日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2011 グランプリファイナル 男子シングルの感想

2011-12-12 14:19:21 | フィギュアスケート
続いて男子シングルの感想です。
いや~、男子は本当に感動しましたよ。
橋選手と羽生君が素晴らし過ぎて演技を観て心が熱くなり、ジワっと涙がこみ上げてくるほどでした。

まずは橋大ちゃん。
   

   
SPでは初めて4回転を入れてアンダーローテ。
SP5位の位置からは何も恐れるものはないから挑んでいく!と宣言していましたが。
フリーはとても素晴らしかった~
あの難しいブルースを良くこんなに表現できますね。
特に3Aー3Tを見事に決めたあたりは良かったな~
最後のステップも彼の今の気持ちがいっぱい詰まっているような迫真の滑り。
会場全体に「橋ワールド」が広がっていくようでした。
演技終了後のスタ・オベ。
佐野さんじゃないけど「いや~、良かった!」と思う人が大勢いたのですね。
フリーはシーズンベストで本人も嬉しそうでした。
素晴らしい滑りをありがとう~


橋選手で湧いたリンクに向かう羽生君。
彼も文句なしの素晴らしい「ロミオ・・・」を演じてくれました。
   

   

   

   

   

冒頭の4Tは高さも軸も完璧!
ステップもとても良かったです。
3Sだけが乱れてしまいもったいなかったけれど、プログラム全体で迫力を感じられる素晴らしい滑りでした。
この「ロミオ」は彼の代表作と言ってもいいのでは。
何度も観たいプロです。
羽生君の演技を観て涙が出そうになったのは初めて。
「冷静に」と送り出した阿部コーチもリンクサイドで涙を拭いていましたね。
中国とロシアの大会で得たものをしっかり出してくれた素晴らしい滑りに感激しました。
最終結果は4位ですが、心に残る演技に対してありがとうと言いたいです。


フェルナンデスは二種類の4回転を見事に成功させました。
4Tと4Sですか・・・凄いな~
その他はミスが目立ったので、プログラムとしては今一つの印象。
オーサーに師事してから「スケートが簡単になった!」って。
モロゾフに直接言ってみてほしい。

アボットはまさかの失速・・・
SPではほぼ完成形を見せてくれたのにフリーは4Tは決めたもののその他のミスが多かった。

ブレジナもSP、フリーともに今一つだったような。
でも3つ目のジャンプを4回転に挑戦するのは凄いですね。


さて、ここでいつものように苦言。
   
転んでいますよね。 手をついていますよね。

チャンの場合は転んだって1位、手をついたって1位、着氷が乱れたって1位!
特におかしかったのはSPで壁に激突、転倒した時に、規定通り「転倒-3」をつけたジャッジが4人しかいない!
「-1」しかつけないジャッジはカナダだな。
どんなに美しい4-3を跳ぼうと、転倒したら出来栄えの評価は「-3」をちゃんとつけろ~
チャンにだけ特別評価しているのがバレバレじゃないか。

フリーにおいては着氷が乱れたり手をついたりしてもダントツのシーズンベストスコアだって。
演技直後の会場の歓声は橋選手や羽生君の滑りに対する称賛とは違って、あくまでも自国選手に対しての単なる拍手のように思えました。
だってそこには湧き上がる感動は感じられませんから。
4回転は凄いけど、プログラムとして評価されるには「テイク・ファイブ」も「アランフェス」も私には物足りないです。
こんな滑りで好評価をもらって彼は嬉しいんだろうか・・・
もうずっとモップを片手にニヤついていてください。


と言う事で、最終結果は・・・
   

日本人選手だからと言うのではなく、橋選手と羽生君の滑りには心から感動しました。
相変わらず「くそジャッジ」の多いこの世界で、純粋に心に響く神演技をありがとうございます。




   


   
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