masumiノート

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セルフではない“無人”のガソリンスタンドの呼称は「呼び鈴SS」

2014年10月22日 | ガソリンスタンド2

元売など対策案示す エネ庁「SS過疎地連絡会」
(※10月18日の「ガソリンの仕入値は130円以下(※業転玉)」の記事の中で一番最後に乗せた業界紙の記事です)

今後、ガソリンや灯・軽油の供給に支障が起きる可能性のあるSS過疎地の現状を元売、JA全農、石油組合などが報告し、継続的な事業運営案について意見を交わした。

元売系列を超えた共同配送やコンビニ事業者との協業による食料品や日用品の販売を含めた生活機能複合拠点化などの案が出された。

危険物規制の緩和や消防機関の柔軟な運用が必要になる対策案では、タンクローリーから自動車へのガソリンの直接給油の他、一部消防の判断で実例がある、給油客の来店時だけ隣接店舗の従業員が対応する「駆けつけ給油、掛け持ち運営」(呼び鈴SS)の運用拡大などがあげられた。

エネ庁はこうした各種の対策案を整理、精査したうえで具体化を進める方針。
消防庁に対する規制緩和要望は連絡会として項目を絞り込んで検討を求める考え。

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規制緩和で他業種が参入して、セルフも出来て、元売まで小売りに参入して、
ガソリンスタンドの営業形態も多種多様になりました。

SS過疎地では“呼び鈴SS”も誕生しました。
(SS≒サービスステーション?)


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数年前に、一人で店番をしていて忙しくて窓拭きサービスを省略したときなどに、「それでもフルか!!」と罵声を浴びせられたりもしましたが、これが業界の現実です。


ドライブ中にガス欠になりそうになって、そのあたりにガソリンスタンドがないより、窓ふきやゴミ捨てなどのサービスがなくても、そこにガソリンスタンドがあった方が良いでしょう?

こうちゃんはまだ首を横に振りますが、
(この地はSS過疎地でもなく、車を5分も走らせなくても次のガソリンスタンドがあるので)
私はそういう気持ちでやっています。



ところで、
発券店値付けカード問題委員会の活動はどうなったんでしょうか?

当店は組合活動とは無縁です。詳しくは分かりませんが、ニュータウン開発で他府県に本社のある大手さんが進出してきたことで当地では集会すらなくなったと聞きました。(集会で何かを決めても、“本社の意向で”と言うのが増えて纏まらなくなったから(?))

私はこのカードの仕組みや、発券店値付けカード問題委員会が発足したことを知り、「発券店値付けカードは給油のみ」という行動を実際に起こしましたが、組合の中で文句を言っている方はご自身で何か具体的な行動をとっておられるんでしょうか?

消費者が知らないところで文句を言うだけでは何も変わりませんよ。
腹の中で「こんなカード」と思っていても、給油客の前では営業スマイルで窓ふきやゴミ捨てをしているのでは、
「何だかんだ言ってもやはり数量が欲しいのだろう」と元売に足元を見られて、何も変わらないと思いますよ。




それはそうと、
SS過疎地でのガソリンスタンド運営の在り方では消防法の緩和(柔軟な対応)が必要になるのだとしても、給油取扱所に変わりはなく、危険物を取り扱っていることに変わりはありません。


「しかし行き当たりバッタリやなぁ、消防法って、そんな程度のもんなんか?・・・」byこうちゃん(軽く怒りながら)