4月20日 ぜんせきより
18日からはローリーが到着したことから、それまで実施していた緊急車両限定の対応を解除、被災住民らへのガソリン給油も開始した。
住居が大きな被害を受け、車中に寝泊まりしながら自家発電機を使って給油しているSSもある。
エネ庁は「熊本市内などのSSの品薄状態はほぼ解消している」としている。
4月20日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)
社説より
(道路の被害などで在庫切れが発生し)やむなく休業を強いられたSSもあった。
もちろんSSも被災し計量機や油面計の不都合、防火塀倒壊やPOS転倒、キャノピー破損などが発生、
安全を確認した後に営業を再開している。
エネ庁のまとめによれば18日時点、熊本県内ではSS総数の7割に当たる589ヵ所が稼働しているという。
大分県では422ヵ所、8割が稼働中だ。
とりわけ災害対応型中核SSは熊本県で34カ所中30カ所、大分県では32カ所すべて、宮崎県も31カ所すべてが稼働し安定供給に万全を期している。
あらためて石油の力を発揮、エネルギーの最後の砦としての役割を果たしている。
頼もしい存在だが余震は続いている。
スタッフの無事と安全を願わずにいられない。
※m(_ _)m
阪神淡路大震災で、堅牢と確認されたガソリンスタンドの施設にも被害が・・・
揺れの激しさを物語っていますね。。。
余震の大きさと頻度も心配です。
どうかご無事で!
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販売店消えていく時代
◎・・本紙が創刊して間もない時から(約70年前)、新聞を購読していた九州のある販売店が、3月末でその歴史に幕を下ろした。
2代目でまだ年齢的には運営できたが、後継者問題などで廃業を決意したという。
立派な息子さんがいたが、業界の将来が描けないとして、別の仕事に就かせた。
さらに自分も業界に見切りをつけたという。
(中略)
◎・・今年の3月で閉店した販売店は多い。
体が続かない、後継者がいない、地下タンクが古くなったが再投資できないーなど、撤退の理由はさまざまだ。
しかし全員が共通して語られたことは、将来に希望が持てない、現況では息子に継がせたくない、傷が深くならない内にやめたい、の声だ。
◎・・いつからこのような時代になったのか。
ローカルで給油難民が社会問題になっているが、それをつくり出したのは、紛れもなく業界そのものだ。
販売店が地域社会のエネルギー供給を担ってきた。
それを無理やり「退場」させるとはいかがなものかー。
◎・・販売店の廃業は、エネルギーの担い手を減らしただけでなく、地域の雇用の場も奪ったことになる。
先日亡くなられた大分県石商前理事長の柴田武司氏が「販売店でも生き残れる業界にしていくことが大切だ」と訴えておられたことが、鮮明に蘇る。
弱者切り捨ては時代の流れーでは寂し過ぎる。
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>いつからこのような時代になったのか。
※元売(販売子会社)が市場に参入してからじゃないでしょうか。
業界には、とっくの昔に見切りを付けている。
あとは“時期”だけのこと。
そう考えている販売業者も多いと思います。
ガソリンスタンド業界の問題は、業界だけの問題ではありません。
販売店は、廃業すればそれで済みます。
業界の問題(販売店の廃業)で、被害を被ることになるのは消費者(給油難民、灯油難民)です。
灯油配達 「救うのはもはや行政の領域」
(※ですが、大手セルフが数軒あるような地域の行政には危機感はないと思います)
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“系列安・商社高”続く
東北地区 仕切り構造泥沼化 元売が業転下回る取引
東北地区の特約店からは「年度末頃から商社系の業転と商社系の通常玉がメタメタに弱い。大手元売りの商社イジメが続いているとみている。この状態では元売系列玉を叩いて買うしかないのかとも思う。それにしても商社がだらしない」と商社への苦情もタラタラ出ている。
※商社系の通常玉って何ぞや?
業界に居ても意味不明なことが多くって...(汗
美味しかった~☆♪
多牌さん、ありがとう。
初めて作った割には上手くできたと思ってますp(^^)q
え?“モノ(飛び魚)が良いから”って?
((^┰^))ゞ ヘヘ
その通り!!
でもお魚を捌くのは、包丁が可哀想になるくらいに下手っぴデス(汗)
修行が足りん!、のであります(^-)☆
4月21日 画像追加
多牌さんから、「こんな感じで~」ってメールが届いた。
♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴ~イ!!!
豪華ですね~☆
熊本県内で営業中のガソリンスタンドをHPで公表
(朝日新聞) 04月19日 17:15
石油元売り各社などは19日、熊本県内で営業している系列ガソリンスタンドを、自社のホームページで公表し始めた。経済産業省によると、公表しているのは、出光興産、東燃ゼネラル石油、太陽石油、コスモ石油マーケティング、キグナス石油、昭和シェル石油、JXエネルギー、全国農業協同組合連合会(JA全農)、伊藤忠エネクスの9事業者。他の事業者も順次公表する予定。
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マナーを守ってご利用くださるよう、お願い申し上げますm(_ _)m
沖縄県内 仕切り格差拡大が影響 末端15円以上開く
4月16日 燃料油脂新聞
沖縄県市場では4月入り後、コスト上昇に対応したガソリン末端値上げに挑んだが、不発に終わった。
南西石油の石油製品販売停止による混乱が続いており、ガソリン市況に大きな影響を与えている。
また販売業者の大きな悩みの種ともなっている。
これまで業転玉の流通も少なく、仕切り価格の格差もほとんどなかった。
しかし2月以降、仕切価格差は大きく、最大で6円以上の格差が生じているとの声がある。
那覇市内の販売業者は「公平な市場と言えるのか」と苦言を呈している。
この結果、コストが上昇しているにもかかわらず、値上げが不発に終わっている。
仕切価格の格差縮小が達成されなければ転嫁作業の実施にも不具合が生じることが危惧されている。
混乱と利益不足を回避する意味でも、早急な解決を求める声が高まりをみせている。
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4月18日 ぜんせき
まだ被害が軽微なSSだと思いますが、精算機が倒壊したSSと、積んでいた缶が倒れてオイルが流れ出たピットの写真が載っています。
民間でありながら、災害時のSSはさながら“公務”の責任感がついてくる。
※九州で地震、一致団結を「論説」より
一日も早く混乱が収まりますように。
「災害時石油供給連携計画」発動
4月19日 燃料油脂新聞
※311を教訓に改正された石油備蓄法に基づく「災害時石油供給連携計画」を、経産省資源エネルギー庁が発動しました。
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こういう時は系列もPBも関係ありません。
混乱が起きないように、
元売は営業可能なSSへの供給を、
宜しくお願い致します。
消費者の皆さんも、混乱を避けるため不要不急の購入はなるべくお控えくださるようにお願い申し上げます。
被災地でのガソリン供給のために奮闘されている皆さま、ご苦労様です。
無事にこの困難を乗り越えられますように。
自宅最寄りのバス停の時刻表
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公用燃料の供給は断りたいというmasumiさんと、付き合いもあるのにそんなことは出来ないというこうちゃんと。
意見がまとまらないまま今日まで来ましたが、先週少々トラブル(?)がありまして、またまた夫婦間で口論となりました。
本当はね、“逆ザヤ”とか“面倒”とかは別にいいのです。
不採算なこと、面倒なことを切り捨てたのが、“セルフ”だっていうこと。
セルフが切り捨てたコトを引き受けてるのが、“地場フル”だっていうこと。
ガソリンスタンド業界のコトを知ってもらえたなら。
こうちゃんは「組合に入っている以上は」とか「付き合いもあるし」とか、そして「しょうがない」って、
自分の都合は何も言わずに我慢する。
全量系列仕入れの地場零細店主にはこうちゃんみたいなタイプの人が多いのかも知れない。
全石連は販売業者に対して「経営は自己責任です」と言いながら、国に対しては官公需受注を要望する。
だけどね
官公需なんて大口取引がある店は別として、零細店にとっては特に欲しいとは思わないものなんじゃないのかな。
こうちゃんも「自店には特に必要ない」って言ってます。
そのこうちゃんは配達先でこけていました。
足だけじゃなくて、手のひらも、指も怪我して帰ってきた(><)。oO
こんなふうに一生懸命働いて店を続けています。
・・・って、
ただドンくさかっただけですけど~(笑)
こうちゃんがこけている頃(多分)
masumiさんは公用燃料調達の件で掛かってきた電話に、「申し訳ありませんが他店でお願いします」と口にしていました。
けがの手当ての後で、(勝手にそんなこと言って、叱られるかな)と思いながら電話でのことを話したけど、
返ってきた言葉は、「それでよい」でした。
(でも夕方胃薬を飲んでいた)
電話で、
1日に4軒が廃業していることも話したけど、やはりそういうことにはあまり関心がなさそうでした。
【熊本地震】河野防災相、対策の中心は「生活支援、再建」に
04月15日 21:19
河野氏は官邸で記者団に対し、16日は警察と消防で被災者救出を続け、自衛隊が避難者らの生活支援に注力することを明らかにした。主要なガソリンスタンドが営業を継続し、ガソリンの調達には支障がないとの認識も示した。
熊本にガソリンを 元売り各社が協力し配送急ぐ
4月16日 14時29分
熊本県内では、地震の影響で一部のガソリンスタンドへの燃料の配送が遅れていることから、石油元売り各社は、緊急の会議を開いて、協力して配送を急ぐことを確認しました。
4月15日の業界紙より
ぜんせき
燃料油脂新聞
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ガソリン販売価格の決定要素に「他SSの価格」と答えたSSが75.8%
事後調整受けているSSは31.4%、受けていないSSは68.6%
月間ガソリン販売量が50キロリットルを下回る小規模SSでは4割近くが業転玉を購入していることが判明。
業転玉の割合は、20%以下が47.4%、40~60%が26.3%、20~40%と60~80%が各10.5%、80%超が5.3%
業転玉を購入しているSSと購入していないSSのガソリン仕入価格を比較したところ、購入SSは3円、小売価格は2.6円それぞれ安いが、マージンはともに9.5円
業転玉購入に対する元売などの反応は、系列玉の購入を指導されたが52.2%、なにも言われていないが34.8%、品確法の軽減申請にサインしないと言われたが4.3%、サインポールを撤去すると言われた(警告が届いた)との回答はなかった。
石油流通証明書の認知度に関しては、内容も含めて認識しているSSは38.9%
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このタイミングで熊本の石油流通実態を載せることに少々抵抗を感じつつ・・・
4月20日 追記
長野の調査結果はこちら↓
元売の考え方が問われる調査結果
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
余震も大きな余震のようで不安な思いをされているのではないでしょうか。
十分に気を付けて身の安全を図って下さい。
私たちも他人事ではありません。
備えを忘れずに、気を付けましょう。
1週間前に、“20日ごろ”という夢を見ているので...
4月14日 燃料油脂新聞より
国内石油製品の取引において、透明で公平な価格指標が必要とのニーズに対し、国際石油市場で活動してきた情報提供会社が相次いで国内で情報提供サービスを行おうとしている。
先陣を切ったのはプラッツ社で、12日に中央区の東京商品取引所でワークショップを開催、25日から5油種の国内会場取引価格を毎日公表すると発表した。年内には陸上取引についても価格提供を行うとした。
プラッツ社の情報はMOC(マーケットオンクローズ)と呼ばれるもので、プラッツのベンチマーク指標決定に賛同する「プラッツ終値指定注文のプレーヤー」が実際の取引価格について情報提供したものをプラッツが精査し、その日のベンチマーク価格として決めて提供する。
市場が閉まる午後3時30分までの30分間の取引価格を終値として、その日の価格とする。
また取引を行った企業名が公表されるのも特徴だ。
(中略)
石油業界がこれほど高い関心を寄せるのは、出光興産と昭和シェル石油、JXエネルギーと東燃ゼネラル石油の統合、第二次高度化法による精製設備の再編、そして今回の国内石油製品のベンチマーク価格の決定など、一連の改革が資源エネルギー庁により主導され、製品取引のあり方が変わるとみているからだ。
プラッツのワークショップには佐合達矢・資源エネルギー庁流通課長があいさつし、事業者間の競争による効率的な製品供給を前提としながら「再投資可能な適正価格」が必要で、そのためには「透明で公平性の高い価格指標」が必要だと述べた。
エネ庁は、複数の価格情報提供会社が国内で競争し、信頼性の高いサービス提供を行う仕組みづくりを目指している。
「われわれを潰すのか」販社SS出店で悲痛な声
元売はわれわれを潰すのかー。
和歌山県有田市で着工した販社運営のSS出店に絡み、地元業者間では“まさに死活問題”として悲痛な声があがっている。
年々減少傾向を続けるガソリン需要や、セルフSSとフルサービスSSとの大幅な価格差など、経営環境悪化を含め「いよいよ廃業も脳裏をよぎる」と深刻な状況下にある。
経営苦を訴えるために 価格転嫁は当然の権利
100円台に突入する市況を尻目に90円台を固持し続けるSSを、一般紙などのメディアが報じた。
こうした報道は、当然読者(視聴者)である消費者寄りの視点から発信されたもの。
価格が安いことはほぼすべての消費者にとってプラスであることには違いないが、SSの多くが爪に火を点すような薄利のなか営業を続けているという販売者側の事情をくみ取る視点に欠けていることは否めない。
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4月16日 追記
4月15日ぜんせき
「プラッツ社が日本市場参入 海上価格25日から公表」より
国内スポット市場はリム情報開発の提供する卸指標の影響力が大きいが、プラッツ参入で新たな競合相手が登場することになる。
日本市場参入について同社は、「約1年調査して参入を決めた。事後調整など日本には独特の商習慣があるが、変化してきている。世界各国で価格指標の透明化を進めてきた経験、知識を活かし現状の市場に向き合いたい。初めの参加者が1~2社でも良い。次第に透明性のもたらす利益への理解が業界全体に広がる」などの考え方を示した。
また来賓として参加した資源エネルギー庁の佐合石油流通課長は、「事業者の方々が適切な経営をするうえで、透明で信頼性の高い価格指標は極めて重要。プラッツ社が日本市場に関心を持ってくれることは2つの理由から喜ばしい。1つは同社が既に世界各国で価格指標を提供し、消費者に信頼されるメソドロジーを確立していること。もう1つは価格情報の提供という分野において複数の会社が競うことで、より洗練、信頼される価格指標が形成されると認識している。また行政として、事後調整など日本独特の商慣習も改善すべき点は直していきたい」と述べた。
限定給油の一見さん
窓もボディも真っ白け@汚れで
あんまり酷いからリアガラスとフロントガラスだけ拭いてあげようと思い、拭き始めると「いいですよ」
(おっ、良い人じゃん)と思ったのも束の間、
「窓はいいから、この白いのだけ拭いて貰ったら・・」とボディを指さす。
(この白いのだけって・・・これ拭き出したらボディ全部になっちゃうじゃん(==;)
昔のmasumiさんならその無茶なご要望にもお応えしていましたが、現在のmasumiさんは甘くないのよ。
「これですか?(指でなぞりながら)これはもう洗車して貰った方が良いですね」
え?じゃあ洗車売れたの?って?
いえいえ、相手もそう甘くはない。
「そうですか」のひと言で終わりました(笑)
いやー、それにしてもビックリです。
粗利100円程度の限定給油で、
イチゲンサンで、
ボディを拭かせようとする消費者がいるとは!!
masumiさんは(私、おばさんになってて良かった~)と思ったのであります(^ー^)
障害者差別解消法について 平成28年2月 経済産業省
http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/shougai/downloadfiles/gaiyo_sabetsukaisho_meti.pdf
3-⑧ 経済産業省の対応指針の概要⑥
〔別紙〕2 合理的配慮の具体例
21Pの最後の行
セルフサービスのガソリンスタンドにおいて、要望があった場合には、安全に配慮しつつ給油に協⼒する。
*****
※この法律には罰則もあるようです。
「障害者差別解消法」とセルフ
「障害者差別解消法」とセルフ(続き)