日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

ぞくぞくと入団会見

2006-12-15 23:02:45 | プロ野球大好き
ずっと騒がれていた松坂大輔投手のレッド・ソックスへの入団が決まりました。
破格の入札から今日まで、彼にとっては長かったかもしれませんね。
でも、これで安心して野球に専念できそうで、ホッとしているのでは。

まだ幼さの残る高校時代・・・それでも球史に残る試合をしていました。
PL学園の上重聡投手との投げあいは、それは素晴らしかったです。
高校ドラフトの時も「西武・・・?」という時期があったと思いますが、
今の松坂投手を育ててくれたのは、やっぱりライオンズですよね。
わずかな失点差で負けた試合が多い時期もありましたが、やっぱり彼はタフで良い投手になりました。
レッド・ソックスではどんな活躍をするでしょうね~。

私自身、大リーグにはあまり興味もないのですが・・・というのも、大好きな野茂投手が今は出ないからです。
ドジャース時代からずっと彼の試合を日本から応援していたのですが。
野茂投手のあとに次々と大リーグに移籍して行きましたが、やっぱり野茂さんが一番でした。
今はどうされているのかな。


日本でも次々と来期の入団選手達の会見などが行われています。
駒苫の田中君もフルキャストのマウンドに立ったり、八重山商工の大嶺君も千葉マリンに行ったとか・・・。
早くシーズンが始まって欲しいです。



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私が思う「香田証生さん」のこと

2006-12-15 16:11:16 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
昨日借りてきた、「香田証生さんはなぜ殺されたのか」を読みました。
深夜と午前で一気に読んで、さらに胸が痛くなりました。

彼がイラクで亡くなってもう2年が経ちました。
当時はイラクで命を落とすジャーナリストなどが出てきて、さらに命は助かったものの拉致された日本人もいて、政府やマスコミはかなり騒ぎました。
その後、香田さんの事件が起き、いろいろと非難されました。
そして残酷な最期の動画が配信されて、大変な騒ぎでした。

私の周りでも知り合いが「主人と息子がネットで動画を見ていた。」などと話す方がいました。
今の時代には興味のあるものはほとんど見ることが出来ますが、何故見たいと思うのか・・・分かりませんでした。
それくらい、つらい結果と思っていたのです。

確かに世論としては、
「彼は自分の好き勝手な行動の上でイラクに入った。」
「今の社会情勢も理解できないバカだ。」
などと、先に拉致された3人と同じように「自己責任」と叩かれました。
彼はただの旅行者だったのでもっと風当たりが強かったかもしれません。
でもなぜか私には香田さんの件はあまりに辛い事件だったのです。

私は彼とほぼ同じ年代の男の子が2人います。
二男坊はお金を貯めてはアメリカに何度も行ったりしたので、何故か他人事に思えませんでした。
いつの間にか、香田さんの母親の気持ちになって事件を追っていました。
香田さんのお母さんは病弱のご主人を支え、看護師として働いています。
彼の悲しい結果を知っても、マスコミの前で悲しみを押し殺し
「日本政府や国民の皆様に本当にご迷惑をかけました。申し訳ありませんでした。」と謝罪していました。
これを見た時も、子どもを失った強い悲しみがあるのに母親はすごいな・・・と胸が苦しくなるくらい悲しかった記憶があります。


今回、読んだ本は元祖・貧乏旅行家と言われる旅行作家の下川裕治さんが書かれたものです。
バックパッカーという言葉もまだ無い時代に世界を旅した50代の方です。
たくさんの取材拒否にあいながらも、香田さんの故郷からニュージーランド、イスラエル、ヨルダン、イラク・・・・と彼の足跡を追って書かれていました。
そしていつも香田さんの思いを「・・・だったのでは」と自分と重ねながら、
彼の自分探しの途中で何故イラクに行ったのか、問いかけながら。

きっとニュージーランドにいた時から、「これは違う!」と思うことの連続だったかもしれません。
外国を旅する上ではまだ考えが甘いかもしれませんが、若いってそういうことですよね。
不器用ながら、一生懸命勉強して、次へ次へと進もうとしていた香田さん。
貧しい国での生き方には失敗したかもしれない。
でも、TVで小さな声で訴えた「すみません。日本に帰りたいです・・・。」の言葉を今でも思い出します。

本当のことは彼がいなくなった今は誰にも分かりません。
でも本を読んでさらに、香田さんのご冥福を祈りたい気持ちでいっぱいです。
ご両親とご兄弟のみなさんのそばにずっといられるようにお祈りします。

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