笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

深い、作品

2008年04月21日 | 2008年 映画 レビュー
映画「フィクサー」を鑑賞しました。

ジョージ・クルーニー演じるフィクサー(もみ消し屋)のマイケル。
彼の同僚であるアーサーが異常行動を起こしたためその後始末をすることになったマイケルなのだが・・・

おもしろかったです。
しかし、少しばかり難しかったかな。
もうちょっと明確に、わかりやすければな・・・

しかし、サスペンス的にはかなり良くできています。
最初のシーンがまた最後に出てきて理解できるようになってるのですが2回目を見たときのおもしろさは巧いです。

ジャンル的にはサスペンスであり人間ドラマ的要素もあります。
マイケルの家族間のことや借金のことなど、うまく絡みあい良かったです。

また、演技も素晴らしかったですね。
私的には異常をきたした、アーサー役のトム・ウィルキンソンはすごい。
ノミネートも納得ですよ。

助演賞を受賞したティルダ・スウィントンも、もちろん巧いです。
ただもう少し出番があると良かったかなぁ・・・

ハラハラドキドキのサスペンスやジョージの活躍を期待すると失敗かも知れません。
この作品はじわじわと来るような社会派サスペンスです。

最後まで予想できない展開だし、飽きさせません。
見る価値ありの1本です。

パンフレット:600円
      割と普通な感じです。
      ただ、結末やストーリーの解釈や説明などもあり良いですよ。

評価:5- 
   監督は「ボーン」シリーズの脚本家です。
   この作品が初監督だそうです。
   いやー、すごいですね。

かなり深い作品ですね。
私的にはもう1度見たいです。
きっと、新たな発見がありますよ。

最後の終り方も好きです。
かなりさまざまなところに意味のある映画だと思います。


それでは、また


   


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