戦力外通告された男たち

今夜は、ＴＢＳでシリーズになっているドキュメントを見ました。
元プロ野球選手たちの今を追う番組です。
これまでも何回か見てきましたが、今夜は伊良部さんが出るので
ぜひ見たいな～と思っていました。


「悪童伊良部」とか「我侭伊良部」などと良く言われていたのは昔から知っていました。
最後に在籍した阪神時代も日本シリーズでは残念な結果になり、あまり良いイメージは持てなかったのですが・・・お顔つきが変わりましたね。

今はロスで友人とうどん屋さんを共同経営されているとか。
三輪のバイク・・・（トライクと言うそうです）にビーチサンダルで乗り回して
何だかゆったりと生活を楽しんでいるような。
今はマスコミに対しても素直になれるのでしょうか？

現役時代はいろいろ書かれたり、マスコミの記事や取材攻勢にキレていろいろ騒がれましたが、人間も丸くなるものです。
今の伊良部さんは良い顔してますから。
アメリカの方が合うのかな。

ロスのＢｏｏｋ　Ｏｆｆで星野元監督の本を買う姿。
相変わらずのビーチサンダルでキャッチボールを楽しんでいる姿を見て、何だか嬉しくなりました。

彼が甲子園のヒーローインタビューで言った言葉・・・
「甲子園球場は世界一です！」
２００３年のＤＶＤを見るたびに懐かしくなります。



さてさて、その他に元巨人の條辺投手や元日ハムの芝草投手、元ヤクルトの入来智投手などを見ました。
みんなそれぞれ、第二の人生を見つけようと頑張っています。
多分、気持ちは野球とは決別して生きていかなければ！と考えている方々です。

一方、元西武とソフバにいた宮地選手は何度もこのシリーズで追い続けていますが、彼の目指すのはまたプロ野球の世界！
いつ見ても、必死さが感じられて凄いな～と思っていました。
一度戦力外通告されても、トライアウトからソフバに入り、それからの大活躍は今でも良く覚えています。

そして今は北陸リーグの選手兼コーチをやっているとか。
彼の目標はいつもプロ野球界への復帰ですから、練習にかける気持ちが半端ではありません。
宮地選手もとても良い表情で強い意志を持ちながら頑張っていました。


プロ野球の世界は２９歳が選手生命の平均だそうです。
ドラフトで入っても数年で終わる選手、一番良い時にケガで去る選手。
そして３０代後半から４０代でも活躍する選手もいます。

どんな一生を送るかは一人一人が違いますが、最後は自分自身の強い気持ちしかないのでしょうね。
たとえ、引退後に野球とはまったくかけ離れても、「我が人生、頑張るぞ！」と言えたら良いのですから。




（本日のプロ野球）・・・

１、楽天はサヨナラで勝ちました～。
　　また田中投手に勝ちはつかなかったものの、９回を投げて頑張りました。
　　今年はドラマチックな試合をしてくれますね。

２、ヤクルトの石川投手、プロ初完封とは知りませんでしたが、おめでとう。
　　勝利後に駆け寄る古田監督、伊東コーチ、嬉しそうでしたね。

３、そして阪神もやっと広島に勝ちました～(^^)
　　球児君、今シーズン初の被弾・・・でも勝ったから良いのです。