masumiノート

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新規の掛け会員

2015年06月09日 | ガソリンスタンドでの出来事

もうすぐオネムの時間だよ・・・

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10年以上前のことになるのかな?
新規での掛け会員さんはお受けしないことに決めました。

業界でも“貸し倒れリスク回避”に法人カードへの切り替えが提唱されていましたが、当店の理由はそれとは違います。
セルフが出来たことで現金売りでも価格差があるのに「掛け」にすれば更に「単価が高くなってしまう」という理由です。

でもこれで気分を害して離れていかれた上得意の現金客もあります。

長年現金で給油に来て下さっていた方です。
ご商売をされていたので「掛け」にしてほしいと希望されたのですが、お応えしなかったことで「自分はそんなに信用がないのか」と・・・
誤解されました。
こちらも本当に心苦しく申し訳なかったのですが、当時は高値の理由を説明する術がなかったのです。


法人の方からの問い合わせも度々ありましたが全てお断りしてきました。
それでも地理的な理由で当店での給油を希望される方には法人カードなどの“発券店値付けカード(サービス無し)”を他店(市内のセルフ)で作ってもらうようにして対応してきました。


先日、これまでも何回かお断りしてきた法人から又もや希望されたので、単価の違いも念押ししたのですが、「それでも」。ということでしたので今回お受けすることにしました。


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地場3者店は法人客にとってニーズがあるのですね。

だから思うのです。

そうした法人客(消費者)にしてもこの価格差は不当なものに違いありません。
個人消費者にしてもそうです。

セルフを利用したくない人。
クルマを持たず、徒歩や自転車で灯油を買いに行かねばならないのに近隣にあるのは高値店という人。

これらの人々にとっても、この価格差は不当なものに違いありません。


今はまだ業界の歪みを知らず、それぞれの店に対して不信感を抱きながら購入されているのかも知れませんが・・・

知ってもらうことで「声」になれば、

前記事で書いたように、それが業界是正の「力」になると思っているのですが・・・





提言

2015年06月09日 | ガソリンスタンド2

デジーにお任せした方が良い感じに撮れました...(^_^;

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健全な商売を守る

6月9日 燃料油脂新聞
「差別対価など申告すべき」~静岡県内有力事情通が提言~

静岡県でも系列仕切りを下回るような看板価格がいぜんとして横行している。安値が飛び火してまるで共倒れの様相だ。
原因は系列仕切りと業転玉の大きな価格差、元売販売子会社の廉売、特定の系列SS業者向けの差別的な仕切価格などが複雑に絡み合っている。

ところがここにきて変化の兆しが出てきている。
業転玉が急激に跳ね始め、系列仕切りとの価格差が目に見えて縮まっている。
ただし問題解決への道のりは険しく、今後も時間がかかりそうだ。

静岡県有力事情通が、石油、SS業界を健全化すべく提言する。

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「非常に厳しい情勢が続いています。5月は特に酷い状況でした。系列仕切りと業転の価格差以上に根深いのは元売販売子会社の廉売、元売による特定の系列SS業者に向けての差別的な仕切価格、不当とも言える特別な支援ではないでしょうか。
どう考えても“そんな値段で売れるはずがない”という看板価格が県内でも散見されており、元売販売子会社、業転、PBだけの問題ではなくなってきています」。

「今の安値市況の原因の最たるものは業転、元売による差別対価、水面下の事後調整で、さらにもう1つ注目すべきなのは、元売販売子会社、業務委託セルフSS4に安売りをさせているケースです。
いまだに業転を出していないという元売もあり、その分を元売販売子会社などに安売りさせています。とくに業務委託セルフSSについては元売が看板価格を決定している点において“再販売価格の拘束”に該当し、独占禁止法に抵触する可能性があるのではないかと思われます。
業転を直接垂れ流す元売がある一方で業転を出していないとしつつ、特定の系列SS業者に特別な支援をして廉売をさせている。
いずれにしても元売各社は似たり寄ったりのことをしており、市況を壊しているのです。
市況が崩壊している一番の理由は元売にあるのではないでしょうか。
もちろんガソリンマージンがリットル3円あれば良い、5円あれば良いという地場業者もいますが、ホンのごく一部であり、やはり元売の恣意的な行為が廉売を蔓延させているのではないかと思っています」

「私は全石連の取り組みに注目しています。
全石連執行部、元売各社、資源エネルギー庁、公正取引委員会で精版協議会が行われています。
しかしなかなか思うような結果を出すことができない状況が続いていることから、自民党の先生方で組織されている石油流通問題議員連盟が開催した総会で、業転問題、元売販売子会社問題などを解決するべく緊急決議という格好で強い決意表明、意思表示を行いました。
系列仕切りと業転との価格差の縮小がすでに始まっており、業転市況のスポット価格は3日時点で海上で約121円、陸上ローリー油槽所渡し価格が118-119円前後まで上昇しています。
この動きがそのまま続くとしたら、運賃、卸売マージンを含めて業転と言えどもSS届けで120-121円レベルに達するでしょう。
そうなるとPB-SS業者はこれまでのように安売りをしていくことが難しくなるかも知れません。
自民党の石油流通問題議員連盟の先生方からも今年度はなにかしらの結果を出さなければならないという声が聞こえており、今年後半から来年にかけて業転問題の解決は前進するのではないかとみています」

「一部元売は外販価格を6月第一~二週目に掛けてガソリンで合計4円、軽油・A重油を5円くらい大幅値上げすると表明しています。
原油・為替・輸出も動きとは関係なく国内需要がこれまでとは違った方向に進んでおり、業転玉が非常に縮まった状態となっています。
業転価格が系列仕切りより上回る可能性も出てきました。
一方で、元売の意図した廉売政策、元売販売子会社、特定の系列SS業者への不当な支援をどうやってやめさせるか、精版協議会、自民党の石油流通問題議員連盟で問題提起していく必要があるのではないでしょうか」

「さらに静岡県内でも通常の系列仕切り、業転価格では考えられないような廉売価格が一部で横行しており、これらに対しては酒販業界と同じようにSS業界も積極的に不当廉売を申告していくべきです。
どうせダメだろうと最初からあきらめてはいけません。
申告事案が多ければ法律をつくる原動力となり、先生方も議員立法化に向けての材料として評価してくれるのではないでしょうか。
不当廉売を申告し、数か月後におそらく独占禁止法に抵触しないという内容の回答が公取委から届くかもしれませんが、どんな回答になろうともあきらめてはいけません。
さらに不当廉売とともに差別対価の申告も同時にすべきだと強く感じています。
系列仕切りはほとんどが公表されているので大手SS業者の仕切価格も推測できます。にもかかわらず逆ザヤの看板価格、実売価格であるということは明らかに元売が差別をして仕切っているということになるわけです。
元売にとってこれほど不名誉で恥ずかしいことはありません。
でも実際に差別対価は存在するわけですからどんどん申告すべきです。
ある意味で差別対価を明らかにするほうが効果的です。
われわれの健全な商売が脅かされているのです。
だから両方やったほうが良いのではないでしょうか。
そうしないと市況再構築は永遠に難しいのではないかと思っています」。

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※業界紙に載っていた「静岡県内の有力事情通の方からの提言」を紹介させて頂きました。

こうちゃん曰く、
「本当にそんなに業転は上がっているのか?そうとも思えないけどなぁ・・」なのですが、
それはさておき、連結決算の販社、業務委託セルフ、元売の資本が入った系列SS業者らの、“首を傾げる安値販売”には『業転玉でも対抗できない』という事がお分かり頂けるかと思います。

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>仕切り格差の縮小による業界秩序の是正は、消費者のためにこそ行われるべきものです。
>これは元売の社会的な責務です。

※これはJX(ENEOS)先行指標を修正の、コメント欄に書いた言葉です。


「販売業者の声」に「消費者の声」が加われば効果があると思いますし、消費者こそ声をあげるべき、とも思っています。





夢の中で泣いた。

2015年06月09日 | 日記(その他)

こうちゃんの日焼けした肌+加齢の肌と、5人目の孫0才の瑞々しい肌(笑)

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今朝、出勤したらこうちゃんが「何か夢見てたんか?フーン、フーンって泣いてたぞ」って。

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夢に出てくる娘はいつも小学5年生くらい。

家族で出かけた先で行方不明になった。

必死で探して探して探して

探し回って・・・・



見つけた。

娘を抱きしめて、泣いた。