日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「オンリー・ゴッド」

2014-02-04 12:59:54 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


映画「オンリー・ゴッド」を観てきました。
大好きなライアン・ゴズリングの新作です。
「ドライヴ」でタッグを組んだレフン監督とライアンの出るこの作品。
何と感想を書くべきかわからない。


2013年製作。
原題は「ONRY GOD FORGIVES」・・・神のみぞ許される。
製作国、地域がフランスとデンマーク?  タイじゃないのね。
・・・と思ったら、やっぱりタイでの撮影でした。

おもな内容は・・・

ビリー(トム・バーク)とジュリアン(ライアン・ゴズリング)兄弟は故郷アメリカから逃げ、タイのバンコクでボクシングジムを経営しながら、その裏でドラッグビジネスに手を染めていた。
ある日、兄ビリーが若い娼婦をなぶり殺しにした末、彼女の父親に殺害される。
犯罪組織を仕切る兄弟の母親(クリスティン・スコット・トーマス)がアメリカから急行するが・・・

                     (シネマ・トゥデイより抜粋)

早い話、リベンジものなんですが、最初から最後まで映像も独特でした。
殺された兄にも充分理由があるけれど、タイの元警官のチャンの存在感がいろんな意味で不思議。
背中から刃物を取り出し、残忍な殺しをした後はカラオケで歌う儀式が・・・
もうカラオケシーンが始まるとおかしくて笑ってしまった。

ライアン演じるジョナサンは相変わらずカッコいいのですが、チャンと対決してもすぐにボコボコに
されちゃうし、母親にはずっと愛されず、ある意味「愛を求め続ける子ども」のようでした。

母親役のクリスティン・スコット・トーマスの存在感が凄い。
今まで彼女の出る映画をいっぱい観てきたけど、ここまでのゴッドマザーぶりは新鮮。
あっさり殺されちゃうのはつまらない。
「サラの鍵」の役が好きだったから、いろんな意味で驚きました。

映画としての感想は微妙でした。
中身があまりなく、面白みはなかった。
「ドライヴ」とは大違い。
賛否両論の映画でしょうね。

今回の評価は・・・  星2つ  ☆☆

たまにはライアンの恋愛映画を観たいな~


   

   

      




                        


映画の話題をもう一つ。

俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなりました。
彼も大好きな俳優だったのでびっくり。
何度もニュースを確かめました。

腕に注射針を刺したまま、部屋中にヘロインが散乱。
薬物に対する意識は日本と違うでしょうが、米国としても懸案な問題のはず。
今までも多くの俳優が急性中毒などで命を落としています。
フィリップ・シーモア・ホフマンほどのいろんな役ができる素晴らしい俳優が私生活ではヘロイン中毒で苦しんでいたのか・・・残念です。

彼の出た映画ではポール・ニューマン主演の「ノーバディーズ・フール」での若造の警官役とか
あの有名な「カポーティー」なども好き。
でも一番私が好きなのが「パイレーツ・ロック」のDJ役!
あの映画は作品そのものも役者陣もみんな良かった。
生き生きしたDJを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンをしのんで・・・哀悼


 



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