masumiノート

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「寂しい」の嵐 +「俺も仕事辞めようかな」

2021年09月16日 | ガソリンスタンドでの出来事

店頭の「閉店のお知らせ」を見たお客さんからの反応で1番多いのが「寂しい」「寂しくなる」という声です。

「寂しい」に続いて「ガソリンスタンドをやめた後、何か(他の商売)しはらへんの?」とも言って頂いているそうです。


火曜日から店頭に出た私にも「元気そうな顔が見れて良かった」+「だけど(閉店で)寂しくなる」と。



掛会員さんの中には「店が解体工事に入ったらお支払いはどこに持って行ったら良いの?」と、そこまで心配してくださる方もいて、

「やっぱりうちのお客さんは善い人ばっかりで有難いね」と主人と言い合いました。


そして今日は、ニュータウンから給油に来てくれる同年代の常連さん(女性)が私の留守中(金融機関に出掛けていたので)に給油に来られて「お知らせ」を見て、主人に声を掛けて下さって「ところで奥さんは?」という話になり、胃を全摘したことを話すと目を真っ赤にして下さったそうで、主人が慌てて元気になったから今週火曜日から店頭にも出ていることを話して「3時には戻ってくる」と言うと「そしたらその頃又来ます!」と・・・

そして本当に3時半頃に来て下さって、ご自身の個人情報(住所氏名、電話番号、メールアドレス)を書いたメモを渡してくれたのです。

「ここに来るようになって、奥さんと出会って、覚えてはるかな?〇〇の話したこと。その時にこんなに気さくに話せる人がいるんだって嬉しくなって、それにここに来ればその日一日がスムーズに過ごせたし、会えなくなるのは寂しいから」って・・・

これは何冥利に尽きると言えば良いのでしょうか。


そして「ご主人にも言ったんだけど、地下タンクの設備投資しはったら良いのに。他のお店の前を通ってここに来るけどここみたいに流行っているところ無いですよ」って・・・

「いやいやタマタマですよ。地下タンクしようと思ったら1千何百万も掛かるしカーボンニュートラルだし投資回収出来ないですもん」と言っても納得してくれず、「良いお客さんが付いている店なんだから投資回収できますって!!」って・・・
(^^;;;

それで主人の歳を言ったら「え!?ウソでしょ。凄く元気だしまだ60代かと・・・」

(笑)
地下タンクでは納得して貰えなかったけど“75歳”で納得して貰えました(笑)


「店を畳んで落ち着いたらお茶しましょう」と約束して別れました。


そして大型トラックで給油に来られる男性客

「えーっ!?店閉めるの?!嘘や~!!燃料入れるとこ無くなるやん!! えーっ! 10月20日かぁ。・・そしたら俺も仕事辞めようかな」って、

笑っちゃいました。



本当に皆さんありがとうございます。








今週の元売仕切りと8月の倒産件数など

2021年09月16日 | ガソリンスタンド5

9月15日燃料油脂新聞より


エネ庁 永井石油流通課長 小規模業者と意見交換





ENEOS8月末SS数 前月比13ヵ所減の1万2561ヵ所
セルフは3ヵ所増





9月15日ぜんせきより

8月SS倒産件数は1件で負債額は1千万円


倒産件数と負債額 - masumiノート (goo.ne.jp)



エネ庁石油流通課意見交換会@小規模SSの声政策に


過去の経営実態調査@販売業者の「声」 - masumiノート (goo.ne.jp)



人事異動で流通課長さんはコロコロ代わるからね...




持続経営新浸透へポスター
永井石油流通課長 供給網存続を支援

>「持続可能なSS運営の実現に向けて適正利益を確保し、明日の経営に備えよう」との標語をさらに浸透させるためポスター2種類を作成し組合員などに配布する



「論説」都道府県別・業転比率の傾向





9月16日燃料油脂新聞より

ENEOS・出光 全油種「据え置き」






静岡県伊豆の国市 採算販売徹底貫く セルフとの棲み分け構築
レギュラー169円ハイオク180円


セルフとの棲み分け・・・
セルフより安いフルとの棲み分けは?

足立区内エリアで差@セルフより安いフルSSも




過疎地廃業で運営依頼(断られたそうです)@「地域インフラ存続へ議論を」


>「先日、“松野町で閉める予定の店を運営して貰えないか”と話を持ち掛けられた。“利用していた役場やJA,郵便局のお客さんやSSスタッフが困っている”と説得されたが、片道2時間かけて頻繁に通うことができず断った」という。
町役場や商店街がある中心部から系列業者までの距離は数百メートルだが、日ごろ利用していたSSの閉鎖は高齢者が多い地元客の利便性が低下することになる。

>過疎化が著しい南予地方では店主高齢による後継者不在や地下タンクなど設備老朽化、近い将来のカーボンニュートラル問題があり、今後数年にわたり閉鎖件数の高止まりが予想されている。
さらなる給油所過疎地の拡大を防ぐことは困難として、住民出資によるSS運営や公設民営SS設置など地域インフラ存続に向けて自治体と地域住民が議論する場を設けるなど過疎地対策が喫緊の課題ー




可搬式給油許可システム 導入するSS(セルフ)が急増