大阪府は、9月8日から新型コロナウイルスの宿泊療養施設で療養していた60代の女性が13日に部屋で死亡したと発表しました。毎日看護師が行っている健康観察の電話に女性が出ないことから部屋に入り、発見に至ったということです。女性は軽症で、発熱症状が続いていましたが、酸素飽和度の数値に異常はなく、症状は安定していたということです。

 府によりますと、女性には基礎疾患がありましたが、7月上旬に2回目の新型コロナウイルスワクチンを接種済みだったことなどから、入院ではなく宿泊療養施設で治療をしていたということです。

 (大阪府 吉村洋文知事 9月14日)
 「特に高齢者の方は、ワクチンを2回接種してもお亡くなりになる場合が、ケースとしては非常に少ないけれどもありますので、非常に気をつけて対策をしていかなければならないと改めて思います」

 また府によりますと、女性はワクチンを2回接種済みだったことから重症化を防ぐための「抗体カクテル療法」の対象外だったということです。







新型コロナワクチン、2回接種の学生らにポイント2千円分 兵庫県が推進策(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース

兵庫県は14日、新型コロナウイルス対策で、若者のワクチン接種を進めるため、2回接種を済ませた学生らに、オンラインショップで使える2千円相当のポイントを送る方針を明らかにした。 ワクチン2回目の接種後、つらかった「ひどい倦怠感」  県によると、10~20代の接種率(2回目)は11日時点で14・2%。他の世代より低く、副反応などを警戒し、接種を控えるケースもあるという。  県は、18歳以上の県内在住、在学の大学生、短大生、専門学校生らを対象に特典を用意。ふるさと情報の配信などが受けられる「ひょうごe-県民」への登録が条件で、兵庫の特産品などが購入できる県公式オンラインショップで使えるクーポン券などを付与する。接種済みの若者も対象に含める。  卒業後、地元を離れても兵庫に関心を持ってもらうことも狙いで、斎藤元彦知事は「接種率の向上とともに、兵庫の『関係人口』の増加も目指したい」とする。  2021年度補正予算案に1億1200万円を計上し、21日開会の県議会定例会に提案する。(紺野大樹)