masumiノート

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ガソリンの仕入値は130円以下(※業転玉)

2014年10月18日 | ガソリンスタンド2

系列玉の正規流通経路は元売→特約店(2者店)→3者店。
系列(元売)マークを掲げているガソリンスタンドには元売販社、2者店(特約店の直営店)そして3者店(主に地場業者)がある。
皆、元売から出荷された玉(油)を売っています。

2者店が元売から仕入れた単価に中間マージンを足したものが3者店の仕入れ値となります。

世の中(市場)は、価格競争。


10月16日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

市場環境悪化 大幅減益に (特約店の言)
数カ所の店舗(SS)を運営するA特約店は「計画に対して半分以下になりそうだ」と明かし「供給元売から何らかの手当てがなければ赤字になりかねない」と危機感を募らす。

特約店も元売と同じ (3者店の言)
系列特約店の多くは「元売は頼れる存在ではなくなった」と口を揃えるが、3者店から見れば「頼れないのは2者店も同じ」

※元売のブランド料が値下げされたとき、それを3者店に適用しなかった特約店もありました。


業界は常に“矢面” 「消費者団体引き入れを」
業界が身銭を切って小売価格を引き下げても消費者には伝わらない。
業界と消費者双方にプラスになるのは「減税以外にない」




10月17日 燃料油脂新聞
「供給証明書」が束縛 小規模業者 負の連鎖に
供給過剰によって業転玉は市場に出回る。しかも系列業者、とりわけ小規模業者との業転格差には目に余るものがあった。
これを取り除き、買いやすくするのが供給証明書の発行だったが「そう簡単なことではない」と業界はみる。

※供給証明書って流通経路証明書のことですよね

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今、業転玉は底抜け状態で128円もあるとか・・・
そしてまだまだ日替わりで下がりそうな勢いだとか・・・
今週の当店の系列仕切りFAXは3円下がって141.9円・・・
(※税別)

業転との格差は最高で18円っていう経験はあっても、やはりこういう状況では心穏やかとはいきません。

系列100%仕入れでやっていくって凄いことですよ。


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10月20日 追記

消費者の皆様へ

インセンティブが大手を振る業界では業転玉の仕入値も(こそ)高低差があります。
地場の1SSでのPBと量販型商社系PBとでは販売価格にも差が出ますことをご理解頂けますようお願い申し上げます。