masumiノート

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2016年04月05日 | ガソリンスタンド2

4月4日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

価格設定 高いリスク

フルSSとしてはトップクラスの販売量を維持している静岡県有力特約店社長は 「月末に計算した2月の燃料粗利はわずか十数万円だった」と語る。
だが翌月半ば頃に通知される事後調整による値引きが三百数十万円にもなった。
結果として差引トータルでは燃料から300万円超の粗利を得たことになったものの、値引きの金額がはっきりするまでは深刻な「赤字」の状態に陥っていることになり、
値引きが実際にあるのか、どのくらいの事後調整があるのかは、元売から通知があって初めてわかる仕組みだという。

「値引きがあるから“安心だ”と安易にいうことはできない。いまの会社の状態は元売に“生殺与奪”の権利を握られており、値引きが無かった場合、資金繰りはすぐに行き詰るだろう。掛売顧客の価格設定も最終的な仕切価格がわからないなかで進めなければならない。事後調整を考慮すると業転玉を購入することもできない」と不安げに話す。



下期分仕切り最終調整へ 業転との価格差解消目的

「業転との価格差解消は大歓迎だが、複雑な気持ちだ。
結局業転は元売自身の問題に起因するため、自らの首を自らが絞めているようなものだ。
仕切価格にわれわれが振り回され、結果、疲弊していること自体が元売の犠牲にほかならない」
特約店関係者は口を揃える。


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「接待で10万円使っても100万円になって戻ってくる」
昔、業界掲示板で特約店の方と思われるこんな感じの書き込みを目にしたこともあります。
地場零細3者店には無縁の世界です。