとも自分はそうでした)

実質的な映画俳優デビュー作は、2002年の『目下の恋人』。
テレビドラマを劇場用に再編集した作品です。

作家・ミュージシャンの辻仁成に見初められ、堂々の主演。
劇場は「遥ファン」で埋め尽くされましたが、なんとも批評し難い出来でしたね、正直、演技が上手か下手かも分かりづらかったし。。。

つづく『フィラメント』(2002)も辻監督が演出、前作よりは分かり易かったですが、やっぱり彼女の魅力は活かし切れず。

それでも「旬のひと」ですから野心的な映画監督は井川さんを起用したいらしく、『tokyo.sora』(2002)や『DOG STAR』(2002)など、非メジャー系映画への出演がつづいていきました。

映画ファンとして、「お。悪くないかも」と思えるようになったのは、2004年の『69 sixty nine』から。


『樹の海』(2005)、『大停電の夜に』(2005)、『水霊 ミズチ』(2006)、『暗いところで待ち合わせ』(2006)、『大奥』(2006)、
『犯人に告ぐ』(2007)、『象の背中』(2007)、『チーム・バチスタの栄光』(2008)、『イキガミ』(2008)、『トウキョウソナタ』(2008)、『ディア・ドクター』(2009)。
『今度は愛妻家』(2010)、『東京公園』(2011)では二役を「しっとり」と演じる。


派手な映画への出演が少ないところは戦略でしょうか、それは「完全に当たっている」と思います。


次回のにっぽん女優列伝は、池上季実子さんから。

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にっぽん女優列伝(18)五十嵐淳子

2017-06-28 00:10:00 | コラム
52年9月20日生まれ・64歳。
埼玉出身。

公式ブログ



今でこそロリコンで名の通る? 自分ですが、10代真ん中あたりまでは、年上のオネエサマが好きでした。

まぁ、このころに10代が好きだったとしても、自分もそうなのだからロリコンとはいえませんけれどね。

当時、夢中になったひとりが五十嵐淳子(いがらし・じゅんこ)さん。
(ほかに藤真利子、原田美枝子、関根恵子、荻野目慶子などなど)


トシちゃん田原俊彦の、俳優としての代表作『教師びんびん物語』(88・フジテレビ)。

ヒロインは五十嵐いずみと淳子さんの「W五十嵐」。
親子と勘違いするひとも居たようですが、同姓は単なる? 偶然です。

ふたりは16歳の差があり、10代のガキだったら、「より近い」「より若い」五十嵐いずみに魅かれそうなものですが、いやいや、クラスメイトはみんな「淳子さん派」だったと記憶しています、そのくらい魅力に、色気に溢れた女優さんだと思います、
だから当時から、旦那さんが羨ましかったですねぇ。




<経歴>

旦那は中村雅俊、



三女はモデルの中村里砂。




フラワーアレンジメントとしての才能もあり、現在は女優業を「ほぼ」休業、フラワーショップ『パストーン』の主宰として活動しています。
だから上記したブログも、女優さん! という感じではないのですね。

高校を中退しモデル業を開始、「五十嵐じゅん」の芸名で芸能界デビューも果たす。

映画俳優デビュー作は、75年の『阿寒に果つ』。
堂々の主演で、このころ現在の芸名に。

『童貞』(75)、『凍河』(76)、『ひとごろし』(76)、『少林寺拳法 ムサシ香港に現わる』(76)。

77年、『俺たちの勲章』(75・日本テレビ)をきっかけに交際していた中村雅俊と結婚、芸能活動を休業する。

前述した『教師びんびん物語』は、11年ぶりの女優復帰作だったのですねぇ。

ほかの映画出演に、94年の『免許がない!』。


長男くんの不祥事で悩んだこともあったようですが、毅然とした態度を取り、結果として夫婦の名声を守った感があります。

出来た嫁、母、、、ということなのでしょうね、なんか自分、エラソーですけど。

いつもか笑

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俳優別10傑 海外「な行」女優篇(1)

2017-06-27 00:10:00 | コラム
~ニコール・キッドマンのキャリア10傑~

デビュー時と現在の評価が、これほどちがう女優さんも珍しいかもしれない。

そのくらい、出たてのころのニコールはイモっぽかった。

豪州出身の、イモねぃちゃんだった。
当時から美形だったのに、なぜかそそられなかった。

トム・クルーズと一緒になり、ふと気づいたら「化けて」いた。

エロス全開―自分の目指すべき方向に気づいて以降の彼女は、ほぼ無敵。

50歳になった現在も、MUTEKIのままなのだった。


(1)『誘う女』(95)

旦那を殺してもスポットライトを浴びたかった女の一代記。

こんなひとに迫られたら、誰だってホアキンくんのようになる。

だから彼は、ぜんぜん悪くない。



(2)『ドッグヴィル』(2003)

奇人トリアーによる、刺激的な実験映画。

彼女が演じるキャラクターが直面する問題は、やはり、彼女自身のエロスであった。

(3)『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)

どうやら自分は、ニコールのビッチぶりを期待しているらしい。



(4)『めぐりあう時間たち』(2002)

ヴァージニア・ウルフを演じ、オスカー主演賞を受賞。

(5)『ムーラン・ルージュ』(2001)

楽しいミュージカル。

共演者にも恵まれ、また、バズ・ラーマン監督の「よい面だけ」が出た。

(6)『ピースメーカー』(97)

核弾頭をめぐるサスペンス。

批評面はイマイチだったと記憶するが、自分は充分楽しめた。




(7)『プラクティカル・マジック』(98)

サンドラ・ブロックと共演。

物語はなんてことないが、ふたりの魅力で最後までみせる。



(8)『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(2016)

昔なら、メリル・ストリープあたりが演じていたキャラクターかもしれない。

ニコールも、円熟期に突入したということか。

(9)『ラビット・ホール』(2010)

交通事故で子どもを亡くした母親を静かに熱演。




(10)『アイズ ワイド シャット』(99)

キューブリックの遺作。

もっと過激な物語を期待していて、観た直後は失望したが、時間が経過すると、不思議な味わい深さを感じるようになった。

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デザートがお似合いだ

2017-06-26 00:10:00 | コラム
新シリーズ放送を前にWOWOWが『ツイン・ピークス』旧シリーズの一挙放送を始めたので、
散々繰り返し観ているにも関わらず、結局は観てしまっている。

実質的な主人公・クーパーにならって、ブラックコーヒーとチェリーパイ、あるいはドーナツを楽しみながら鑑賞すべきだろうが、初めて触れる作品ではないので、誘惑に負け、1話につき缶ビール1本が空になっていく始末。

まぁ、それもいいかな。


「つまみ」くらいは、ドラマと同じ感じにしようと、パティシエのハニーがいろいろデザートを作ってくれる。

ありがたいことだ。


ところで自分は、スイーツということばがいえない。

訂正。
いえない、、、ことはないが、出来ればいいたくない。

照れくささもあるが、
それより「オメーごときがスイーツなんてことばを…」と思われていそうで、自分のような舌も胃も最低レベルの人間は「デザート」というのが精一杯であると。


そんなわけできょうは、舌・胃のレベルが「その程度」の自分による、気に入りのデザート5選を展開してみよう。

ビールにあうのかは分からんが、これ食べながら『ツイン・ピークス』を観ると、おや自分は、なかなかに幸福者じゃないかと思えるのであった。


(1)「チーズ好きのためのチーズケーキ」(ヤマザキ)

コンビニで買える。



でも、いつも売っているわけじゃないのよね、
だから見つけた日は、何個も買ってしまう。

(2)「チョコファッション」(ミスタードーナツ)

ミスドでは、これとカレーパンで10個くらい。



(3)「ロッキーロード」(サーティーワン)

チョコとマシュマロ!!



(4)「極プリン」(パステル)

もう発売されていないが、記憶がたしかならば、1個700円くらいしたのではなかったかな。

入れ物が立派な陶器で、これだけで200円くらいかかっているんじゃ?

(5)「バウムクーヘン」(ユーハイム)

贈答用にちょうどいいので、たぶん、もう30ロール(? 数えかたが分からん)くらい買っている。




・・・つまり。
ドーナツはいけるが、パイは、日本人の自分には、舌・胃のレベルが最低クラスの自分には、ただただ甘過ぎて。。。





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『俳優別10傑 海外「な行」女優篇(1)』
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