masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

「どんな状況も受け入れる」

2016年03月07日 | ガソリンスタンド2

3月5日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

震災5年「災害時の石油供給体制の強化」
関東経産局が課題と対応探るシンポ


まず風化させないこと、訓練実施で機能確認が重要

入札・落札 見直しを
供給責任明確が必要

※入札でガソリンスタンド店舗もローリーも持たないペーパー会社が落札し、
震災時には連絡も取れなかった・・・・




東日本大震災からはや5年経過 
緊急時供給いま一度思い起こせ

※5年が経過し、“喉元過ぎれば熱さを忘れる”






ガソリン小売市場是正 元売4社へ要請

(元売の回答は)
「販売子会社に収益を上げるようハッパをかけている」とする一方、
「マーケットが正常化するには あと2年くらいかかるのではないか。2大グループ化する元売のガソリンシェアは約85%になるため、仕切価格体系を是正して、標準価格・事後調整なしの新しい価格体系を構築したい」
さらに新しい価格体系のもとでは
「系列価格と非系列価格との格差がかなり縮まり、将来的には系列価格が非系列価格より安くなるべきと考えている」との見解も明らかにした。

別の元売では、マーケット是正に協力する姿勢を示したうえで
「仕切価格の事後調整をしていないために、特約店が(当社の)価格提示に対し疑心暗鬼になっている」点を問題としてあげた。


浜田部会長は、こうした元売各社の見解や認識を受け「(各社とも)小売市場を是正したいものの、原油動向を含め全体として現状を打破するために打つ手がないとの印象を受けた」と説明。

3月末に年度決算を迎える販売業者が多いなかで、足元の市場環境を改善する決め手がないことに強い懸念を示している。

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>「系列価格と非系列価格との格差がかなり縮まり、将来的には系列価格が非系列価格より安くなるべきと考えている」

※え?
ブランド料の分は高くて当然だと考えていますけど?


*****

※このブログでガソリンスタンド業界のことを書き始めたのが2009年7月・・・
書く内容は当時と殆ど変わっておりません。

しかし、ガソリンスタンドの数はピーク時の半数になり、その後も1日に4軒のペースで減少を続け、
今は、減少ペースを押さえるためもあるのか(?)、販社がセルフを新設。
又、閉鎖したガソリンスタンド跡地を安く買い取り(借り入れ)、PBが開業という流れになっていると思います。

つまり「ガソリンスタンドの減少は鈍化しているものの、地場業者の減少という内実に変化はなし」ということでしょうか。

***

規制緩和後、「早く“一抜けた”ってした方が賢いよ」とこうちゃんに進言していたmasumiさんはこんなことも言ってました。

元売のお眼鏡に適わない非効率で不採算な地場業者が一掃された後に、元売は系列玉と非系列玉の“違い”を宣伝し出すんじゃないかな?
系列玉と非系列玉の仕切り格差も縮小させて、今度は1SSPBの経営を苦しめるんじゃないかな。

そして、「これ以上ガソリンスタンドの数を減らすわけにはいかない」レベルになったら(販社や大手量販店や商社系PBだけになったら)、
今の安売り(低マージン)から、しっかり採算を取る施策に変更するんじゃないかな。

そのとき“高値店”(スケープゴートとしての地場3者店)は姿を消しているから、消費者にはそれが分からないー、と思うよ。






超高齢化で需要減
過疎地SS運営工夫 「どんな状況も受け入れる」

(お母様とお二人という人員でも)
配達は1日の早い時間に集中して行うなど、省力化しながら店舗運営を継続することができる。

過疎地SSがこうして冷静に対応している背景には「どんな状況も受け入れる」という柔軟な姿勢が備わっていることが大きい。
それは郷土愛とともに地域事情に長年精通してきた自信と誇りが力強い支えになっているものとみられる。


※「どんな状況も受け入れる」って、「やれるところまでやる」と通じるところがあると思います。







顧客Uターン現象も

「給油の度に何かを売りつけて来ない」
「燃費の良い車に替えて給油回数も減った、それなら多少高くても近所のSSで給油した方が楽」


黒字と赤字のなかで、(稀に例外あり)って書いたコトです^^。





業者間で対応分かれる 最大20円差
消費者の不信感懸念





3月7日 読売新聞より

欧州 再編進み料金2倍

日本では、通信業界や都市銀行が自由化をきっかけに大手3社に集約された。
エネルギー業界も電力、ガス、石油などの垣根を超えた再編が進むとの見方は強い。
後から振り返れば、進行中のにぎやかな値下げ合戦は、つかの間の出来事となるかもしれない。