薬と嘘と殺人事件

９日のことですが、映画「サイド・エフェクト」を鑑賞しました。

新薬の副作用によって夢遊病となり夫を殺害してしまった女性
薬を与えた主治医の精神科医はその悲劇の裏側に隠された真実を暴こうとするが・・・

久々に正統派サスペンス、ミステリを見たなぁと
鬱、新薬など現代性もあり！

ストーリーは最後まで揺られて、真相は、結末は…
引き込まれますね

主演ジュード・ロウも良いですが、ルーニー・マーラの鬱患者ぶりは巧い
その他 出演者も皆 適役で良かったです

何よりソダーバーグ監督の無駄のない、スマートな作り
演出の巧さが本作を高めてますね

テンポよく、クールな見せ方といえばよいか

ただ、真相に関しては もう一捻りほしかったかな
意外に無難な感じだったなぁと

とはいえ、引退作と言われる今作でも
ソダーバーグ監督らしさは発揮され 流石だなぁと

パンフレット:700円　
　　　　　　内容もしっかりあり
　　　　　　レイアウトなどクールな感じが良い

私的評価:３+
　　　　ソダーバーグ監督作、ヒッチコック風という評判にちと期待しすぎたか
　　　　しかし 巻き込まれ型ながらストーリーの現代性が効き、演出の確かさは流石

こういうサスペンス劇 もっと見たいなぁと


それでは、また