日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

全米フィギュアスケート選手権 女子シングル SP   (2017・1月)

2017-01-20 17:09:44 | フィギュアスケート
全米選手権が始まりました~!
全日本で意気消沈していたのもありますが、全米からユーロは楽しみだから気力が続く限り観ようと思います。

さて、J‐Sportsの放送は久しぶり。
実況はお馴染みの千鶴さん。
解説は初登場の鈴木明子さんなんですね・・・
個人的には聞きづらい声で話の幅が少ないのでちょっと残念な気持ちです。
やっぱり岡部さんのような聞いてためになる裏話とか聞きたいな~
それより前には全米女子の解説を藤森さんがやっていた時、厳しいコメントがすごく勉強になったこともありましたよ。
解説は奥深くないと面白くないです。
せっかくの有料放送なので辛口失礼させていただきました。


さて、早速女子のSPを観ましたよ。
まずは全選手の衣装など。

      

      

       

      

    

毎年全米は観ていますが、今回ポリーナが欠場で残念。
ケガが長引いて辛いシーズンになっていますね。
昨シーズンのプロがすごく好きだったから彼女が観たかったです。

その他、お馴染みの選手もいればフレッシュな顔ぶれも。
そしてアンジェラ・ワンのコーチにライアン・ブラッドリーの姿が・・・ニコニコ笑顔でした。

印象に残った選手の感想です。
まずは久しぶりのキャロライン・ジャン選手。
あのバンビちゃんのような彼女が23歳になったんですね。
2年ぶり、9回目の全米だそうです。
サン・サーンスの「白鳥」♪
    

    
一時よりは身体も絞れて頑張って練習してきた印象でした。
曲調がゆったりしているのでスピード感はないけれど丁寧に演じたSP。
3Lo‐3Loも成功しましたよ。11.10点。
演技終了後の会場の声援がすごく温かい。
手術をしたり苦しい選手生活を送った彼女ですが、私生活では男子選手と婚約中とか! 
技術点36.49点。
演技構成点26.06点。
合計で62.55点でSP順位は7位でした。


続いてカレン・チェン選手。 17歳。
彼女は初出場の時からうまくなる予感がしていました。
昨年の全米はミスが多かったけれど、今回はSPで素晴らしい演技ができました。
SPは「On Golden Pond」♪
    

    

    

    
最初の3Lz‐3Tがすごく高くて幅があり凄かった。
彼女は身体は小さいけどバネがあるせいかあんなジャンプが跳べるんですよね。
3Loも2AもOK。
スピンもスパイラルも見せ場になるので全体的に素敵な演技で魅了しました。
技術点、なんと40.97点。
演技構成点、31.85点。
合計で72.82点でSPトップです。


次はワグナー選手。
彼女もすっかりベテランで10度目の全米ですよ。
今シーズンはまさかのファイナルを逃し、全米までどう照準を合わせてきたでしょうか。
    

    
ジャンプは大きなミスはありませんでした。
強いて言えば2Aが危なかったかな。
もう、ドヤらせた演技は彼女の真骨頂。
誰にもかなわない演技力だと思います。
でも滑る曲の幅はだいたい想定内になっているのも事実。
オリンピックシーズンにはどんなプログラムを持ってくるのかな~。

技術点36.26点。  スピンとステップでレベル3が2つ。
演技構成点34.68点。
合計70.94点でSP3位でした。

そしてグレイシー・ゴールド選手。
昨年の全米チャンピオンですが、今季は苦しんでいる。
SPは「アサシンズタンゴ」♪
    

    

    
スタートのポーズを間違えたのも極度の緊張からか・・・
口紅の色からして不安で仕方ない表情に見受けられました。

3Lz‐3Tはファーストジャンプが曲がったけど何とか決めて着氷。
いつものようにガッツポーズはないけどホッとしてこぼれる笑顔。
次の3Fがダブルになりノーバリュー。 痛いミスでした。
2Aは成功。

彼女のタンゴらしさをもっと出せたら良かったけど、本調子ではないのだろうか。
それが精神面からだとしたら、ドヤドヤの選手には勝てないはず。
素敵な選手なんだけど、もっと柔らかな演技が観たいといつも思っています。
ゴールド選手、ここが踏ん張りどころですよ。

技術点は32.51点。
演技構成点は32.34点。
合計で64.85点で5位。


続いては長洲未来選手。 
10年連続、10回目の全米ですよ。
未来ちゃんももう23歳か・・・
そんな彼女が今シーズンは3Aを跳んでいるのは凄い。
昨シーズンから練習をしていて、実際に高くて質の良い3Aを披露しているようです。
それを見たリピンスキーも「彼女の3Aはゴージャス!」と言っていたそうです。

SPはショパンのノクターン♪
この衣装は本当に素敵!
    

    

    

    

    

    
ザカライセックコーチは次の選手に付くのでキス・クラには不在。
でも本当に良い演技でした。

練習の時から絶好調だったそうですが、本番は少し緊張したかも。
ジャンプに入る時の気迫がこちらにも感じられました。
3F‐3Tは成功。
3Loは両足に。
2Aはいつものように余裕があり流れもあってきれいでした。
ラストのビールマンスピンのカメラワークが最悪でした。
リピート映像でやっと観られたけど。

身体も絞って頑張っている未来ちゃん。
全米では辛い経験がとっても多くて選考に泣いたこともありました。
会場は彼女をいつも温かく見守っている感じがします。
素直に応援したい選手、それが未来選手です。

技術点は38.80点。
演技構成点は33.15点。 
合計で71.95点でSPは2位発進ですよ。
ぜひぜひ、フリーも頑張ってください。


19人の滑走を終えてSP順位はこちら。


ワールドの枠は3つあるけど、どんな結果になるかわからないですね。
若い選手の台頭もあれば、ずっと頑張り続けている選手もいる。
ゴールド選手のメンタルがちょっと心配だけど、吹っ切ってフリーを演じてほしいです。
大きな声で「YES~!!」と言えますように。



    



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