レイトショーで「ライフ」を観てきました。
目的はジェイク・ギレンホールです。
彼の作品はまだ未公開のもの以外は全部観ているので、どんなジャンルも制覇したい・・・その気持ちだけで観ました。
2017年製作。
監督はスウェーデン生まれのダニエル・エスピノーサ氏。
作品自体はまだ少ないですが彼の作った「チャイルド44・・・」などを観た感じでは
まどろっこしい作り方をする印象がありました。
「デンジャラス・ラン」は普通でしたが、今回はどうでしょうか。
主な内容は・・・
世界各国から6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに集結し、火星で採取された地球外生命体の細胞を極秘調査することに。
まさに神秘としかいいようのない地球外生命体の生態に驚がくする彼らだったが、細胞は次第に進化と成長を遂げ高い知能を誇るようになる。
やがて地球外生命体に翻弄(ほんろう)され、宇宙飛行士たちの関係が揺らぎ始め、ついには命を落とす者も出る。
助けを呼べない宇宙で追い詰められた彼らは・・・。
(シネマ・トゥデイより抜粋)
さてさて感想ですが・・・
すべて既視感のある内容でした。
原題の「ライフ」は生命体のこと。
顕微鏡で見えるサイズの生命体がどんどん大きく成長して次々と隊員達を襲ってくる。
もう、中盤位から絶対に倒せないとわかりましたね~。
でもどんな描写でも1979年の「エイリアン」登場のインパクトは超えられないし、こんなものかな~と思いました。
俳優陣は良いんです。
ジェイクは思ったより控えめな印象でしたが、真田さんの役も重要だし。
豪華な俳優陣と贅沢なセットを使ったB級のSFパニック映画という印象が強かったです。
ラストも私には想像通りでそれほどインパクトは強くなかった。
音楽も微妙だったかな。
そんな訳で今回はちょっと辛口。 評価は星2つ。 ☆☆
余談ですが、近年、私の好きな俳優が亡くなることが多くてさみしいです。
一番最近では「君の生きた証」のアントン・イェルチンが自宅駐車場で車に挟まれて事故死とか・・・
その他では薬物大量摂取やメンタルを患い死を選んだ俳優陣が多いです。
以前「ナイトクローラー」に主演したジェイク・ギレンホール。
あの作品では本当にギリギリまで自分を追い込み、役柄に取りつかれているような演技でした。
その時、「彼は大丈夫だろうか・・・」と心配になるほどだったのです。
彼の作品は素晴らしいものが多く、ずっとこれからも観続けたい俳優なので、フッとそんな事を思っていました。
今回の「ライフ」ではまぁ普通の演技を観られたのでとりあえず安心。 (安心って変な言い方ですが)
ジェイクが出なくても良い作品かもしれないけど、とりあえず記録に残しました。