masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

一方的な環境省VOC対策も、“振るい落とすため”の・・・

2016年04月09日 | メモ(GS業界紙より)

4月6日 ぜんせきより



東電「ゼロ石油火力」へ
『環境』と『効率』という両面で、電力会社から“脱石油”どころか“ゼロ石油”を突きつけられようとしているもので、元売各社の今後の中期計画や精製2次装置構成にも影響を与え、ひいてはガソリン需給にも大きな影響が出そうだ。


エネ庁需要想定 販売減受け協業化検討
全石連の河本副会長・専務理事は「SSがどのように生き残っていくかを真剣に考えていかなければならない」としたうえで、
「SSの生き残りは石油の安定供給確保にもつながる。エネ庁の支援などもいただきながら、販売業者の協業化や共同配送、タンクの共同利用を検討していかなければならない」と述べた。


一方的な環境省VOC対策
石油販売業界にとって極めて深刻な問題に発展する可能性があるのに、業界側の主張をことごとく否定したうえで、議論を一定の方向に誘導しようとしているとしか思えない会議が行われている。
環境省の中央環境審議会自動車排出ガス専門委員会のことである。

(中略)

SSの存続に関わる大事な議論が、新たな事実や公平なデータ開示がないまま「結論ありき」で進められていることに強い不信を覚える。


*****


ガソリンベーパー排出抑制@SSは心の準備を。



廃棄灯油の引き取り、致します。

2016年04月09日 | ガソリンスタンドでの出来事

車はセルフで給油して、灯油もホームセンターや巡回業者から買っているのに、シーズンを過ぎて古くなった灯油の処分だけを持ってこられるのは嫌だと過去記事に書いているように、それは変わりません。

頭に来るし、処分を引き受けることも嫌です。
地場3者店が廃業していく理由を考えれば分かることです。

けれども持って来られたら、正当な理由なくお断りすることはできません。


そして、でも、
当店で販売していない灯油の処分でも、こういう場合は頭にも来ませんし嫌でもありません。


以下、常連さんを送り出すときに何か会話をしていたこうちゃんとmasumiさんの会話

こ、「今の○○さんが灯油持ってきはったら、処分しといてあげてな」
ま、「はぁい」
こ、「“灯油はここで買ってないのに悪いなぁ”って言わはったから、全然かまへんよって言っといたから」
ま、「うん、全然かまへん(^^)」







車の給油も灯油も他店で購入しているのに、“古くなった灯油の処分だけ”、しかもそれを“さも当然のように”地場フル店に持ってくるっていうのが嫌なのです。

地場3者店が廃業していく理由を考えれば分かることです。


「障害者差別解消法」とセルフ(続き)

2016年04月09日 | ガソリンスタンド2

先日6日に記事にした、「障害者差別解消法」とセルフの続きです。


当店にも車椅子を利用されている常連さんが何人かいらっしゃいます。
皆さん活動的でフレンドリーです。

私はこうした方々はセルフではなくフルを利用されるものだとばかり思っていたのです。
というのは、
当店を利用して下さる女性や高齢者のなかには、健常者であっても“手の力が弱くて自分で給油キャップを開けることが出来ない”などの理由で「セルフには行かない(行けない)」とおっしゃる方があったからです。

ですが、「障害者差別解消法」とセルフの障害者の方は普段からセルフを利用されていたようです。

セルフの数がどんどん増えているとはいえ、全国平均ではまだ30%未満です。
当市ではセルフ解禁後すぐに50%を超えましたが、それでも2軒に1軒はフルです。

当市のフルの中にはセルフと同値か、たまにそれより安値看板を出す店がありますが、
一般的にはセルフの方が安いので、フルではなくセルフを利用されるのはやはり金銭的な理由が大きいのかなと思います。


他の障害者の方はどうされているのだろうと思って検索してみました。


以下、YAHOO知恵袋より
「威張る障害者。 バイト先(ガソリンスタンド/セルフ・・・」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1481824769

バイト先(ガソリンスタンド/セルフ)に最近になって頻繁に訪れる障害者の(腕が片方無い)方がいます。 給油もスタッフが代わって入れて、店内精算のシステムなんですがお釣りを渡す際もサイフの中に直接入れてあげていました。毎回当たり前の様にしていてお礼の一言も無し。まぁそういう人なんだなぁと思ってたんですが、入ったばかりのバイトの子がその方が来た事を気付かずに(その子は障害者の方の事を知りませんでした)他の仕事をしていました。すると障害者の方はその子に向かって「さっさと給油しろ!何時まで待たせるつもりだ!」etc罵詈雑言の嵐。「障害者というのが解らないのか!差別だ!」と店内で怒鳴り散らす始末。その時に店内にいらっしゃった他のお客様もドン引き。私はレジをしていたのですが「どういう教育をしてるんだ!」と怒られる始末。
確かに気付かなかったその子も気配りが足りなかったのかな?と思いましたが元々うちはセルフのスタンドです。その事があっていらい障害者の方は来るたび来るたび悪口を怒鳴り散らしていきます。

頻繁に来店されるのでスタッフとしても困り物。しかもいつも来る時間帯が社員がいなくなった後なんです。
どうにか罵詈雑言を止めさせたいのですが良い方々はないでしょうか…。

*****


代わりに給油するのはあくまでもサービス(厚意)です。
自分で給油するのがセルフなのですから、強要することではないと思います。
回答者の方も書いておられましたが、それがご理解頂けないなら来店拒否も仕方がないと思います。

ただ、障害者の方でもそれを理由に「高くてもフルを利用するしかない」とするのも納得がいきません。
ですから人員等に余裕のあるセルフであれば、代わりに給油してあげることが望ましいと思います。


でも、ここで又考えてしまいます。

障害者の方は障害者差別解消法によってセルフでも給油サービスを当然のようにして受けることができるようになるけど、
上に書いた、“握力が弱くて自分で給油キャップを開けることができない健常者の方”は、高くてもフルを利用するしかないままなのでしょうか?



セルフSSのなかには、「(着物、和服を着用など)給油が困難だと思われる方は声を掛けてくだされば代わって給油します」としているところもありますが、それはそれで首を傾げてしまいます。
セルフとフルの線引き・区別がつかなくなるからです。

まとまりなくつらつら思うままに書きましたが、片方を立てれば片方が立たない、みたいな・・・
何だかモヤモヤが取れないのです。

それに、
施設のバリアフリー化や、POSや計量機にテロップを流すなどの様々な対応も、資本力がない零細セルフには困難なことではないでしょうか?

うーーーーん。

障害者の方が給油するときはヘルパーさんが同行するとか、或は、フルを利用してもらってセルフとの差額分は行政が補助金を出すとか・・・

何か良い方法はないでしょうか?



ふぅ。。。(溜息)


安値店が出現して、“水は低きに流れて”、店頭の販売価格の差も3円が5円になり、5円が10円になり、
ところによっては30円もの価格差になっている・・・

恣意的な差別対価のもとに始まった価格競争がもたらしたことです。


ほんとうの被害者は消費者なのではないでしょうか。