日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

世界フィギュア2017  男子シングル フリー   (2017・4月)

2017-04-03 16:56:36 | フィギュアスケート
引き続き世界フィギュアの男子シングル、フリーの感想です。

いや~、それにしても凄かったですね~。
世界中のフィギュアスケートファンが驚く結果、絶対王者は凄かった。
まぁ、それはともかく。
いつものように私の好みによる感想を書きたいです。


まずはやっぱりケヴィン・レイノルズ選手。
靴に悩み、ケガに苦しんだ数シーズンでしたが、今季はやっとケヴィンが観られて良かったです。

SP12位からのフリーは「グランドピアノ 狙われた黒鍵」♪
   

   

   

   

   

   

   

   

   
画像が多くてすみませ~ん(笑)

西岡アナ・・・「複数の4回転の礎を築いてきたレイノルズ」と紹介してくれてありがとう~!

フリーにも果敢に4回転を入れてきましたよ。
4S-2T
4T-3T
4S
4T
3A
3Lz
3F-3Lo
3S
速報値がどんどん上がって101.66点になった時はちょっと興奮。
まぁ、いろいろ引かれて3つも回転不足になり、最終的には技術点91.06点になりましたが。
でもね、とりあえずシーズンベストになったし、総合計253.84点で最終順位は9位でした。

このフリーの衣装は彼が調子の良かった2012~2013シーズンのプロを思い出します。
あの時は四大陸で羽生君を破ったのが記憶に大きいです。
それからケガでずっと不調でしたが、ジョアンコーチの支えがいつもしっかりある感じ。
キス・クラではケヴィンを称え、本当に喜んでいましたから。
本当に大きなケガから良く戻ってこられました。


続いてSP8位のジェイソン・ブラウン選手。
彼にも期待していました。
フリーは「ピアノレッスン」♪
   

   

   

   

   
最初の4回転は転倒。
次の3A-3Tは成功。
ジャンプ構成は高くないですが、スピンやステップ、バレエジャンプの振付など彼らしさがいっぱいありました。
豊かな表現力に会場の歓声も凄かった。

インタープリテーションで高得点をもらえましたね。
フリーは176.47点。
トータルで269.57点で最終順位は7位。
「スケート愛」を充分感じられる素敵な滑りでした。


ここで羽生君、登場。
絶対王者はやっぱり王者だった。
   

   

   

   
滑り終えた表情はいつもこれ。 私は邪悪な顔といつも思っています。  (怒られそう・・・)

今シーズンの鬼門、4S-3Tを決めると西岡アナ「決めた~!!!」と大絶叫。
3A-1Lo-3Sが決まり最後の3Lzが決まると会場も絶叫。
拍手と歓声が本当に凄かった。

「羽生結弦には限界と言う言葉がありません。」と西岡アナ。
「完璧としか言えない。チャンピオンになるという気持ちが伝わってきた。」と本田さん。

フリーは223.20点。
トータルで321.59点!
自身の世界記録を塗り替えて恐ろしい高得点で優勝でしたね。


続いてはネイサン・チェン選手。
フリーは「ダッタン人の踊り」♪
   

   
全米と四大陸の好調さはワールドまで続かなかったけど。
4Lzを転倒してしまい構成を変えてきました。
4S転倒後、後半に4T-3Tを入れてきました。
フリーに6本も4回転を入れるってどんな鬼構成ですか。
 
結果はミスもありフリーは193.39点。
トータルで290.72点で6位。
でもまだ17歳の彼はこれから恐ろしいほど伸びてくるはず。


そしてボーヤン・ジン選手。
何度も観ている今季のフリーは「道」♪
大ちゃんを思い出す・・・
   

   

   

   

   

   
最初の4Lzの素晴らしさ。
コミカルな表現も可愛くて良かったし、彼にも将来性を感じますね。
ジャンプやその他の要素でしっかり得点を重ね、フリーは204.94点。
トータルで303.58点、最終順位は3位でした。
二年連続の銅メダルおめでとう~。


次はパトリック・チャン選手。
フリーは「A Journey」♪
ペアの選手、エリック・ラドフォードの作曲ですね。
   

   

   
4T-3Tと4Sは決めました。
他のジャンプは手をついたりミスもあったけど、美しい滑りは健在。
ずっと足元を見ていたいと思いましたよ。
SP3位からフリーではちょっと順位を落とし、最終的には5位。
でも存在感はありますね。


そしてここで宇野昌磨君登場。
SP2位からのフリー、期待していましたよ。
スリーはピアソラの「ブエノスアイレス 午前零時」♪
   

   

   

   

   

   

   
いや~、本当に惹き込まれました。
ピアソラの難しい曲を19歳の彼がこんなに情感たっぷりに表現できるとは。

4Lo
4F   
3Lz  (ステップアウト)
3A-3T
4T 
4T-2T
3A-1Lo-3F
3F 

3Lz以外はしっかり決められました。
コンビネーションがまだ入らない頃はドキドキしていましたが、後半にしっかり入って良かった。
と言っても、ジャンプだけでなく今の彼の見せ場は表現力ですね。

この曲は難しいと思うのですが音の拾い方や体の動きが情感豊かでビックリです。
ヴォーカルが入ったところから一気に惹きつけるものがありました。
氷上での表現者としてはトップなんじゃないかな!
そんな事を感じながら観ていました。

フリーの技術点は120.03点。
演技構成点は94.42点。 合計214.45点。
トータルでは319.31点とこちらもハイスコア!
昨年は涙に暮れる悔しい結果でしたが、今回は見事な2位。
銀メダル、おめでとう!


最終滑走はフェルナデス君。
フリーは「プレスリー・メドレー」♪
   

   

   
最初は良かったけれど後半に入って4Sで転倒。
その後もジャンプに精彩を欠き、身体もちょっと動きが重たかった印象。

「途中から足にきていて動きが悪かった。」と本田さん。
フリーは192.14点。
トータルで301.19点で最終順位は4位でした。
う~ん、ナンデス君はプログラムによって好き嫌いがわかれるな~

それにしてもトップから4人が300点越えですよ。
西岡アナが「最終グループでの4回転が二年前の大会では6本、今回は24本と4倍になった・・・」とコメント。
どこまで進化するのですか? 男子だけは。

   

   

   

   

アジア大会ではなく世界選手権ですよ。
ハイレベルな試合、楽しかったです。
お疲れ様でした。

おめでとうございます!



      



   





   


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