masumiノート

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日本のガソリンが高い理由

2014年10月23日 | ガソリンスタンド2

ガソリン高は“税”が主因 (全石連がマスコミ向けに解説ツールを作成)

10月22日 ぜんせき (※青系文字がmasumi)

小売価格が166円の、これがガソリン価格の内訳
153.7円(本体価格+税金)×消費税率1.08=166円(小売価格)

ガソリン本体価格は97.4円でガソリン税53.8円、石油石炭税2.04円、温暖化対策税が0.50円、そして消費税8%で12.3円

税金が1リットルあたり68円超、なんですよ。

解りやすくて良いですね(^^)

・・・、と思ったけど!

160円で売っている店があれば、170円以上の店もありますけど?

その説明はどうされるんでしょうか?

ん?なんかこんなこと以前にも書いたような・・・(^^;・・・あったあった(笑)
これだ。
「高すぎる」、そのクレームは公取委やエネ庁にお願いします。

ただこれは2013年11月22日 の記事で、記事の中で
>その際には、「業転を混ぜられるのは嫌だ」と必ず付け加えて下さい。
と書いていますが、その後「系列でも業転OK」とお上が見解を出して元売もそれに従うと返事をした(※)ので、それはもう叶わぬ夢となりました。
(とても悔しいですが)

だからあとは、 「仕切り格差」
これを説明の中に入れて頂きたいのですよ。

   これも叶わぬ夢なのかなぁ...




地場SSの撤退相次ぐ

確かに都市部を中心にここにきて地場SSの撤退が相次ぎ、大阪府内の中心部にあるSSからは「この1年で商圏内の同業者がほとんどいなくなった」との声が聞かれるほど。
その勢いは「かつて地下タンク老朽化問題が浮上した時も存廃議論はあったが、
いまは静かにSSが消えている。

*****

>地下タンク老朽化問題が浮上した時

当時、このmasumiノートを閲覧した報道機関もいくつかありました。
某国営放送局のディレクターの方からメールも頂きました。
しかし放映された番組内で業転や差別対価という言葉が使われることはありませんでした。

「2月危機 ガソリンスタンドが消える?!」とセンセーショナルに報道したマスコミさん。
昨年2月以降も、今も1日に4ヵ所のペースでガソリンスタンドは減り続けていますが、それについては“静か”なものなのですね。











ゴミ

2014年10月23日 | ガソリンスタンドでの出来事

「アカンアカン!そんなもんアカン!!」とこうちゃんの声。
ふてくされて出ていく給油客。


10月23日 燃料油脂新聞


「どうしたん?」と訊くと、「空き缶1つくらいなら受け取ってやってもいいかなと思って、受け取ってゴミ箱に捨てて、送り出ししようと戻ったら次から次へとゴミ出してきて、それも缶も何もかも一緒くたに入った袋を。 だからこっちが分別せなアカンような袋はアカンって言って受け取らんかったんや」とこうちゃん。

「最初からウチはゴミ受け取りませんって、断れば良いのに」と言うと、
「現金満タンやったから、まぁイイかなと思ったんや・・・」



だけどこうちゃんは普段こう言ってる。

お客さんが出したゴミは、店が処分するときには産業廃棄物になる。産業廃棄物は別に料金が発生する。
利益を得る過程で出たゴミなら仕方がないが、ガソリンスタンドでお客さんが出すゴミはコンビニ弁当とかが殆どで、ガソリンスタンドには何の関係もない。

*****

儲けてやろうなんて気は既になく、常連さんだけで良い(それで営業継続は可能だから)と思っているmasumiさん。
常連さんで車内ゴミがあるのは2人だけ。(昔からの大切な顧客だからゴミ捨ても昔ながらで)

分別していない大きなゴミ袋を出してくるのは殆ど県外の一見さん。

・・・

最初っから受取拒否でイイと思う。


セルフではない“無人”のガソリンスタンドの呼称は「呼び鈴SS」

2014年10月22日 | ガソリンスタンド2

元売など対策案示す エネ庁「SS過疎地連絡会」
(※10月18日の「ガソリンの仕入値は130円以下(※業転玉)」の記事の中で一番最後に乗せた業界紙の記事です)

今後、ガソリンや灯・軽油の供給に支障が起きる可能性のあるSS過疎地の現状を元売、JA全農、石油組合などが報告し、継続的な事業運営案について意見を交わした。

元売系列を超えた共同配送やコンビニ事業者との協業による食料品や日用品の販売を含めた生活機能複合拠点化などの案が出された。

危険物規制の緩和や消防機関の柔軟な運用が必要になる対策案では、タンクローリーから自動車へのガソリンの直接給油の他、一部消防の判断で実例がある、給油客の来店時だけ隣接店舗の従業員が対応する「駆けつけ給油、掛け持ち運営」(呼び鈴SS)の運用拡大などがあげられた。

エネ庁はこうした各種の対策案を整理、精査したうえで具体化を進める方針。
消防庁に対する規制緩和要望は連絡会として項目を絞り込んで検討を求める考え。

*****

規制緩和で他業種が参入して、セルフも出来て、元売まで小売りに参入して、
ガソリンスタンドの営業形態も多種多様になりました。

SS過疎地では“呼び鈴SS”も誕生しました。
(SS≒サービスステーション?)


***

数年前に、一人で店番をしていて忙しくて窓拭きサービスを省略したときなどに、「それでもフルか!!」と罵声を浴びせられたりもしましたが、これが業界の現実です。


ドライブ中にガス欠になりそうになって、そのあたりにガソリンスタンドがないより、窓ふきやゴミ捨てなどのサービスがなくても、そこにガソリンスタンドがあった方が良いでしょう?

こうちゃんはまだ首を横に振りますが、
(この地はSS過疎地でもなく、車を5分も走らせなくても次のガソリンスタンドがあるので)
私はそういう気持ちでやっています。



ところで、
発券店値付けカード問題委員会の活動はどうなったんでしょうか?

当店は組合活動とは無縁です。詳しくは分かりませんが、ニュータウン開発で他府県に本社のある大手さんが進出してきたことで当地では集会すらなくなったと聞きました。(集会で何かを決めても、“本社の意向で”と言うのが増えて纏まらなくなったから(?))

私はこのカードの仕組みや、発券店値付けカード問題委員会が発足したことを知り、「発券店値付けカードは給油のみ」という行動を実際に起こしましたが、組合の中で文句を言っている方はご自身で何か具体的な行動をとっておられるんでしょうか?

消費者が知らないところで文句を言うだけでは何も変わりませんよ。
腹の中で「こんなカード」と思っていても、給油客の前では営業スマイルで窓ふきやゴミ捨てをしているのでは、
「何だかんだ言ってもやはり数量が欲しいのだろう」と元売に足元を見られて、何も変わらないと思いますよ。




それはそうと、
SS過疎地でのガソリンスタンド運営の在り方では消防法の緩和(柔軟な対応)が必要になるのだとしても、給油取扱所に変わりはなく、危険物を取り扱っていることに変わりはありません。


「しかし行き当たりバッタリやなぁ、消防法って、そんな程度のもんなんか?・・・」byこうちゃん(軽く怒りながら)







 

 

 

 


資金繰り悪化は系列店(100%仕入れ)だけかも

2014年10月21日 | ガソリンスタンド2

資金繰り悪化の懸念浮上する(論説)

10月20日 ぜんせき

元売出資の会社やコミッションエージェント主体の場合などは影響軽微だろうが、独立経営型の販売業者にとって資金繰り悪化は難題である。
本来は最近顕著にみられる想定以上の事態も踏まえてSS収益を確保するべきだが、長引く廉売競争、それに巻き込まれ財務体質が消耗したSSにとっては窮地そのものだ。

*****


元売子会社販社の新設セルフなどは小口配達を行いません。
同一商圏内で、それらの配達を昔から行ってきた同系列の地場業者(同じマークを掲げている昔ながらのガソリンスタンド)が真似のできない(※)安値の看板を掲げて集客し、地場業者の顧客の多くもその安値に流れました。

(※)真似ができない(安値店の売り値=自店の仕入れ値)

高値の地場業者は事情を知らない消費者から「悪徳」の汚名を着せられ、長年大切にしてきた多くの顧客をも失いました。

規制緩和とは言いますが特約店制度はそのままで、昔ながらの3者店は依然として“規制”の中でした。
そうして多くの同業者が悔しい思いを胸に業界を去っていきました。


「都心部でも灯油難民」という言葉が2月危機のときにマスコミでも使われましたが、
ガソリンスタンド過疎地でなくても(※)小口配達を担ってきた地場業者が廃業することによって、車を持たない独居老人宅のような家庭が灯油を調達することが困難になるからです。

(※)セルフのガソリンスタンドがあれば、ガソリンスタンド過疎地ではありません。



セルフなどでは「ここは安くて助かる」と消費者に言ってもらえるそうです。
当店の常連さんは心を無にして来てくれているそうです。

誰だって「高いから心を無にしないと来られない」って言われるより「安くて助かる」って言って貰える方が良いですよね。

だけど、だからこそ、地下タンクへの投資回収は無理だとわかっていても、そこまでして来てくれる方がいるからこそ、こちらもそれに応えたいと思うのです。

前記事で「ガソリンスタンドを利用する全てのドライバーに知ってもらいたい」って書いたけど、当店のお客さんには知ってもらいたくないです。
だって、折角「儲けさせてやってる」って思ってくれているのに、経営がギリギリなんて知ったら悲しませてしまうでしょ。

「安く仕入れて高く売ったらええんやで」とか「しっかり儲けて下さいね」って、そんなふうに言って利用し続けてくれる方々には、心の底から「お蔭様でm(_ _)m」という気持ちなのです。





昔ながらのガソリンスタンドの廃業の原因は、「巻き添え」

2014年10月20日 | ガソリンスタンド2

赤字深刻 警戒感強まる

10月18日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

「本来ならば看板価格の値下げ余地など一切ない」

(大手特約店社長)
SS事業についていえば毎月数百万単位の赤字が続いている。年間にして数千万円だ。
ケースバイケースで1億円超の赤字になったとしても不思議ではない。
赤字の理由はボリュームに見合ったマージンを確保できていないからだ。
我が社では別に収益事業もあるのでSS事業の赤字を埋め合わせることができるものの、SS事業1本の特約店でいま黒字決算のところはないのではないか。
償却ジャンプをしている特約店もあると聞いている。
SS業者の収支はそれほどまでに極限状態だ。

(SS業者の財務内容や元売動向に詳しい事情通)
今県内の最安値看板はPBSS業者を中心に150円前半なので、最悪の場合は150円を割る看板を掲げる危険もある。
元売が系列仕切りをここまで値下げしているのはガソリンがあまりにも売れていない証拠だ。
勝負に出ているのだろう。
しかし根本的な問題解決は需給バランスの引き締めしかない。
元売の責任は極めて大きい。

**********

(※上の記事は静岡県の話ですが、これは静岡県に限ったことではありません)

この大手特約店さんは“別に収益事業があるので”SS事業の赤字を埋め合わせることが出来ているそうですが、

今、この業界では7割(?)の業者が赤字だそうです。

多角経営で別に収益が確保できるような企業はそれでも良いか知れませんが、
では、
ガソリンスタンドを本業として、又生業として、ガソリンスタンド1本でやっている店はどうしているのでしょう。



1996年3月 特石法廃止で製品輸入の自由化
1998年4月 セルフ解禁
2001年12月 石油業法廃止で元売が小売りに進出

元売販売子会社・大手量販店・商社系PBなどのし烈な価格競争が始まりました。


高値の仕入値を強いられた3者店(1SSの地場業者)は・・・、


業転玉を仕入れて価格に追随したところもあります。
そしてマークを外してPB(無印)になったところもあります。
価格競争には参加せず、高値を理由に客離れを起こしたところもあります。


規制緩和以降、毎年ガソリンスタンドの数は驚異的なスピードで減り続け、元売マークを掲げた系列店は、平成24年3月末にはピーク時(1994年)の約半数にまで減少しました。
平成25年には地下タンクの消防法改正で「2月危機、ガソリンスタンドがなくなる?!」とマスコミで騒がれたのは記憶に新しいところです。
今現在も1日に4軒が閉店していっているそうです。


主にセルフによる価格競争のあおりを受けて、地域の町工場や独居老人宅などへの小口配達を不採算を承知で行ってきた地場業者が撤退に追い込まれてきました。

そしてそれは現在進行形です。

今のような業界の有様では、1SSを生業として営業しているような店の経営が改善することはないと思っています。


私は改正消防法対応の地下タンクの工事代金回収はハナから諦めています。
(※地下タンクへの投資回収が困難として廃業した店も多いのです)

あとは、心穏やかに地域の既存客への供給を少しでも長く続けたいと思っています。

その為にはこの業界の“ありのまま”を、ガソリンスタンドを利用する全てのドライバーの方に知って頂く必要があると考えます。


発券店値付けカード、Tカード、価格差の理由のこと、知ってほしいと思います。


PS
因みに当店は身の丈経営を心掛けておりますので赤字は赤字でも深刻な赤字ではありません。

(横から)
「赤字は赤字や(苦笑)」by こうちゃん

「今年の地下配管の修理がなければギリギリ黒字やったかも知れんやーん」by masumiさん



10月31日 追記

小売業界の安全網いまだ皆無(※系列3者店の)

10月30日 燃料油脂新聞



お芋はやっぱりそのまま焼く方が美味しいかも

2014年10月20日 | 日記

昨日の休日、先ずは店で鉢植えにしていたサルナシとオガタマを自宅へ移植。




落ち葉焚き


あっ! こうちゃーん、ホイル巻いた~?

いやぁー

アカンやん、はいホイル



ほら、キレイに焼けた♪


・・・・・もぐもぐ
・・・・・モグモグ

キレイやけど、匂いがせーへんねんな
そやな、・・・なんとなくホイル巻かんとそのまま焼いた方が美味しいかもな
ということで我が家の落ち葉焚きでの焼き芋はこうちゃん流でいくことになりました(笑)


ところで、これはお茶の木の花なんでしょうか?

「お茶が好きだった親父がどっかにお茶の木を植えとるんやけど、これやろか?」byこうちゃん

*****

午後は身内に送ってあげるお米を精米しにコイン精米所へ



昨年は減反してた田んぼで作ったせいか2等米だったけど、今年は1等米でした☆

そして柿をとりに三角畑へ


こうちゃん曰く、
「わっ!先週草燃やしに来たときの半分になってる!」


この先に貸農園があって都会の人が来ているから...田舎の柿は珍しいんでしょう(笑)
お持ち帰り頂くのは全然構わないんですが...足元の、明らかに人が食した痕跡には閉口します(--;

で、下の方は殆ど無くなっていて(^^;
上を見ると美味しそうな柿が☆!

「こうちゃん、アレ、美味しそう!」と言うと、
「可愛いmasumiちゃんのためならたとえ火の中水の中」と、木登りして取ってくれました(*^^*)

(横から)
「アホか!お前が俺の尻叩いたんやないかい!(笑)」

ちゃんちゃん。
(※赤字の部分だけ嘘でーす((^┰^))ゞ)



大阪の母に送ってあげよう。


「マスミノート Tカード」で検索して下さった消費者の方へ

2014年10月20日 | ガソリンスタンド2

ご訪問ありがとうございます。
(検索して下さりありがとうございました)

Tカード(Tポイント)についていくつか記事を書いております。
直近の記事がこちらやさしさとして?になります。
特に補足はお読み頂きたいと思います。
ご気分を害されることもあるかと思いますが、お読み頂ければ幸いですm(_ _)m



ガソリンの仕入値は130円以下(※業転玉)

2014年10月18日 | ガソリンスタンド2

系列玉の正規流通経路は元売→特約店(2者店)→3者店。
系列(元売)マークを掲げているガソリンスタンドには元売販社、2者店(特約店の直営店)そして3者店(主に地場業者)がある。
皆、元売から出荷された玉(油)を売っています。

2者店が元売から仕入れた単価に中間マージンを足したものが3者店の仕入れ値となります。

世の中(市場)は、価格競争。


10月16日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

市場環境悪化 大幅減益に (特約店の言)
数カ所の店舗(SS)を運営するA特約店は「計画に対して半分以下になりそうだ」と明かし「供給元売から何らかの手当てがなければ赤字になりかねない」と危機感を募らす。

特約店も元売と同じ (3者店の言)
系列特約店の多くは「元売は頼れる存在ではなくなった」と口を揃えるが、3者店から見れば「頼れないのは2者店も同じ」

※元売のブランド料が値下げされたとき、それを3者店に適用しなかった特約店もありました。


業界は常に“矢面” 「消費者団体引き入れを」
業界が身銭を切って小売価格を引き下げても消費者には伝わらない。
業界と消費者双方にプラスになるのは「減税以外にない」




10月17日 燃料油脂新聞
「供給証明書」が束縛 小規模業者 負の連鎖に
供給過剰によって業転玉は市場に出回る。しかも系列業者、とりわけ小規模業者との業転格差には目に余るものがあった。
これを取り除き、買いやすくするのが供給証明書の発行だったが「そう簡単なことではない」と業界はみる。

※供給証明書って流通経路証明書のことですよね

*****

今、業転玉は底抜け状態で128円もあるとか・・・
そしてまだまだ日替わりで下がりそうな勢いだとか・・・
今週の当店の系列仕切りFAXは3円下がって141.9円・・・
(※税別)

業転との格差は最高で18円っていう経験はあっても、やはりこういう状況では心穏やかとはいきません。

系列100%仕入れでやっていくって凄いことですよ。


*****




10月20日 追記

消費者の皆様へ

インセンティブが大手を振る業界では業転玉の仕入値も(こそ)高低差があります。
地場の1SSでのPBと量販型商社系PBとでは販売価格にも差が出ますことをご理解頂けますようお願い申し上げます。



















演技だからこうなる。

2014年10月15日 | ガソリンスタンド2

系列店でも同一の製油所から出たものなら業転玉を仕入れても構わないとして「流通経路証明書」が導入されることになったのが2月。
議員立法化の動きもあったようだけど、その流通経路証明書は未だ「誰も見たことがない


とはいえ、「このままでは生き残れないから」とこれまで業転に手を出していなかった業者までもが公取委の見解を頼りに業転をとるようになった事例もあります。
しかし、公取委の見解も何のその、特約店の優越的地位は健在です。

要するに、
以前にも増して混迷の有り様。




10月15日 燃料油脂新聞


(※前記事に追記アリ)


系列の現仕切り方式は、

2014年10月14日 | ガソリンスタンド2

市場連動制からコスト連動制に変わっています。

10月15日 追記


10月15日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

※午前中に届いた特約店からの通知FAX
ガソリンと軽油は-3円。灯油は-2円でした。

マージン減少の現状把握 全石連 資金繰りを調査
(※アンケート形式で調査を行うそうです)
全国石油協会の信用保証制度では、借入金返済の条件変更が月間40件以上もあり、今年度に入ってからとくに増えている。
調査を踏まえ、全石連では販売業者による運転資金借入金の返済を95%保証するセーフティネット保証制度や利子補給など、金融支援の拡充の実現に結び付けたい考えを示している。

*****

「系列でも業転OK(流通経路証明書)」も同じですが、時間稼ぎのように、或は演技のように、根本的な解決にはならないことをされると、無性に腹が立ちます。
(少しでも力になりたいとの思いで働いて下さっている方には申し訳ないのですが)


>借入金返済の条件変更が月間40件以上もあり、今年度に入ってからとくに増えている。

運転資金を借り入れなければならない業界なのです。しかも返済の条件変更が増えている・・・
業界はそのような状態で、今後好転するとは到底思えません。

しかもそのお金の出処はどこでしょうか。
ほんとうにきちんと返済できるのでしょうか?


「業転と5円もの差があってはやっていけない。だから業転を取る(特約店)」と、よく業界紙には載っています。
我々弱小3者店は、業転とは常に10円前後の差があります。
(仕方なく業転をとった3者店もありますが、)「お客さんを騙すようなことはできない」という思いで、苦しくても系列100%仕入れで堪えてきた3者店もあります。

そういう3者店は「系列でも業転OKにしてくれ」とか「最低限の利益が確保できるようにしてくれ」なんて、お上に向かって泣きついたりしたことなんかないはずです。
(恥かしい)


そういう3者店が訴えてきたのは「仕切り格差の是正」です。


地場業者がほんとうに求めているものは補助金や業転ではない。




 

10月20日 追加

10月17日 ぜんせき

石油協会 信用保証制度 資金繰り対策で注目
保証件数の内訳
セーフティネット資金 157件、32億5431万円
中核給油所資金 28件、4億4133万円
小口運転資金 18件、1億8521万円

代位弁済件数は18件で、弁済額は2億5266万円

全石連並びに石油協会では円滑な資金調達に向けて、同事業の積極的な活用を呼び掛けている。


芋掘り

2014年10月13日 | 日記

今年はこれだけ。

「台風が来る前に」ってんで、昨日芋掘りしました。
8月の日照不足のせいだろうね、去年の半分もない。



向かって右がこうちゃんの掘ったあと。
左は・・・
“取り残しがないように”っていう、masumiさんの欲張りな性格が出ているね(笑)


シュウメイギク、前栽に仲間入り^^




*****

結局今日(祝日)も店開けてます(苦笑)


夫婦喧嘩の原因は、“店”

2014年10月11日 | ガソリンスタンド2

粗利を回復させる機会は仕切りの下げ局面しかありません。
仕切が下がって市況が動かない間だけです、粗利が厚くなるのは。
だから下の画像(業界紙)の上の方(社説)にみえるように、「下げ余地なし」が大半のSSの実情なのです。
安値量販に転ずるようでは不毛市況を増やすだけ
採算販売が最も確実な収益確保策であることを認識すべきだ。


今系列仕切も下がっているけど、それ以上に業転が下がっている。
系列の仕切り改定は週一だけど、業転は毎日変わる。


当地の市況も動き始めてしまいました。
外資系系列フルで157円、同系列フル164円、JAセルフ159円。

こうちゃんが沈んだ表情で、ぼそっと「うちも2円下げておいたからな」
それを聞いたmasumiさんの表情を見て「何やねん!」

はい、軽く夫婦喧嘩です。
(これは今しがたの話です)

その前に重めの夫婦喧嘩をしております(^^;
発端はこれ↓
「何らかの結論必要」仕切り問題など元売との協議

10月11日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasum)

収益低迷に喘ぐ販売業界の問題打開に向けた議論は、自民党、経済産業省、公正取引委員会を巻き込み、元売と対峙する展開に発展しているものの、具体的な成果は得られていないのが実情だ。

4月から4回行われた元売との協議の場では、業転格差や系列内格差などの仕切価格問題、数量重視の販売政策、販売子会社の販売姿勢、SS店頭での誤認看板(価格の多重表示)の4つに論点を絞り議論が行われている。

このうち、元売、全石連の双方が改善に向けて取り組むことで合意に至ったのは、SS店頭看板の適正化だけだ。

経営部会の会合では「これほど議論しても販売子会社のガソリン廉売に改善がみられないのであれば、元売の小売進出を制限する規制導入(米国にみられる分離法のようなもの)しかないのではないか」「全石連として販売子会社がこれ以上増えないようにすべき」といった強硬な意見も出されている。

元売との協議の場には資源エネルギー庁と公正取引委員会が同席する。
発言内容は時に制御されるため突っ込んだ話ができない面もあるが「議論をやめることがあってはならない」(浜田部会長)との思いは強い。
※誰がどういった場面で制御するんでしょ?

**********

これを読んでmasumiさんはこうちゃんに言いました。

合意に至ったのが店頭看板の適正化だけ、
これから予想できる近い将来はやっぱり3者店潰しの最後の追い込みだよ。
販社や元売資本の入っているような大手は安値の看板を(多重表示でなく1本で)掲げて、うちらのような3者店は高値の看板を掲げてください、ってことだよ。

インセンティブは公正取引だから不当廉売ではありませんってことだよ。
何年か前にCAセルフと売り値に13円もの差を付けても、うちの粗利は5円しかなかった。それが普通になるんだよ。
更には20円の差を付けても5円しかない、そんな状況になるんだよ。

それを分かった上で、さあ、あとはどこまでやりますか?っていうハナシだよ。




そんなネガティブなことばかり言ってどうする!

こうちゃんは怒り出しました。

流通カードのこと、特約店の中間マージンのこと、
だから元売や特約店にとっても3者店がこれ以上減るのは好ましくないはずだ。

これがこうちゃんの意見です。

masumiさんは「甘いな」と言いました。

流通カードは販社や資本を注入した特約店の店舗で使えるよ。
セルフが殆どやろけど、ドライバーには少し距離を走ってもらわなあかんけど、使えるところ(3者店以外の元売の販売網)はちゃんと用意してはる。
特約店の中間マージンは無くなるかも知れんけど、そのための「利益の確保を!(運動)」じゃないのかな?
上の方ではその点もちゃんと話は付いているんじゃないかな。

需要減は確実で、水素(燃料電池車)へのシフトは国策で、
ビジネスライク、グローバルな競争、そんな彼らが非効率な3者店を保護すると思う?

消費者のため? ならガソリンスタンド過疎地問題なんて現れてないよね。


だからって、もう先がないねんから、もうやめろみたいなことを、元売が言うんならまだしも一緒に店をやってるお前が言ったらあかんやろが!
先はこんなふうになるかも知れんけど、一緒に頑張っていこう、っていうふうにならんとあかんやろ。
そのためにちょっとでも売っていくようにせな・・・

だから!!
(先がないのはわかってるけど)やれるとこまでやる、って、そういうことやろ?
「覚悟して、やっていこう」、っていうことちゃうん?
ただ理不尽な思いまでしては嫌やでって・・・

で、ちょっとでも売るって、いったい何を売るんよ?
人がいないから油外は売られへん。油は高いから売れへん。


・・・お客さんが来たので中断・・・


何を売るか、こうちゃんの答えは「油」でした(笑)


ちゃんちゃん


*****

masumiさんの予想は、消費者の大きな声がなければ当たってしまうことになると思っています。





松茸はクンクンするだけ

2014年10月10日 | ガソリンスタンドでの出来事

お釣りを持って出たらこうちゃんがお客さんの差し出した松茸を嗅いでいた。
あとで聞いたら「松茸、見たことあるかー?」と言いながら籠の中から出して来たんだって(笑)

傘の開いた松茸で、虫食いがあるから売り物にはならないって
すかさずこうちゃんが私に向かって、「くれるって(ニヤリ)」と言ったんだけど華麗にスルーされました。

栗とか黒枝豆は貰えても、流石に松茸をくれる方はおりません(笑)

でも、ニオイだけ嗅いだこうちゃん。

もう5キロも家で焼いて食べたとか、車の窓を開けないとニオイがきつくてかなわんとか、そんな話ばっかり聞かすねんやったら1本くらいくれたらええのに。あの籠の中にはよぉけ入っとってからに、見た事あるかーって、ニオイだけって、
そらないでー、と愚痴っておりました(笑)