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「たたかうことで自由な人生」 "世界一貧しい"大統領が語る

2016-05-04 18:50:12 | 社会運動

質素な暮らしぶりから「世界で一番貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が4月に初来日しました。ムヒカさんは、「世間は私のことを貧しいといいますが、貧しいのでなく質素なだけです。質素なほうが、本当にしたいことに充てる時間ができるからです。私にとって重要なものは社会運動です。本来の自由とは、自分のしたいことができることです」「私は、10年以上も投獄され、実現しなかった夢もありました。でも、あとの人たちが続くことができるように道筋をつけてきました。たたかいは永遠に続くからです。自分が掲げた旗を引き継ぐ人は必ずいるはずです

この言葉をぜひ胸に刻みたい。

 

 

 

 

 


列島激変 宮城・大崎にみる

2016-04-29 13:43:30 | 社会運動

昨日の「しんぶん赤旗」1面に全国に先駆けて野党統一候補を擁立した宮城県の記事が掲載されました。私も、朝、記事をみて、「どこの地方かな」と思ったら、自分の住んでいる大崎市の記事でびっくり。明日、大崎市古川では、鹿野文永さんらが呼びかけ、小林節さんを迎えた「安保法制廃止を求める!大崎大集会」が開催されます。1000名の参加目標です。

 

 

 

 

 

 

 


安倍政権と「恐怖社会」

2016-02-22 13:52:42 | 社会運動

 最近、ある学者の論文で知ったことですが、いまの日本社会の壊れ方を示すデータとして、独立行政法人情報処理推進機構の「情報セキュリティの倫理に対する意識調査」(2014年)が紹介されています。

 その調査では、スマホやパソコンから悪意のある投稿をした経験のある人が、およそ4人に1人にのぼっています。さらに、投稿の結果、どんなことを感じたのかという問いに、「気がすんだ、すっとした」31.9%、「何も感じない」27.6%で、「やらなければよかった」13.6%の2倍以上になっています。ネット上では、匿名をいいことに、本当に見るに堪えない投稿が目立ちますが、社会の荒み、人間と人間の関係がどんどん壊れていることを痛感します。

 この論文では、安倍政権が「1億総活躍社会」といっていることの欺瞞性とこれが恐怖政治になっていることを指摘します。

 「1億総活躍社会」といって、介護離職ゼロ、待機児童解消、最適賃金1000円とはいっても、実際の政策はまったく逆になっているわけですから、漠然とした期待感を醸し出す選挙対策、支持率対策という側面が強いと思います。アベノミクスの失敗を覆い隠す面があることは軽視できないと思います。

 さて問題は、政府が一応貧困対策とはいっても、貧困を根絶するための政策をとるのではなく、「貧困になるとこんなに大変なのだ」ということを見せることが大きな特徴になっています。

 貧困の状態が世間にさらされる、社会にあることが明らかになることで、人々をそうならないように何とかしようという不安と恐怖に駆り立てるーここに安倍政権の特徴があります。

 貧困をはじめさまざまな困難が、人々を「自分はそうならないようにしなければならない」という心理に追い込む「さらし台」となっています。貧困でも何でも、そうならないためには「自分や家族の努力で頑張らないといけない」と個人のレベルに置き換えられます。力を合わせて社会を変える方向でなく、何とかしてそのなかで生き延びるために頑張らないといけないという心理に追い込まれる。これが「恐怖政治」「恐怖社会」です。

 いま「下流老人」という言葉ができています。「老後のためには、退職時に2千万円の退職金では足りない、3千万円以上必要だ」ということがNHKでも言われています。でも、退職金を2千万円以上もらえる仕事がこの国に一体どれだけあるのでしょうか。非正規の現役労働者がこの言葉を聞いて、何と思うのでしょうか。こうやって、「何としても有名な学校に」「名だたる大企業に」と若い人々が追い込まれていきます。

 これは、貧困の問題だけではありません。昨年、川崎市で中学生がいじめで殺された痛ましい事件、加害者の家族だけでなく、被害者の母親もネットで攻撃されています。被害にあっても「お前の落ち度だろう」と。自分にちょっとでも「弱み」や「落ち度」「スキ」があると攻撃される。「恐怖社会」になり始めています。

 個人の困難の多くは、社会と政治に起因するものです。そうは見えない個人の資質に見えるものでも、育ってきた環境によることが少なくありません。個人の落ち度を個人の責任のみに転化しないで、社会全体で考えていける、こんな優しい国をつくらないとけいけません。

そのためにも、まずは安倍政治を倒すことです。

 


仙台でも学生がデモパレードに立ち上がりました

2015-08-09 21:33:39 | 社会運動

戦争法案に強行に仙台でも学生が立ち上がりました。

SEALDs TOHOKUのデモパレードが仙台で行われました。主催者発表はわかりませんが、数百名の学生、若者そしてその後ろからは「数十年前の」学生の皆さんが参加していました。夕方の東一番町通りで大きく注目されました。

連日の広報活動などで主体者としてがんばった学生のみなさん、それを支えたみなさん、お疲れさまでした。

 

 NHKや地元民放各局も大きく取り上げました。