ストップ秘密保護法案

2013-11-02 14:25:06 | 今日の活動

今日は、お昼に秘密保護法案を廃案に追い込むための緊急街頭宣伝をしました。

とにかくこの法案は「ひどい」の一言。国民が知らないうちに、衆参の多数の議席で一気に通してしまおうというこの法案。首相や防衛大臣など「行政機関の長」が”これは秘密です”と認定したら、どんな情報も「特定秘密」に。「秘密」を漏らした公務員も、国会議員も懲役10年の刑に。一方、法案では、アメリカなど外国政府には特定秘密を提供できる仕組みに。3・11の福島第一原発事故の時、放射性物質の拡散データ(スピーディ)を国民には隠し、在日米軍には直ちに情報提供してきた日本政府。いまでさえ、大事な情報は国民の目から遮断されているのに、こんな悪法が通ったら、国民の目と耳は完全にふさがれます。

私がまだ学生だった1985年、ときの中曽根内閣が提出してきた「スパイ防止法案」。国民のたたかいで廃案に追い込みました。そのときを上回るたたかいで廃案に追い込みましょう。

安倍内閣は、憲法9条の明文改憲がすぐには難しいことから、集団的自衛権の容認と特定秘密保護法の制定で、実質的に憲法の表現の自由など基本的人権を骨抜きにしようと策しています。

「選挙で疲れた」などといってはいられません。