松田直樹選手が亡くなった。
彼がJFL松本山雅の練習場で倒れたとの速報を聞いてからずっと祈っていた。
その時、私は家族の入院に付き添っていて病院にほとんどいたのだけれど、スマホでニュースを追いながら「体力はあるはずだから」とか「きっと意識を取り戻す」と信じていた。
そして8月4日の急変、願いはかなわず彼は天国に行ってしまった。
マリノス1年目から顔と名前は知っていた。
ちょっとキツい(男っぽい)イケ面で、サッカー自体もすごく攻撃的で。
そしてやんちゃなイメージも強かった松田選手。
マリノスでの長い選手生活の中ではいろんなエピソードを覚えています。
あのブラジルに勝った試合だけでなく、大きな大会でも存在感がありました。
マリノス戦力外通告の後の最後の試合での言葉はサッカーが好きでたまらない彼の原点を
表しているような言葉でしたね・・・
俺はサッカーが好きなんすよ!ってストレートに伝わってきたな・・・。
松本山雅に入って環境や待遇が大きく変わっても、常に上を目指してサッカーをしてきた松田選手。
哀しいけれど、最後まで存在感はダントツでした。
サッカーに命をかけた彼の34年の人生。
それは短いけれど、多くの人の心に強烈に焼きついたはずです。
それにしても哀しいな・・・
ご冥福をお祈りします。