なかなか波乱だらけの中国大会ですが・・・
ペアでチェン・ペン/ハオ・ジャン組が優勝したのは嬉しい~
早速映像チェックしました。
さて、まずは女子フリーについて。
いつものようにフリーの衣装の数々です。
個人的に好きなのはクリスティーナ・ガオさんの白い衣装かな。
彼女の衣装はいつも素敵だな~と思っています。
スタイルが良いのでとっても映える!
(滑りでは苦労しているけど、頑張ってね)
あとはポリーナの妖精衣装♪
16歳だもの、こんな可愛い衣装はありです。
さてそれではフリーの演技の感想です。
印象に残った選手のみ。
まずはポリーナ・エドモンズ選手。
妖精衣装で演じるのは「ティンカーベル」♪
最初のとび跳ねる動きが可愛かったです。
冒頭の3Lz-3Tをしっかり決めました。
彼女のフリップはeマークがついてしまうけど、全体的には良い滑りだったと思います。
フリーの得点は110.95点でフリーだけでは2位、立派な内容でした。
本人比でちょっと下半身が太くなったかな~と思ったけど、手足は長いしスピンがとってもきれいでした。
続いて地元の歓声の沸く中、ジジュン・リーちゃん登場。
フリーは「ムーン・リバー」♪
最初の3F-3Tと2A-3Tは安定していて素晴らしい出来でした。
でも途中から目に見えてスピードが落ちる・・・
フライングキャメルスピンはノーカウントですか。
スピンも足をキャッチできなかったり、いろいろと崩れた後半でした。
スタミナがないのかな~
どんなプログラムを滑ろうとしても要素がボロボロでは痛々しく見えるだけです。
残念な試合でした。
そして村上ファントム登場です。
佳菜子さんのSPは良かったからフリーにも期待していました。
最初の二つのミスが痛かった
でもうまく立て直して男らしい力強さを表現していました。
フリーにルッツジャンプがないのはさみしいかな。
それから少しでも上を目指すためにはジャンプミスをしないのが第一条件ですね。
順位が出て表彰台が確定した時に安堵の表情でしたが、もっともっと上を目指してほしい。
次はマダム・タクタミ登場~
アラビアン・ダンスの「バトワニス・ビーク」♪
今季の彼女はノッています。
ジャンプでは一つだけダブルになったけど、ほぼ完ぺき。
マイナスが一つもないスコアシートでした。
曲の表現もしっかりできていて最後まで動いていました。
フリーは128.61点。
3Lzになっていたらもっと高い得点になりましたね。
総合得点196.60点で嬉しそうなミーシン氏とタクタミ選手でした。
最後に登場するのはリプニツカヤ選手。
フリーは「ロミオとジュリエット」♪
リプちゃんの涙が痛々しい・・・けれど美しい
サルコウジャンプで足を痛めたのかわかりませんが、ステップでも詰まったり、ジャンプミスもたくさんありました。
ミスをしないイメージだったけど、今回の滑りをどう今後につなげていくか課題もできました。
フリーだけでは4位、最終順位は2位でしたが表彰式は出なかったとか。
ロシア国内で強敵がたくさんいる中でこれからも熾烈な戦いが続きそうです。
フリーの順位と最終結果はこちら。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
男子シングルは大変な試合となりました。
私は地上波のテレ朝とBS朝日の放送、両方観ました。
地上波では松岡さんが最初は「出ない方が良い」とまともな事を言っていましたが
だんだんと発言が変わってきたのにはガッカリ。
強行出場する羽生君を見て
「言葉にならない」
「オリンピックチャンピオンだと言う事で考慮はあるのでは・・・」とか
「日本の子ども達はどう感じるか・・・」と根性論や感動の強要を持ちだすあたり違和感がいっぱいでした。
解説の佐野氏も「涙で言葉にならない・・・」と。
いや、いつも解説にはなっていませんから。
BS朝日の放送では松岡さんのコメントは消されます。
ケガをした羽生君は気の毒だったけれど、ハン・ヤン選手も同じです。
どちらも強い衝撃だったからこそ、二人とも棄権をするべきだったと今でも思います。
TVカメラは羽生君の動きを追いかけ、明らかにフラフラしながら滑っている姿を映し続けました。
羽生君だからこそ「出る!滑る!」と言うでしょう。
それを止めるコーチじゃなかったのも残念。
トレーナーはリンクサイトで涙を流し、オーサーが慰める。
オーサーは「自分は止めたが本人が出ると言ってきかない。最終的には本人の判断だった。」
などと言っていましたが、お前が止めろよ!と憤りも感じました。
あんな状態で滑った羽生君は素晴らしいのですか?
美談にして良いのですか?
彼はずっと連勝を重ねてきた立派な実力者、そしてオリンピックチャンピオンです。
だからこそ、GPSの一つの大会も大事にするのでしょうが、そこは違うと思います。
この先引退するまでずっと走り続け、いつも優勝する姿を見せるのが大事な事ではないはず。
「脳震盪」の怖さも知らない彼の周りの人々。
そしてここぞとばかりに美談にする放送の世界。
私はフィギュアスケート関係のワイドショーは観ないのですが、きっと週明けの今日も各局で
特集しているでしょう。
フリーの得点に対しても高過ぎだと思いました。
もちろんジャンプ構成が凄いので、たとえマイナス5点になっても技術点の高さは納得はいきます。
でもPCSが高すぎる。
ケガをしているからあの滑り・・・ジャッジしにくいのはわかるけど、これが「考慮点」になるのですか。
まぁ、採点競技のモヤモヤは今回に限った事ではありませんが。
キス・クラで得点と順位が出た時に、オーサーの赤ら顔が「してやったり」に見えたのは私だけでしょう。
彼にとって教え子の選手の評価がすべてですから。
と、言う事でいろいろ感じた事を書きました。
羽生君だけでなく、ハン・ヤンも気の毒でした。
そして優勝したコフトンだって喜べない複雑な表情で大会を終えました。
実況曰く「胸打たれる中国大会でした。」とまとめていたけど、
とにかくいろんな意味でおかしく複雑な中国大会でした。
ペアでチェン・ペン/ハオ・ジャン組が優勝したのは嬉しい~
早速映像チェックしました。
さて、まずは女子フリーについて。
いつものようにフリーの衣装の数々です。
個人的に好きなのはクリスティーナ・ガオさんの白い衣装かな。
彼女の衣装はいつも素敵だな~と思っています。
スタイルが良いのでとっても映える!
(滑りでは苦労しているけど、頑張ってね)
あとはポリーナの妖精衣装♪
16歳だもの、こんな可愛い衣装はありです。
さてそれではフリーの演技の感想です。
印象に残った選手のみ。
まずはポリーナ・エドモンズ選手。
妖精衣装で演じるのは「ティンカーベル」♪
最初のとび跳ねる動きが可愛かったです。
冒頭の3Lz-3Tをしっかり決めました。
彼女のフリップはeマークがついてしまうけど、全体的には良い滑りだったと思います。
フリーの得点は110.95点でフリーだけでは2位、立派な内容でした。
本人比でちょっと下半身が太くなったかな~と思ったけど、手足は長いしスピンがとってもきれいでした。
続いて地元の歓声の沸く中、ジジュン・リーちゃん登場。
フリーは「ムーン・リバー」♪
最初の3F-3Tと2A-3Tは安定していて素晴らしい出来でした。
でも途中から目に見えてスピードが落ちる・・・
フライングキャメルスピンはノーカウントですか。
スピンも足をキャッチできなかったり、いろいろと崩れた後半でした。
スタミナがないのかな~
どんなプログラムを滑ろうとしても要素がボロボロでは痛々しく見えるだけです。
残念な試合でした。
そして村上ファントム登場です。
佳菜子さんのSPは良かったからフリーにも期待していました。
最初の二つのミスが痛かった
でもうまく立て直して男らしい力強さを表現していました。
フリーにルッツジャンプがないのはさみしいかな。
それから少しでも上を目指すためにはジャンプミスをしないのが第一条件ですね。
順位が出て表彰台が確定した時に安堵の表情でしたが、もっともっと上を目指してほしい。
次はマダム・タクタミ登場~
アラビアン・ダンスの「バトワニス・ビーク」♪
今季の彼女はノッています。
ジャンプでは一つだけダブルになったけど、ほぼ完ぺき。
マイナスが一つもないスコアシートでした。
曲の表現もしっかりできていて最後まで動いていました。
フリーは128.61点。
3Lzになっていたらもっと高い得点になりましたね。
総合得点196.60点で嬉しそうなミーシン氏とタクタミ選手でした。
最後に登場するのはリプニツカヤ選手。
フリーは「ロミオとジュリエット」♪
リプちゃんの涙が痛々しい・・・けれど美しい
サルコウジャンプで足を痛めたのかわかりませんが、ステップでも詰まったり、ジャンプミスもたくさんありました。
ミスをしないイメージだったけど、今回の滑りをどう今後につなげていくか課題もできました。
フリーだけでは4位、最終順位は2位でしたが表彰式は出なかったとか。
ロシア国内で強敵がたくさんいる中でこれからも熾烈な戦いが続きそうです。
フリーの順位と最終結果はこちら。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
男子シングルは大変な試合となりました。
私は地上波のテレ朝とBS朝日の放送、両方観ました。
地上波では松岡さんが最初は「出ない方が良い」とまともな事を言っていましたが
だんだんと発言が変わってきたのにはガッカリ。
強行出場する羽生君を見て
「言葉にならない」
「オリンピックチャンピオンだと言う事で考慮はあるのでは・・・」とか
「日本の子ども達はどう感じるか・・・」と根性論や感動の強要を持ちだすあたり違和感がいっぱいでした。
解説の佐野氏も「涙で言葉にならない・・・」と。
いや、いつも解説にはなっていませんから。
BS朝日の放送では松岡さんのコメントは消されます。
ケガをした羽生君は気の毒だったけれど、ハン・ヤン選手も同じです。
どちらも強い衝撃だったからこそ、二人とも棄権をするべきだったと今でも思います。
TVカメラは羽生君の動きを追いかけ、明らかにフラフラしながら滑っている姿を映し続けました。
羽生君だからこそ「出る!滑る!」と言うでしょう。
それを止めるコーチじゃなかったのも残念。
トレーナーはリンクサイトで涙を流し、オーサーが慰める。
オーサーは「自分は止めたが本人が出ると言ってきかない。最終的には本人の判断だった。」
などと言っていましたが、お前が止めろよ!と憤りも感じました。
あんな状態で滑った羽生君は素晴らしいのですか?
美談にして良いのですか?
彼はずっと連勝を重ねてきた立派な実力者、そしてオリンピックチャンピオンです。
だからこそ、GPSの一つの大会も大事にするのでしょうが、そこは違うと思います。
この先引退するまでずっと走り続け、いつも優勝する姿を見せるのが大事な事ではないはず。
「脳震盪」の怖さも知らない彼の周りの人々。
そしてここぞとばかりに美談にする放送の世界。
私はフィギュアスケート関係のワイドショーは観ないのですが、きっと週明けの今日も各局で
特集しているでしょう。
フリーの得点に対しても高過ぎだと思いました。
もちろんジャンプ構成が凄いので、たとえマイナス5点になっても技術点の高さは納得はいきます。
でもPCSが高すぎる。
ケガをしているからあの滑り・・・ジャッジしにくいのはわかるけど、これが「考慮点」になるのですか。
まぁ、採点競技のモヤモヤは今回に限った事ではありませんが。
キス・クラで得点と順位が出た時に、オーサーの赤ら顔が「してやったり」に見えたのは私だけでしょう。
彼にとって教え子の選手の評価がすべてですから。
と、言う事でいろいろ感じた事を書きました。
羽生君だけでなく、ハン・ヤンも気の毒でした。
そして優勝したコフトンだって喜べない複雑な表情で大会を終えました。
実況曰く「胸打たれる中国大会でした。」とまとめていたけど、
とにかくいろんな意味でおかしく複雑な中国大会でした。