masumiノート

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官公需カードシステム

2016年03月19日 | ガソリンスタンド2

神奈川県警の入札の件
このあとで見直されたみたいですね。


3月18日 燃料油脂新聞より

緊急時燃料供給体制を強化 
官公需カードシステム 神奈川県警と運用開始へ

神奈川県石商が来月1日から神奈川県警察本部との間で運用を開始することとなった「官公需カードシステム」。
これは昨年11月、県との間で締結した“災害時等における石油類燃料の供給に関する協定”と“官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律(官公需法)”に基づき、先月、両者間で車両用燃料の購入(店頭給油)をめぐる随意契約を結んだことで結実した。

システムを導入したのは警察署から半径3㎞以内に該当するフル・セルフ、151のSS。
県警との随意契約で緊急車両給油対応SS専用カード(組合カード)3900枚を発行する。

※組合から県警本部にデーター送信、県警本部がレシートの控えとデーター照合を行い、組合に一括入金。
給油SSには組合が月末締め、翌月末払いで入金ー、とあります。

給油店値付けになるのでしょうか?
もしそうなら入札による発券店値付けカードとは違って、県警本部と組合の事務が煩雑になるかと思いますが仕方がないでしょうね。

・・・まさか?!
組合と県警本部との契約単価、ですか?
もしそうなら、仕入れ値が違うのに?

フルに合わせたらセルフがウハウハで、
セルフに合わせたらフルは逆ザヤで、公用燃料は夫婦喧嘩のもとになっちゃうとこがなければいいけど(^^;;;







緊急値戻しでセルフでも112円!
うらやまし~~~い!!

常滑ではコストコとユニーの意地の張り合いで今も90円台ですか?
市況(地域)によって、天国と地獄ですね。




午後5時20分追記

今3月18日のぜんせきを見ました。
「論説」新・官公需時代へのキックオフ、を後程書き写しさせて頂きますm(_ _)m

ぜんせきの記事によると、各油種の単価設定は資源エネルギー庁公表の週次価格調査を基準に毎月一律に確定するそうで、例えば4月分については3月1~5週の平均値が基準になるそうです。
事務の煩雑さはアイネットのカードシステムのお蔭で解消されるようです。


・・・全量を高値の系列玉仕入れをしている3者店は、逆ザヤの心配はないのでしょうか?





3月21日追記


新・官公需時代へのキックオフ(3月18日ぜんせき「論説」より)

昨年8月に閣議決定した「平成27年度中小企業者に関する国の契約の基本方針」では、国や地方公共団体は災害協定を締結した石油組合などに対して平時から随意契約や分離・分割発注などの配慮を行い、受注機会の増大に努めるように記されているが、今回はこれを背景に神奈川県石商が画期的な成果を上げた。

画期的と考えられる点は大きく3つある。
まず1点目は神奈川県警察本部と基本方針に則った形で随意契約を締結したこと。
ここまでくる道のりは平坦ではなかったと聞く。
従来まで同県では各警察署ごとにガソリンなどはそれぞれ地元SS等に発注されていたが、昨年4月に県警本部が一括発注で行う一般競争入札制に移行。
第1回目では県外大手商社の発行する元売発券店値付けカードが落札した。


それまで警察署に納入してきた中小SSが蚊帳の外に置かれるケースが発生し問題になった。
警察署に詰め寄るSSオーナーも現れた。
彼らの言い分は「3.11の際、あれだけ協力関係をつくり供給に奔走したのに、なんの相談もないのか」などの無念さだった。

石協に対しても様々な意見が上がったが、第2回入札では石協が落札、組合員の納入機会を回復させ、昨年11月には神奈川県と災害時協定を結び直し、最終的には随意契約までしっかりと射止めた。

2点目はタブレット端末を使用する全国初の官公需カードシステムを構築したこと。
需要側にはカード1枚で組合員SSのどこでも同一のサービスが受けられる利便性を提供できるほか、組合にとっては手作業の伝票処理など煩雑さが解消する。
官公需の可能性を飛躍させる重要なツールが誕生した。

そして、3点目は同石協における一連の対応である。
一般競争入札に対する不満の声が相次ぐころ、組合員には「県警に白紙撤回させ、従来の警察単位の発注方式に戻させるべき」との強硬な意見も多かったが、県警が求めているのは、広域捜査を行う際の利便性や事務処理の効率化であるというニーズを的確に捉えた。
その結果がカードシステムを誕生させることになった。

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>同一のサービス

仕入れ値が違うのに、同一の単価で同一のサービス?