念願の団体金メダル！ （2016リオ五輪・男子体操）

オリンピックが始まっています。
LIVEで観戦するには厳しい時差ですが、注目の競技は観ていますよ。
そんな中で一番うれしかったのは男子体操です。
内村君がずっとずっと願っていた「団体金メダル」、見事にやってくれました。

ロンドンでの個人総合金メダルの記憶も私にはまだ強くありました。
彼は喜んでいたけれど、団体で金を逃してしまった悔しさが大きかったとか。
その後の４年間でもチームとしてたくさんの経験を積み、目指す目標がぶれずに
仲間と共有できたことが大きかったそうですね。
いつの間にかチーム全体で「団体金メダル」を目標にできたことが良かったですね。

予選ではミスが出て４位。
この得点は影響しないと言っても、種目の順番が変わってきます。
それでもみんなで力を合わせて本当に頑張ってくれました。

内村君のあん馬から始まります。
山室君があん馬でまさかのミス。　（でも落ち方もすごくきれい・・・）
三番目は加藤くんが落ち着いて演技。
ミスはあったけど最低限のマイナスで済んだことも良かったです。




続いてつり輪。
先ほどのミスを引きずらないように山室君も頑張りました。



跳馬が迫力あって良かった。
落ち着いて跳んだ加藤君のあと、内村君のリ・シャオペンが決まり凄かった。
ここで初登場の白井君もシライ/キム・ヒフンを決める。
跳馬では３人の合計点はトップで、全体の順位も５位から２位へ！








平行棒では田中君がミスなく演技できてホッとしました。
きれいな演技でしたね。
あとは崩れない加藤君と内村君。







五種目目が鉄棒。
加藤君、内村君、田中君の三人が高得点で揃えました。
出場８チームの中で唯一の全員１５点超え！









そして最後は床。
床では敵なしの白井君が躍動感いっぱいに難しい演技をすべて決めました。
16.133点と言うただ一人の１６点台。
最後なんて竹とんぼのようにクルクルと回っていましたね～。
加藤君もノーミスで揃え、最後は内村君。
緊張感たっぷりの表情でラストに向かうシーンは心に響きました。
着地はちょっとだけ動いたけど、それでも２７歳の彼が一人で全種目をこなし
チームを引っ張ってきたことがただ凄いです。

他チームの最終得点を待って、悲願の団体金メダルとなりました。








（みんなの手には「歯ブラシ立て」、リオの記念品。）

表彰台の真ん中で喜ぶ姿。
国歌を大きな口を開けて歌う姿。
嬉しそうに会場に手を振る姿。
萱君達にも届いたでしょうか。

本当に良い試合を見せてもらいました。
心から感動、嬉しい一日でした。

「団体金メダル、おめでとう！」

そう言えば、以前「Youは何しに日本へ？」に出ていた内村君大好きなカナダの体操兄妹、きっと観ているだろうな～。
来日した時に試合会場の外で内村君に偶然会って、超ドキドキに緊張して声をかけていた兄と妹。
後日、練習の見学もできて大喜びだった一家。
内村君はヒーロー！と称えていましたね。