沖縄県内 仕切り格差拡大が影響 末端15円以上開く
4月16日 燃料油脂新聞
沖縄県市場では4月入り後、コスト上昇に対応したガソリン末端値上げに挑んだが、不発に終わった。
南西石油の石油製品販売停止による混乱が続いており、ガソリン市況に大きな影響を与えている。
また販売業者の大きな悩みの種ともなっている。
これまで業転玉の流通も少なく、仕切り価格の格差もほとんどなかった。
しかし2月以降、仕切価格差は大きく、最大で6円以上の格差が生じているとの声がある。
那覇市内の販売業者は「公平な市場と言えるのか」と苦言を呈している。
この結果、コストが上昇しているにもかかわらず、値上げが不発に終わっている。
仕切価格の格差縮小が達成されなければ転嫁作業の実施にも不具合が生じることが危惧されている。
混乱と利益不足を回避する意味でも、早急な解決を求める声が高まりをみせている。
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4月18日 ぜんせき
まだ被害が軽微なSSだと思いますが、精算機が倒壊したSSと、積んでいた缶が倒れてオイルが流れ出たピットの写真が載っています。
民間でありながら、災害時のSSはさながら“公務”の責任感がついてくる。
※九州で地震、一致団結を「論説」より
一日も早く混乱が収まりますように。
「災害時石油供給連携計画」発動
4月19日 燃料油脂新聞
※311を教訓に改正された石油備蓄法に基づく「災害時石油供給連携計画」を、経産省資源エネルギー庁が発動しました。
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こういう時は系列もPBも関係ありません。
混乱が起きないように、
元売は営業可能なSSへの供給を、
宜しくお願い致します。
消費者の皆さんも、混乱を避けるため不要不急の購入はなるべくお控えくださるようにお願い申し上げます。
被災地でのガソリン供給のために奮闘されている皆さま、ご苦労様です。
無事にこの困難を乗り越えられますように。